27.《ネタバレ》 友情あり、恋愛あり、家族ドラマありと、思っていたよりドラマ性のある飽きさせないストーリー。 個人的にはもっとサッカー主体のサクセスストーリーを期待していたんですけどね。 家族との確執、恋愛エピソードはもう少し控えめに、味付け程度に。そんでサッカーでライバルがいたり、挫折があったりして、それを乗り越えていくまっすぐなサクセスストーリー。まあ見る前から勝手な想像をするのは自分の悪い癖だとしても、サッカーやトレーニングの描写が思っていたより遥かに少ないのは物足りないです。 ただ、これはこれで楽しい作品。あくまでエンタメ作品の様相を保ちながら、これだけ異文化の障害が非常にわかりやすく描かれているのはポイントが高いです。 正直インドって、『何でもOK!』みたいな朗らかでおおらかな国民性をイメージしていたんですが、これを見る限りでは全然違いますね。むしろ閉鎖的で伝統、格式、世間体を重んじる、昭和の日本みたいです。 その昔ながらの文化、伝統が、まさに異文化交流を通して少しずつ変わっていくその様子が自然な形で見てとれます。グローバル化ってこういうことなんでしょうか。 主人公の父親のキャラがぶれているのが気になるのと、コーチとの恋愛が不自然すぎるのを除けば、全体通して爽やかな青春異文化ストーリー。 なかなか良いんじゃないでしょうか。 【たきたて】さん [DVD(字幕)] 7点(2015-12-28 12:49:22) (良:1票) |
26.王道ストーリーなんだけど、だからこそ面白い。本作のように子の夢に親がとかいうのは、世界共通なんだろうか。それでも、独特のインド文化にも触れることができて興味深い作品だと思うよ。女性がプロスポーツへのハードルと言うのも表現できてる。世に出る前のキーラナイトレイの演技も観れる。なかなかよい演技だった。ジェスが日本の私には竹内結子に見えた(笑)。邦題はちょっと狙いすぎてあざといね。逆に損してる気がする。キャッチーではあるけど。 【タッチッチ】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-05-13 12:10:19) |
25.《ネタバレ》 劇場で公開当時、予告編を見たのだが、サッカーがテーマの、青春コメディとしか思えなかった。それでまったく興味を感じなかったのだが、後になって、どなたかの映画評でインド系イギリス人の少女の、マイノリティとしての悩みを描いたものだと知り、 DVD で見たのである。 悩み、といっても、映画自体はテンポ良く、からっとしていて、躍動的なサッカーの試合のシーン、色彩鮮やかなインド系の人々の風俗など、楽しく見ることができる。 だが、一方、同じ街に住みながら、白人とインド系移民とでは、ほとんど接点のないようす、民族的な伝統の名の下に、女性が抑圧されている状況、恋愛と自らの夢との葛藤、などなど、考えさせられる要素もあれこれと盛り込まれている。 しかし、キーラ・ナイトレイは、こういう身勝手で押しが強く、それでいて魅力的な役がよく似合うなぁ。彼女の母親の勘違いぶりもおかしかった。 特別な才能のある妹がその才能を武器に夢をかなえ、ふつーの女の子である姉が、結婚に夢を求める、という筋立ては、差別に対してなんの解決にもなってないけど、しょせんサワヤカな青春ものなので、このあたりが落としどころかな。 【yhlee】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-07-25 15:45:45) |
24.邦題からして期待してなかったけど、中身は結構シリアスで、意外や意外に楽しかった。監督がだんだんかっこよく見え出した。こういう異文化間の話って興味深い。 【Michael.K】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2007-01-20 18:02:27) |
23.タイトルはB級、しかし、ストーリーは非常にエンタティメント性の高いつくりで、意外にも感動させてくれるとの評判。まさに評判どおりです。若干、単純なストーリー展開ではありますが、そこに華を添えているのが、話の舞台がイギリス社会のなかで暮らすインド系の家族だということ。イギリス映画で、インド人がこれほど自然に主人公を張っているのにはびっくりした。しかし、インド人の結婚式シーンは「踊るマハ○ジャ」チックに描かれている気がしたが、気のせいでしょうか? 【如月CUBE】さん [地上波(字幕)] 7点(2006-09-10 22:02:56) |
