1.映画館で公開されたストーンズのライヴ・ドキュメンタリーとしては、
マーティン・スコセッシの「シャイン・ア・ライト」の方が有名かもしれないし、
スコセッシがストーンズを好きなことも、それまでの彼の作品を見れば凄く分かりやすい。
本作の監督はハル・アシュビー。本作では1981年のツアーを取り上げています。
ストーンズがこれまでにどれだけの数のツアーをこなしてきたのか分かりませんが、
今にして思えば、このツアーはストーンズの歴史の中でも重要なツアーだったし、
今となっては本当に貴重な映像だと思います。
ビル・ワイマンがいる。イアン・スチュワートもいる。ファンにとってはたまらない映像です。
余計な映像をほとんど挿入せず、まだ若く躍動するストーンズが堪能できます。
ほとんどストーンズ・ファン限定の作品ですが、ストーンズ・ファンにとっては十分な作品です。