37.安易な英雄モノだと勝手に想像していてパスしてきましたが、意外にも真面目な伝記系・歴史系の深い映画でした。キリスト教に通じていたらもっと深く読み解くことができたと思いますので、日本での評価は致し方ないのかもしれません。(私自身、半分も理解できたかどうか・・) 映画の表面上はジャンヌ・ダルク(ミラ・ジョヴォヴィッチ)がとてもかわいそうに見えますが、、「神の啓示」=「自分が信じたいものだけを見る・信じる」という利己的な危うさがよく表現されています。そういった視点でこの作品を見た場合、途端に可哀そうだとは言い切れないのがこの映画の真価だと思います。時代が変われば精神病棟、ある意味彼女はあの時代に生きて幸せだったのかもしれません。ちょっと全体的に暗い作品ですが、観た後に色んなことを感じたり考えたりすることができるなかなか良い映画です。 【アラジン2014】さん [インターネット(字幕)] 7点(2022-05-03 14:55:27) |
【さそりタイガー】さん [地上波(吹替)] 7点(2008-06-09 12:03:07) |
35.史実通りなのかは知らないのでコメントをさけるが、実際やっていた魔女狩りに関してはキリスト教は罪を認め、謝罪した。しかしこういうことを行っていたとは信じられない。 【あるまーぬ】さん [地上波(吹替)] 7点(2007-07-28 08:31:36) |
34.リュックベッソンとミラジョヴォヴィッチのファンなので結構好きです。最初の子供のジャンヌが花畑を走りぬけるシーンが一番綺麗ですね。もし自分がこの時代のフランス軍にいたとしたら間違いなくジャンヌを信じて戦っているでしょう。「Follow me !!」って言われたら突撃しますよもう間違いなく。宗教的な話のことはよく分かりませんが、一人の少女を中心として戦う軍っていうのはかっこいいですね。ヴァンサンカッセルのステキな瞳が好きなので後半の少し長くて失速気味な部分も我慢します。まああの後半があってこその映画だとは分かってるんですが。トータルで見ると宗教臭いところが多いんですがやっぱ好きですねこの映画。 【赤紫】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-04-26 23:00:34) |
33.ジャンヌ・ダルクという聞きなれた題材をうまくまとめている。特にジャンヌを描く際の視点が良い。使い古された題材だけに、ある意味この切り口、見せ方が王道になりつつあるのかもしれないが、全体的によくまとまっている。映像も良い。ゆえに作品時間の長さも気にならなかった。後半が冗長との意見も多いが、演出はともかく、あの部分がなければ作品のクオリティははるかに落ちる。後半にこそ、リュック・ベッソンがこの作品を作るにいたったモチベーションがあるのではないだろうか。 【ムッシュ★いち~ろ!!】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-12-13 17:20:13) (良:1票) |
32.あまりジャンヌに感情移入(というか、応援)できる人っていないかもですね……かなりオカシイ人になってます。それにしても戦争はやっぱり下っ端が大変だなあ。私なら最後尾で早々に死んだフリ→敵前逃亡ですよ。 【えむぁっ。】さん [地上波(吹替)] 7点(2006-04-05 01:01:49) |
31.戦闘シーンはすごい迫力!!鳥肌もん。ミラもかっこいい。ただ後半になると宗教的で全く意味が分からずテンション大幅ダウン。 【地理10/2005】さん [地上波(吹替)] 7点(2005-11-02 18:10:27) |
30.これ、リュック・ベッソンの最高傑作じゃないですか(気軽にテレビで観たからそう思うのかな?)。私とはどうにも肌の合わなかったベッソンの馬鹿っぽさが、本作では超エキセントリックな主人公・ジャンヌに集約され、彼のセンスが破綻することなく発揮されていると思います(効果としては押井守の「うる星やつら2/ビューティフル・ドリーマー」に近いかも)。聖処女と言うよりも狂女といった感じのミラ・ジョヴォヴィッチの容姿と演技も良かった。特にジャンヌが最初に出撃するシーンでは、背筋がゾクゾクしてしまいました。残念なのは、アメリカのレイティングを余り気にしてないくせにハリウッド・スターを使った英語劇にしてしまう等、中途半端に世界市場を意識した企画の方向性。ベッソンはもっと突っ走った方がいいヨ、7点献上。 【sayzin】さん 7点(2004-10-13 23:16:20) |
【クロ】さん 7点(2004-09-29 11:23:36) |
