1.公開当時、小学生だった私は結構感動したことを覚えています。フランク・シナトラが何者か知らずにただ渋い俳優さんだと思っていました。この映画は当時、週刊誌に読みきり漫画としても載っていました。走る列車の床板に穴を開けて外に出るシーンとか、シナトラが敵兵の銃弾を受けながらも走り始める列車に向かって必死に走るシーンなど思い出します。皮ジャンの着こなしとか、斜めにかぶった帽子とかシナトラはいかにもカッコつけてますが、仲間を生かすために最後まで敵との前線に残る姿はまさにヒーローそのものという印象でした。