22.《ネタバレ》 キーラ・ナイトレイ目当てで見たんですが、全編インドカラーに染まっててびっくり。どミーハーな喧しい映画かと思ったら、結構真面目にインド人社会を描いていてまたびっくり。ついでにキーラの扱いがビミョーでびっくり。ジェスの抱えた苦悩はいっぱい幾つもあって、その障壁を乗り越えてゆく過程が気持ち良く楽しめました。ただ、ジェス自身はあんまり能動的ではなくって、いちいち周りの人に助けて貰ってるんですけどね。主人公を支える良き人々がいっぱいいます、って点ではイギリス映画っぽいかな。そういう、沢山の人の優しさが出てる映画って、嫌いじゃないです。でも試合シーンがハリボテ状態なのは残念。どうしてもみんなサッカーが上手い!とは思えませんでしたからね。で、問題はキーラの扱い、と。中盤までは「花添えます」程度の扱いに見えて、まるで「壁が淋しいので飾られたキレイな絵」みたいな存在に思えました。それがドラマに絡んできて重要なアクセントになるものの、2つの大きなポイントのうち1つは、なんだかモヤモヤしたまま終わっちゃいましたねぇ。かわいそーに。ジェスはその両方にきっちりとケリ付けて貰えたのにね。せめてラストの空港でまとめて欲しかったところです。ところで、ナンってガス台で焼けるモノなのですねぇ。煤が付いたりしないのかな? 【あにやん🌈】さん [DVD(吹替)] 7点(2006-07-13 00:47:09) (良:1票) |
21.あたしはこれ、結構好きだな。 邦題が気に入らない人が多いみたいなんだけど、あたしはあまり気にならなかった。だって、判りやすいでしょ。 加えて、これ以上の邦題をつける事が出来るかというと、あたしには難しいとしか思えないのだけど。最近の風潮として原題をそのまま付けるってのもお粗末だし。 内容も良いよね。ハリウッドでは作らないネタだし、でも、これ自体が持ち込んでいる題材ってのはものすごく興味深いものだし、こういうネタの持っていきかたや、映画の撮り方がやはりイギリス主体なんだな、と言う事が良く判る。 【奥州亭三景】さん [地上波(字幕)] 7点(2006-06-18 06:30:47) |
20.パキスタン系と共にイギリスに深く根を下ろすインド系英国人。エコーベリーのヴォーカリスト、ソニアの「インドに行ってみたけれど自分はイギリス人と強く感じた」って言葉を思い出す。ブレイクスルーな青春は清々しいけれど少しありきたり気味?キーラのママ役J・スティーブンソンが「エマ」の牧師夫人役と同じく最高に面白い。J・L・マイヤーズは半分経過するまで不覚にも彼だとわからなかった。(ド派手なグラム・ロック・スター→すっぴんのジャージ姿のコーチではね)傷だらけのボールが飛ぶ、ジェスの夢をのせて。 【レイン】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2006-05-07 12:52:04) |
19.レンタルビデオ屋さんで、何かいいのないかなーって探してたら、キーラ・ナイトレーさんの名前を見つけて、主演って思って借りてしまいました(^_^;) 『ベッカムに恋して』ってタイトルなので、ベッカムのミーハーなファンの話なんだろうって思って見るのを敬遠していたのですが、内容は予想と全然違ってかなりおもしろかったです。なんか変な誤解とかおもしろったです☆ タイトルがもっと違ってたら、もっといろんな人に見てもらえるんじゃないかなー。 友達のインドの男の人がK-1選手のジェロム・レ・バンナさんに似てました♪ 【mako】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-12-10 12:57:43) |
18.この手のサクセスストーリーは好きです。ただ、ベッカムを使わなかったほうが良かったのでは? しかも、実はほとんど使ってないに等しい。表題だけ(+ラストシーン)しか使わないのなら、使わないほうが良かったと思う。 【ぱんこ】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-06-06 21:34:59) |
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17.《ネタバレ》 女の子ふたりでサッカースパイクを楽しそうに買いに行くシーンが大好き。「ベッカムに恋して」=「サッカーに恋して」なのだろうと、サッカーに恋してる私は思う。親に隠せる程度の練習でスカウトがくるほど女子サッカーは甘いのか!というつっこみもしたくなりますが、全体にただようハッピー感で許せちゃう、好感のもてる娯楽映画でした。 【ETNA】さん [映画館(字幕)] 7点(2005-05-26 14:38:23) (良:1票) |
16.イギリスにすんでたころめっちゃマンUの試合みにいってただけにベッカムの移籍はショックでした(笑) けどベッカムより日本代表のDF中澤佑二がかっこいいです。 てかハナシずれすぎてごめんなさい(>_<) キーラがかわいかったです。サッカー好きなひとにはおもしろかったです。 【ギニュー隊長★】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-05-08 18:14:00) |
15.「My Big Fat Greek Wedding」と共通するものがありますね。移民の親と子供の間の文化のギャップというあたり。結末が見えていようが、私はこういう作品は好きですが、移民国家ではなく親と子の文化のギャップがない日本ではさほど共感を得ない作品かもしれません。 【ぐり】さん 7点(2005-03-20 01:38:11) |
