14.《ネタバレ》 数十年も前の中学生時代、音楽の先生が激推ししていた映画です。マルセリーノの歌?か何かが教科書に載っていたんだと思う。 その後30代ぐらいに借りて鑑賞してみて、ああ先生の言っていた通りの映画でした。 宗教色が強くてあまり入っては行けなかったけど、なかなかよかったです。 当時の映画好きは皆観たのかなぁ。 【大治郎】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2022-12-27 10:23:21) |
13.《ネタバレ》 大学生の時、名画座の3本立てで見たことがあります。しかしかなり忘れていたようで、記憶にないところがかなりありました。特にキリスト像に関しては、とっとと動き出してセリフまで喋っているとは驚きました。ここまで来ると初見と変わらないようなような気もします。 私はヨーロッパの文化に関心があるので、キリスト教映画も抵抗なく見られます。しかしそれはあくまで文化的な側面であって、本作のように奇跡をてらいなくストレートに描かれると、ちょっと評価に困ります。もちろん悪い映画とは思いませんが。修道士か12人とか、架空の友達遊びとか、そのあたりもうまく作ってあると思います。そんなこんなで、結局無難な点数を付けざるを得なくて、製作した方々には申し訳ないような気もします。総合的には、わりと好きな作ですし。 【アングロファイル】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2015-07-21 20:34:40) |
12.キリスト教のような一神教には共感できないですが、この映画は良かったです。 【ProPace】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-09-28 17:32:50) |
11.《ネタバレ》 たったあれだけの暗くて薄汚れた空間に、あんな荘厳で神々しい奇蹟をつくり出せるなんて!それだけでもこの映画は後世に残る価値があります。また、僧侶たちの場面登場人数が増えたり減ったりするのも、よく見るとその場の雰囲気を周到に考えて使い分けられている。それによって、作品全体の奥行きが増しています。 【Olias】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-09-26 01:50:00) |
10.ちょっと宗教色の濃い内容で、鑑賞中は今一つピンとこなかったのだが、 鑑賞後は子供の純粋な心にじわじわじーんと・・・。主役を演じる男の子がとてもかわいくて、 よけいに涙を誘ったのかも。内容は全然違うけど、子供を視点に描いた作品としては、 「禁じられた遊び」とともにお薦めの映画。 【MAHITO】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2012-01-20 01:07:54) |
9.《ネタバレ》 あどけなく愛しいマルセリーノが、「今すぐに」と旅立っていった結末に、茫然となりました。無償の愛情を惜しみなく注ぎ込んだ12人の父の心中を思うといたたまれないのですが、会う事が叶った母にお粥さん達の話をしている姿が想像出来るところにせめてもの救いを感じました。余韻の深い作品です。 |
8.《ネタバレ》 「ええと・・・・確かこういう内容の映画だったんだけど、タイトルはなんていうんだっけ?」という、名作なのになぜかなかなかタイトルが思い出せなかった作品。かなり前に観たきりですが、涙した悲しいあのラストだけはよく覚えています。イエス様、いたいけな坊やをあんなふうに連れて行くのだけはどうしても納得できません・・・!(涙) 【☆Tiffany☆】さん [地上波(字幕)] 7点(2007-08-17 14:52:22) |
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7.《ネタバレ》 子供が幼かった頃、私を完全に信頼しきったその無心な顔をみて、ふと昔見たこの映画を思い出したことがある。マルセリーノの何の憂いもなさそうに見えながら母に会いたいと言う場面が脳裏に浮かんで、なおさら我が子がいとおしく思えたものだ。しかし、そんな幼子を連れていってしまうとは、いったいどういう類の神なのだろう。 【駆けてゆく雲】さん 7点(2004-05-22 14:26:52) |
6.母親大絶賛の作品です(笑)。12人の僧侶が歩く姿は御伽噺のようで、何故かシナの7人の兄弟という童話を思い出しました。モノクロなのに景色と空の青さがヒシヒシと迫ってきます。 【ジマイマ】さん 7点(2004-05-06 22:51:46) |
5.あまりにベタな宗教映画なのですが、迷いなく徹底しているので一種の爽快感さえあります。修道院に孤児が引き取られるような話は日常茶飯事だったのですが、どこかでこういった伝説が生まれるような雰囲気が修道院というところにはあります。キリスト教にとって小さな男の子つまり「幼な子」はイエスを想起させる存在であり、主と従が一気に逆転する転機でもあります。モノクロで質素な画面は、こうしたシンプルな物語を描くのにふさわしいと思います。わたしにとっては良質のキリスト教入門でした。近年リメイク版も作られたようですが。。。 【バッテリ】さん 7点(2004-02-12 22:45:23) |
4.宗教色の強い映画という印象です。 マルセリーノを一生懸命育てる12人の僧侶、主題歌に乗せて日々の生活が語られるシーンは名シーンと呼ぶに相応しい。 見たこともない「母親」という存在をマルセリーノは切望します。非常に心打たれるものが有り、ラストは何とも言えない感情が込み上げてきます。 |
3.かなり子供の頃に見たけどお坊さんたちがあまりに可哀想で大泣きした。マルセリーノがサソリに噛まれて生死の境をさ迷えばみんなで必死に看病するし、懸命に育てても彼の悪戯で村長に全員村を出て行けと言われるし、切羽詰った時に神様が救いの手を差し伸べてくれた結果が・・・あんまりです。汚れなきという言葉がトラウマになりました。 【mimi】さん 7点(2003-11-27 21:59:30) |
2.この作品、何とカンヌの特別賞にベルリン映画祭金熊賞をゲットしてたんですね。ラディスラオ・バホダ監督の作品は結局コレ一本しか観ていませんが、奇を衒わず何とも素朴なタッチで好感は持てると思います。まぁ、しかし何と言ってもマルセリーノ坊やを演じたパブリート・カルボ少年の愛くるしさに尽きるでしょう!残念ながら3年前(2000年)に亡くなられたようですが…映像に込められた彼の姿は永遠に語り継がれることと思って止みません。合掌。でもアチラと違ってちょっと非キリスト教徒にとっては冗長に感じる部分も無いではないので…7点。 【へちょちょ】さん 7点(2003-06-29 08:22:39) |
1.そりゃ結末がどうなのか、何度も何度も観て、もう、分かっているんだけどもね・・・。マルセリーノが「主」に望みを聞かれ、母親に逢いたいというあたりから・・・あー、もうたまらん。 |