東京兄妹のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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東京兄妹

[トウキョウキョウダイ]
The Tokyo Siblings
1995年上映時間:92分
平均点:6.78 / 10(Review 9人) (点数分布表示)
公開開始日(1995-01-14)
ドラマ
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監督市川準
助監督吉川威史
キャスト緒形直人(男優)日暮健一
粟田麗(女優)日暮洋子
手塚とおる(男優)友人
広岡由里子(女優)恋人
白川和子(女優)おばさん
音楽梶浦由記
撮影川上皓市
小林達比古
製作鍋島壽夫
プロデューサー吉田多喜男
配給ギャガ・コミュニケーションズ
美術磯田典宏
録音橋本泰夫
照明中村裕樹
その他吉川威史(キャスティング)
あらすじ
東京の下町、雑司が谷に、二人きりで暮らす兄と妹がいた。幼い頃に両親を亡くしつつも地道に真面目に生きてきた二人。ある日、兄が友人を家に招いた時から、今までの暮らしに変化が起き始める…
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3.《ネタバレ》 鬼子母神の古い家を受け継いでしまった兄妹は、家に見合うようにしっかりしなければならないと、戸主らしい夫婦のようなたたずまいを見せざるを得ず、古風なスタイルに傾斜していく。ここらへん、いじらしいのだ。兄妹でじゃれあいをしない。自転車で兄を追い越すときも「おにいちゃん」などとじゃれない。だから終わりのほう、都電の中で兄妹が兄妹らしく脚の上げっこをするシーンが光る。墓参りの帰りで、家を守る“夫婦”の役割りを離れ、子ども時代の兄妹に戻れたのだろう。兄が座椅子を買ってくるが、妹はどうも使いたがらない、というエピソードもあった。コタツに前屈みになりたいんだな。二人のこの“夫婦”の関係が危うくなると時計が止まる。ゼンマイを巻く妹を、見上げる兄の目には女が映っているような。妹がいなくなって初めて、テレビを見るシーンが出た。天気予報という外部が映っている。帰ってきた妹に「風呂にはいれよ」と言う。で、いいのはラストだ。楽園に戻ったところで終わってはいけない。自分から退去していくとこで終わるのがいい。チリと鳴りかける鈴、ふと家事の手を止める妹、静かに門を閉め直し、振り向く兄でストップモーション、にくいね。
なんのかんのさん [映画館(邦画)] 7点(2009-07-11 12:00:23)(良:1票)
2.《ネタバレ》  20世紀末期の生活空間としての東京のリアルな姿がこの作品には残されています。東京出身者としては、華やかなオフィス街や繁華街ではない等身大の東京の映像を見ていると本当に落ち着きます(まあ、美しい音楽と映像で美化されている部分もあるとは思いますが)。
 ストーリーも、その美しい東京の姿を引き出すような落ち着いた展開で悪くなかったです。ちょっと緒形直人が若年寄すぎるような気がしますが。
TMさん [ビデオ(邦画)] 7点(2009-05-20 17:02:41)
1.下町の雰囲気が好きなので、この映画は舞台設定だけで好きになってしまった。お話し自体はリアリティがありそうで、でもないですよねやっぱり。いないよな、こんな兄妹(笑)緒方直人の臭い演技が鼻につくが、粟田麗はベストキャスティングだと思う。映画を観た後に雑司が谷を散歩しましたが良い所ですね。小津の真似とか言われるみたいだけど、特に気にはならなかったです。
じふぶきさん 7点(2003-06-03 14:07:46)
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【点数情報】

Review人数 9人
平均点数 6.78点
000.00%
100.00%
2111.11%
300.00%
4111.11%
500.00%
6111.11%
7333.33%
8111.11%
900.00%
10222.22%

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