1.《ネタバレ》 面白かったです。実話をもとにしているそうなんですが、
ホントに嘘のようなホントの話、中国って(香港ですが・・)
三国志演義といい(古いが定説)誇大に語りついでいきますね。
横山光輝の「狼の星座」にもこの頃の上海が出てきて、
映画を見てる時に(聞いたような話だ)と感心しました。
最初の方、移民、クラブ歌手、暴動・・と、これは石原裕次郎や、
小林旭の映画かっ?と、(見たことはないけどたぶん・・)
ついていけるのか不安でしたが、逆に古すぎて新鮮でした。
金城目当てといっても、ユン・ピョウ(結構好きなのに初めて見た)も見られ、
とても楽しかったです。しかしユン・ピョウって、柴田恭平みたいと思っていたのに、
この頃は太っていたんですね・・でもアリコの保険のCMの人に似ていた。
この映画を見て「LOVERS」はまだ薄いと思いました!
この映画は途中からホラーになります。金城は「死霊のはらわた」メイクばりばり。
こういう不気味で変でパワーあふれ、無理やりひっぱってく香港映画、いいですね。
癖になりそうです・・なぜかついていける自分はホラー好きだし、SFも好き。
パワーがあふれてて面白かったので、多少の欠点は笑いましょう。
それとやはり、金城はぼんぼん顔なので、悪いやつをやるときは切れる脚本がいい。
どっちが悪いのかわからないんだけど、悪の正義って脚本しだいだから。