14.みなさんが評価しているとおり題名で少し損をしている気がします。この邦題だとベッカム目当ての人は不満が出るだろうし、ベッカムキライな人間は元から観ないでしょうから。各言う私もシロのチームの人は嫌いです。ついでにマドリーを「レアル」って呼ぶのにも抵抗あります。閑話休題。この映画、キーラナイトレイが出ているって知りませんでした。最近良く出る女優さんですが、この映画でもしっかりオーラを出しています。主人公よりも存在感あるように思いました。さすがです。ストーリ展開に?部分もありますが、中盤までは一気に見せてくれました。しかし、やはり主人公とコーチの関係は行きすぎのような気がします。無理やりハッピーにされても…と思わせました。総じて「マイビッグファットウェディング」の「サッカー」バージョンって感じでしょうか?? 【クルイベル】さん 7点(2004-09-09 12:51:13) (良:1票) |
13.《ネタバレ》 ベッカムの追っかけの映画かと思ってたら、異文化・家族をテーマに据え、三角関係、友情などを巧く詰めた青春映画でした。ラスト、ジェスとジョーがキスまでするのは、どうかと思うけど・・・。 【ダージン】さん 7点(2004-08-31 01:12:27) |
12.《ネタバレ》 邦題でココまで損している映画も珍しい。暇つぶしに観たのに、感動した。ビックリした。まず、イギリスにおけるインド人少女という設定が、ものすごく良い。イギリス社会の一角にインドの人々は差別を受けながらも、独自の文化を守りつつ、暮らしている。主人公が、相手チームの選手に「パキスタン人!」と侮蔑されて怒り出す場面など、一言で「差別」と言ってもインド人自身の中でまた差別感情があることを思わせる。また、姉の婚約式で携帯電話の音がしたとたん、そこにいる皆が自分の携帯電話を確認する場面は、非常に印象に残った。あれはITの国インドを象徴するのだろうか。それとも主人公の家庭がインド人の富裕層なのだろうか。主人公が白人男性とキスしていたのを目撃されたら、姉の婚約が壊れる、というエピソードなども、なかなか面白かったが、独自の社会を形成する閉鎖的なインド人社会をネタに、いくつも笑わせてくれる。素敵な映画だ。特にお姉さんが楽しいキャラだった。白人家庭のほうは白人家庭のほうで、ドタバタぶりが楽しい。このへんのあくまでコメディにしてるところが面白くて上手。笑わせながら、しんみりさせる。テンポが上手い。チームの監督の足を痛めたエピソードも、月並みな感じがするが、どんな人種でもどんな家庭でも、自分の生まれた環境が枷になり檻になること、そこから自分で抜け出す努力をすることをこの映画は言いたいのだと分かる。そしてその努力をナリフリかまわずするキーラ・ナイトレイが、すごく存在感があって良かった。自分のことだけしか考えていないイヤなキャラなんだけれども、野心的でアクティブで激しい彼女は、強烈なインパクトで迫ってくる。男性に間違われるほど細い体に薄い胸の彼女は、斬新でカッコイイ。そして、ふたりとも、アメリカに行かなければ本格的な女子サッカーは出来ない。出来すぎなハッピーエンドだとしても、そういう現実もちゃんと描いている。 【ルクレツィアの娘】さん 7点(2004-08-16 23:00:07) (良:1票) |
11.《ネタバレ》 キーラ・ナイトレイが可愛かった。内容も単なるさわやかな映画ではなくて、現状のインドとイギリスの文化の違いも描かれてて民族について考えさせられました。でも、ハッピーエンドで後味良くてほっとしました。 【織姫】さん 7点(2004-08-13 00:08:01) |
10.この邦題でかなり損してると思う。どうしてこんな薄っぺらな邦題にするの?インド人家庭の封建的、保守的な面もうかがえるけど、イギリスにおけるインド人に対する差別というものが描かれている。けれどそれを前面に出し、メッセージ色の強い作品にするわけじゃなく、ユーモアもたっぷりの女の子のスポ根青春物語にしてあるところが偉いっ!!キーラ・ナイトレイのお母さんがいいじゃなの。娘がレズビアンだと思い込むけど客観的に見るとあのお母さん、女装のオカマっぽいんだもん。これは意図的なのかな?イギリスではゲイがしっかりと市民権を得ているらしい。かなりゲイの多いお国ということです。それがインド人社会にも浸透しつつあるようなところもありましたね。この監督はインド人の目を通して現在の英国の一部分というものをチラリと見せてくれました。 【envy】さん 7点(2004-06-28 10:32:26) (良:1票) |
9.ムトゥ踊るマハラジャを見てインドの雰囲気が好きになったんだよねぇ~。夢を追いかける少女いいじゃないですか!私はベッカムよりジョーに恋しましたけど... 【アンナ】さん 7点(2004-06-27 20:54:21) |
8.《ネタバレ》 ベッカムに恋をした彼女は、これからさき多くの人々に夢を与えるのでしょう。夢ってのはリレーしていくものなんだな。人から人へ、時代から時代へ。 【紅蓮天国】さん 7点(2004-06-26 18:43:39) |