10.《ネタバレ》 例えば人名事典か何かでフリーダの生涯をざっと追えば、「悲劇の画家」という印象しか残らないかもしれません。しかし、「それは違う」とこの作品は訴えかけてきます。寿命の長短や痛みの有無ではなく、喜怒哀楽の激しさこそ人生の価値を決めるのかなと。最後の「もう戻りたくない」のメッセージは、絶望でなく、「生き切った」という満足感から発せられたような気がします。 【眉山】さん [インターネット(字幕)] 7点(2015-02-01 18:18:49) |
9.この映画の主人公のような尋常ではないエネルギッシュな人を見ていると自分の情けなさが身に染みて感じられ、つらいです。人の思惑なんか屁とも思わなければ何かを成し遂げることはできないのでしょう。それは無思慮として非難されることが多いのですが(日本などでは特に!)、それこそ嫉妬というものの実態なのかもしれませんね。 【きのう来た人】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-05-10 05:33:07) |
8.万人受けする娯楽映画じゃないけれど、ドラマとしては面白かったです。主人公のドラマティックな人生、そして美しい映像。映画には衣装、セットなど色がふんだんに使われていて綺麗でした。この役は、サルマとJローが争ってサルマが勝ったと聞きました。サルマで正解だったと思います。本当にフリーダにそっくりだし、エキゾチックな衣装は似合うし。Jローだと、彼女自身のイメージがありすぎて、映画は同じ仕上がりにはならなかったと思います。 【ぐり】さん 7点(2005-03-21 02:07:00) |
7.すごく熱くて、いい映画でした。サルマ・ハエックはナイスバディです。でも学生役まで自分でやるなんて・・。すごい。 【ネフェルタリ】さん 7点(2004-12-17 12:13:15) |
6.面白かった。芸術の秋に見るにはぴったりです。コラージュの面白さ、スケルトンアニメのかわいさ、映像の楽しさがたっぷり。背景の激動の時代がさらりと描かれていて、こちらも興味深かったです。音楽も◎。フリーダ・カーロの画を美術館で見たときには、あまり感銘を受けなかったけど、この映画を見てから見直したくなりました。映画の楽しみ方のひとつですね。死ぬ直前に恋愛を振り返るとき、どんな人がうれしいのかなと思ってしまいました。 【omut】さん 7点(2004-10-30 00:58:57) |
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5.「情熱」という言葉がぴったりな映画でした。ストーリー的にはよくも悪くもないと思うのですが、フリーダや映画全体に漂う情熱的な雰囲気に圧倒させられ目が釘付けになってしまった場面も数々あるので7点。 【るいるい】さん 7点(2004-10-11 15:06:18) |
4.《ネタバレ》 メキシコに実在した画家フリーダ・カーロの壮絶な生涯を描いています。彼女の描く絵は自虐的とも言えるような痛々しい自画像が多いのですが、彼女の絵からは人生の苦しみや痛みが前面ににじみ出ていながらも、ただ悲観的になるだけではなく這いつくばってでも生きようとする生への執着を感じます。どれだけ肉体的・精神的に傷ついたとしても必死に生きようとする彼女の生命力と情熱に僕は圧倒されてしまいます。映画のことを言えば、フリーダの痛みと情熱は十分に伝わってきたのですが、フリーダをよく知っている人にとっては少し物足りない内容ですし、フリーダをよく知らない人にとっては理解に苦しむ内容という中途半端な感じだったのが残念ですね。 |
3.同じ女性としてフリーダみたいな生き方には憧れずにはいられないです。もう少しアーティストとしての彼女を見たかった気もするけど、そこんとこは絵を見なさいよと言う事か。ところでトロツキーを演じていたのはジェフリー・ラッシュだったんですね。全然気付かなかった。相変わらず化けるっちゅーかカメレオンなオヤジですねぇ。 【黒猫クロマティ】さん 7点(2004-08-31 15:07:43) |
2.一人の画家の生涯。ノンフィクションものって、面白いとか面白くないとかではなく、ただ単純に感動してしまう。そんな人生をたどった、一人の人が実在したわけだから。フリーダの時代まで気持ちはタイムスリップしました。 【もちもちば】さん 7点(2004-08-05 00:19:10) |
【ぷっきぃ】さん 7点(2004-05-04 20:58:03) |