ダウンタウンヒーローズのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ダウンタウンヒーローズ

[ダウンタウンヒーローズ]
1988年上映時間:120分
平均点:6.38 / 10(Review 13人) (点数分布表示)
公開開始日(1988-08-06)
ドラマ青春もの学園もの小説の映画化
新規登録(2003-10-22)【鉄腕麗人】さん
タイトル情報更新(2022-02-24)【イニシャルK】さん
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監督山田洋次
助監督五十嵐敬司
キャスト薬師丸ひろ子(女優)中原房子
中村橋之助(三代目)(男優)志麻洪介
柳葉敏郎(男優)檜圭吾
尾美としのり(男優)高井貞一
坂上忍(男優)佐伯長一郎
石田えり(女優)谷口咲子
戸川純(女優)ハツコ
すまけい(男優)国文学の教師
米倉斎加年(男優)ドイツ語の教師
杉本哲太(男優)石堂岩夫
武野功雄(男優)原田勝
北山雅康(男優)兵頭実
黒崎輝(男優)炊事委員
笹野高史(男優)ヤクザの親分
加藤武(男優)警察署長
淡路恵子(女優)喫茶店のマダム
樫山文枝(女優)正岡公子
倍賞千恵子(女優)志麻民子
渥美清(男優)春之助
原作早坂暁「ダウンタウン・ヒーローズ」
脚本山田洋次
朝間義隆
音楽松村禎三
作詞中島みゆきイメージソング「時代」
作曲中島みゆきイメージソング「時代」
主題歌薬師丸ひろ子イメージソング「時代」
撮影高羽哲夫
製作山内静夫
プロデューサー中川滋弘
配給松竹
美術出川三男
森田郷平
衣装松竹衣裳株式会社
編集石井巌
録音松本隆司(調音)
鈴木功
照明青木好文
その他NHK(ニュースフィルム提供)
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6.意外に面白かった。山田洋次監督だからではなく、早坂暁原作だからでしょう。自身の高校時代を重ね合わせ、状況的はまったく違うにしても、心情的には共感できる部分が多々。青かったなあとかせつなかったなあとか、懐かしい気分に浸れました。
キリッとした柳葉敏郎がいい感じ。エロ儚い石田えりと、故郷まで送り届ける尾美としのりも魅力的。一方、薬師丸ひろ子のポジションは誰がやっても確実にモテるので、まあこんなもんかなという感じ。他の女性からは嫌われるでしょうねぇ。それと、最後のすまけいによる「大切なのはfreedomではなくlibertyである」というスピーチがけっこうグッときます。全体としてややダラダラした作品ではありましたが。
眉山さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2022-09-30 03:06:15)
5.終戦直後の松山を舞台にバンカラ学生たちの青春を描いた山田洋次監督の映画。自分的にはバンカラ学生の青春というと、鈴木清順監督の「けんかえれじい」が思い浮かぶので、題材的に山田監督には合わないかもと思っていたが、確かにストームのシーンとか山田作品としてはちょっと違和感を感じるけど、山田監督らしい青春映画でとても良かった。渥美清や倍賞千恵子など山田組常連俳優はもちろん、主要人物を演じる俳優たちがとてもいい。中でも最後のほうの喫茶店での柳葉と中村とのやりとりにはグッとくるものがある。薬師丸ひろ子もこの頃はまだアイドルのイメージが世間一般に強かった頃かもしれないが、なかなか良かったと思う。
イニシャルKさん [DVD(邦画)] 7点(2022-01-18 22:32:40)
4.前半戦はヒロインが薬師丸ひろ子だったことを忘れてしまいそうな勢いで石田えりがエロい。
でも、ただエロいだけじゃなくて、健気で愛らしい。
とりあえず坊つちやんで泣かされて惚れました。
そのまま石田えりで1本の映画にしてても名作だったと思います。
後半は薬師丸ひろ子が15.5ゲーム差を追い付く勢いで、可愛らしい。
どっちか1人を選ぶシステムだったら悩ましかったと思うけど、前半戦と後半戦の二部構成だったので、ちょっと盛り上がりに欠けたかな。
登場人物や作品の雰囲気は最高だっただけに残念な印象が残りました。
もとやさん [DVD(邦画)] 7点(2018-02-02 18:35:04)
3.《ネタバレ》 山田洋次監督、この作品を観て確信致しました。間違いなく木下恵介監督の映画と今井正監督の「青い山脈」が大好きであると!始めの方で映画館で大勢の人達が楽しそうに笑いながら一本の映画を観て楽しんでいるシーンが出てくるが、その映画が木下恵介監督の「お嬢さんに乾杯」である。更に今井正監督の「青い山脈」の場面も出てくる。土手で学生達が青い山脈を歌っている場面、この二つの映画を見せる辺り、間違いない。山田洋次監督は木下恵介監督と今井正監督のファンであると思いました。でもって、この作品の雰囲気など「青い山脈」のようです。柳葉敏郎演じるおんけるが薬師丸ひろ子演じる房子への自分の思い、愛する気持ちを言葉に出して伝えたいのに声に出すことも出来ずにいるところ、伝え方の方法は違ってもその言い出せないやるせなさみたいなものは「青い山脈」の中の池部良を思わずにはいられない。また中村橋之助演じる洪助も同じように房子のことが好きで好きでたまらないのが観ていてもよく解る。最後の方でやっとそれを伝える場面が出てくるけどその時の二人の会話など正に「青い山脈」の中の池部良と杉葉子を思わせる。山田洋次監督の「青い山脈」への思いというものが伝わってきます。この映画の他にも寅さんシリーズ第十作「寅次郎忘れな草」でも印刷工場で働く一人の青年が「僕、めぐみちゃんが好きだ」て言う場面が出てくるように間違いなく山田洋次監督は今井正監督の「青い山脈」のファンであり、それを意識しながら撮っているのがよく解る。ただ「青い山脈」ほどの爽快感というものがないのでその点はマイナスではあるが、山田洋次作品、それも私の大好きな山田洋次監督と言えば誰が何と言おうと「男はつらいよ」なのだの寅さんシリーズに出てくる人達の姿が観られるのは嬉しい。特に渥美清、やはりこの人は日本映画史上、最高の俳優である。薬師丸ひろ子の房子に劇の場面で「おばさんはトランプ好きなの?」と聞かれ「おいちょかぶ」て答える所など寅さんそのままです。
青観さん [DVD(邦画)] 7点(2008-11-14 22:24:24)(良:1票)
2.《ネタバレ》 山田監督の映画には、自分的には有り得ない純粋無垢な青年達が度々登場するが、ひょっとしてその原点がここらの題材から取られているのかもしれない。そう思うととても興味深い。現在という設定では多分に違和感を与える集団だが、まったく自然に時代の良さが描かれている。多少、異質ながら原作はより傑作。
monteprinceさん [DVD(邦画)] 7点(2007-01-26 01:08:44)
1.この映画は、観ている途中はさほど引き込まれるような作品ではありません。でも、観終わった後、妙な余韻を感じます。この頃の学生たち、本当に不器用で純粋で、一生懸命生きていたんだな・・・と。何かとクールに、斜に構えて生きるのがかっこいいと見なされがちな昨今、何か大事なことを教えてもらったような気がします。
H.Sさん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-12-25 23:24:01)
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【点数情報】

Review人数 13人
平均点数 6.38点
000.00%
100.00%
200.00%
317.69%
417.69%
500.00%
6323.08%
7646.15%
8215.38%
900.00%
1000.00%

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