28.リュック・ベッソンって器用なんだけどなあ、なんか器用さで撮った映画に感じて釈然としない。空から剣が降りてくるシーンだけはなぜかコメディに・・ 【5454】さん 7点(2004-09-25 21:33:46) |
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27.点数はこんなかんじですけど、案外良い作りだったんではないでしょうか。長いんですけどね。時代考証は最重要項目であるべきですが、LOTRで「ほんとうにコビトなのかYO!」としか思えなかった自分ですので、まことちゃんカットな人々の連続に、少々、うぷぷ・・・いかんいかん・・・ あーやっぱりでむぱシーンが笑えるだけの作品だなあ、と最初は思いましたが。結局でむぱ少女であった、と徹底していたところが良い結果を生んだのでしょうか。変な顔の王と王族たちのために良く頑張りました。と思ったら、ジョン・丸子ビッチにヴァンサンカッセル様!!人間、髪型が非常にかんじんなのだと、改めて思わされました。まる。なんじゃそりゃ。しかし、ベッソンは定期的に我々をトホホとさせてくださるので、油断はなりません。 |
26.個人的には前半よりも後半のほうが面白かった。ダスティン・ホフマン、いいじゃないですか。けど確かに、「その時歴史は動いた」でやってたヤツのほうが面白かったんですけどね(汗)。あ、シャルル(王)の母親はロボコップに見えました。 【ゆうろう】さん 7点(2004-03-24 00:03:55) (笑:1票) |
25.純粋な乙女が自己暗示によってどんどん深みにはまっていく様を、ミラ・ジョヴォヴィッチは好演していたと思います。当時の魔女狩りがどんなであったかは文献と想像でしか判断できないけど、純粋な乙女のこういった思想も、一種の「憑依現象」のように取られていたのではないでしょうか。 【ソフィーの洗濯物】さん 7点(2004-02-18 01:46:19) (良:1票) |
24.《ネタバレ》 私の大好きな、ジョン・マルコビッチ様の髪型が変だ~(≧o≦)ついでに、結構いやみな役だったなぁ・・・。 でも、ジャンヌの勇ましさには惚れ惚れ!確か、ミラ・ジョヴォヴィッチさんは監督の奥さんで、弓で射られるシーンでカメラに向かって恐い恐いって言ってたとかいないとか・・・神様とか神官とか王様とか、なんだかとっても難しかったけど、面白かったと思う。 |
23. 特別におもしろかったわけではないがかなり印象に残っている映画です。 【kure】さん 7点(2003-12-25 11:54:07) |
22.ミラ・ジョヴォビッチの演技は好き!あの謎の男がダスティン・ホフマンだったなんて…でも、何であんな髪型してるの??ストーリー的には面白いけど、ちょっと長いかもな。 【アンナ】さん 7点(2003-12-06 22:23:05) |
21.良くできていると思います。ジャンヌの実体は寂しいけどこんなものでしょう。ミラ・ジョボビッチにカメラが集中しすぎな気もしましたが、そうは思いつつ引き込まれてしまいました。バッド・エンド覚悟で見ないと嫌気がさすかも。 【流月】さん 7点(2003-12-04 14:35:39) |
20.ストーリー展開にやや間延びする部分はあるが、圧倒的なスケールで描き出した映像世界は目を見張る。独特のスマートさがない分、リュック・ベッソン作品らしさはあまりないけど、ミラ・ジョヴォヴィッチの等身大の熱演を見るだけでもその価値は充分にある。 【鉄腕麗人】さん 7点(2003-11-28 18:18:37) |
19.ジャンヌの物語は史実に忠実にすればするほど、アクションが前半にカタマっているんで、どうしても後半はテンションが下がる。後半はキリスト教的なお話なので、ピンと来ないのはしょうがないか。でも、がんばった方だと思うです。ミラ・ジョヴォヴィッチのイってるジャンヌ像もよかったし。アクションシーンはこんだけ甲冑出まくりなのも久々なので、ワクワクしました。 【拇指】さん 7点(2003-11-23 19:47:17) |
18.歴史スペクタクルとしては、なかなかの出来映え。本作はリュック・ベッソン流のジャンヌ・ダルク像で、救世主というよりも復讐者としての少女をドラマチックに描いている。大好きだった姉を英国兵に惨殺されるという過去を持ち、ジャンヌ(ミラ・ジョボヴィッチ)の心にあるのは愛国というよりも英国兵に対する“憎しみ”だけである。「神のおつげ」ですべてを正当化しようとするジャンヌだが、やがてそれは神への大罪であることに気付き心の葛藤と苦しみが始まる。ジャンヌの良心(D・ホフマン)との会話の中、彼女の心の奥底が明らかにされていく。そして史上有名なラストシーンへ…。やっぱり英語じゃなくて、フランス語でしゃべって欲しかったネ(-1)。 【光りやまねこ】さん 7点(2003-11-14 14:51:28) (良:1票) |