1.《ネタバレ》 2年前のメンバーがほぼ総出演でその成長過程が見れて、各自それぞれに見せ場が用意されていて、あの時の出演者たちがいかに大事に扱われているかということが見て取れます。例えば、マチューにしてもそう、今回彼はヴィックの恋愛対象とならないし、出番にしたら僅かな時間であるのですが、その中でしっかりと彼が別世界で成長していってる姿が見て取れるし、仲間たちからはカッコイイと持ち上げられ、過去にヴィックの恋人だった者として全く汚される事なく株を下げていない。
その他の出演者に関しても、友だちのペネロプやその妹のサマンタにしてもしっかりと見せ場が用意してあり、その成長過程を見届けられるものとなり、かなり真面目で正統派な続編となっていましたので続編としての雑さを一切感じなかったことに好感持てました。同じ方が監督をやられているので、やはり過去の出演者に対して愛情があるのでしょうね。良い流れでありました。
だがですね、ただ一人だけ気の毒な子がいましたね、そう、メガネの子。あの子ヴィックになんべんすっぽかしを喰らっていたでしょうか 挙げ句、ひい婆ちゃんに連れられ、二人っきりでオペラ会場でオペラ鑑賞だなんて、あれ罰ゲームにあたるレベルですやん かわいそうだよ ホンマ大変お気の毒なのでした(笑)
ラストシーンについては、ワタシは別にあのお二人がお似合いだとは思えていないので、二人のハグシーンについて別に何とも思えなかったのですが、そんなことよりも、そう、バッグですよね あららま〜 彼のバッグは持ち主不在となって一体どこまで行ってしまうのでしょうか。持ち物などほったらかして動く衝動は若さゆえ。そのバッグひとつが青春映画のシメとして素敵なアイテムとなっておりました。