ハーヴェイのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ハーヴェイ

[ハーヴェイ]
Harvey
1950年上映時間:104分
平均点:7.09 / 10(Review 22人) (点数分布表示)
公開開始日(1952-02-22)
ドラマファンタジーモノクロ映画戯曲(舞台劇)の映画化
新規登録(2003-11-09)【元みかん】さん
タイトル情報更新(2022-05-02)【Olias】さん
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監督ヘンリー・コスター
キャストジェームズ・スチュワート(男優)エルウッド・P・ダウド
ジョセフィン・ハル(女優)ヴィタ・ルイーズ・シモンズ
チャールズ・ドレイク(男優・1917年生)(男優)サンダーソン医師
セシル・ケラウェイ(男優)チャムリー医師
ウォーレス・フォード(男優)タクシー運転手
ジーノ・コラード(男優)(ノンクレジット)
ペギー・ダウ(女優)看護婦ケリー
根本泰彦エルウッド・P・ダウド(日本語吹き替え版)(blu-ray版)
勝部演之チャムリー医師(日本語吹き替え版)(blu-ray版)
後藤哲夫ギャフニー弁護士(日本語吹き替え版)(blu-ray版)
山根舞マートル・メエ・シモンズ(日本語吹き替え版)(blu-ray版)
家弓家正エルウッド・P・ダウド(日本語吹き替え版)(テレビ版)
原作メアリー・チェイス
脚本メアリー・チェイス
音楽フランク・スキナー(音楽)
撮影ウィリアム・H・ダニエルズ
配給ユニバーサル・ピクチャーズ
編集ラルフ・ドーソン
あらすじ
親の財産を相続し悠々自適の生活を送っているエルウッド。昼間からアルコールを飲んで上機嫌な毎日を送り、他人には紳士的な好人物だったのだが、姉と姪は、彼が不思議なウサギを友だちとしていることが気がかりだった。やがて決心した姉は、彼を精神病院へ入れることにするのだった。果たしてpookaという妖精が実際にいるのかいないのか、あなたの目で確認してください(微笑)。
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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5.見える人には見える巨大な兎、最後には精神科の院長まで感染してしまって・・・。でも良いんじゃないかな、皆が幸せになるのなら。のっぽの人たちとそうでない人たちの身長差もあって別の意味でもおもしろかった。
ESPERANZAさん [DVD(字幕)] 7点(2014-11-22 20:27:41)
4.《ネタバレ》 この手の話では最後に幻覚が消えていって、その別離の切なさ・健康な未来が開ける希望の輝き、ってなとこで締めるのが常道だったと思うんだけど、これの凄いのは、治らないの。せめて酒をやめるぐらいは示唆するかと思うと、それもない。それどころか幻覚が精神病院の院長に「感染」してしまうんだから凄い。日常に疲れきっていた院長に、大ウサギの幻覚が移っていく。徹底して「変わり者」の側から現実を眺める。ま、あくまでコメディで、けっして現実への批評として徹底させてるわけではないんだけど(酒場の裏手でハーヴェイとの出会いを語る場が一番現実批評になってたか。あそこいいシーン)、アメリカのホラ話の伝統と重ねて、実際に妖精かも知れないという含みを残している。ファンタジーに逃げてしまったな、という気もちょっとするが、ま、こういうのはアメリカにしか作れないコメディだ。病院内で本来噛み合わないはずの会話が噛み合ってしまうおかしさが絶妙。ハーヴェイを紹介しようとする主人公のセリフが、いちいちさえぎられてしまう。肖像画をアップで強調しないでじっくり笑わせる(実際どうやってあの絵を描かせられたのだろう。実は人に見えないことを承知しているダウド氏が構図を画家に説明したのか、それとも芸術家には妖精が見えるのか)。演出としては、病院内で座って医者と話すとき、ダウド氏の隣の我々には見えないハーヴェイの座っている椅子も、ちゃんとフレームに収めているのがいい。
なんのかんのさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-03-24 10:03:42)
3.《ネタバレ》 賢く生きるか、それとも好かれて生きるか。この言葉がよかった。
ホットチョコレートさん [地上波(字幕)] 7点(2012-03-22 23:05:32)
2.この映画でのジェームズ・スチュワートはまさにはまり役。ほのぼのした雰囲気にぴったり。彼の演技を楽しむだけの価値あり。
TOSHIさん [DVD(字幕)] 7点(2008-10-04 00:21:24)
1.《ネタバレ》 
とにかくウサギが見えなければ純粋じゃあないとまで努力しましたが、

誰もが見えないウサギを主人公と酒場の連中(たぶん見えてる奴が何人かいるはずだ)

に見えてるってのはこいつはアル中の幻覚症状で、

それも母親が死んでからこうなったとかいうと、

おかしいよりもなんかかわいそうな人だと観ていました。

しかし物語が進むにつれてこの主人公は当たり前に純粋なのかもと思い、

また努力をしてみます。

中半にはなんとウサギと2ショットの油絵まで登場。

いったい誰がそんな絵を描いたのか??

帽子にウサギの耳のふたつの穴が開いているのも不気味でかわいい。

後半には主人公以外の人にも見えるんです。

ドアが音もなく開いたりブランコが揺れたりするのですが、

もうこれはウサギだからよかったものの最後まで見えないのですから怖いです。

最初は白黒か~と思っていましたが白黒だから怖いです。

もうひとりのハーヴェイ理解者はその不思議な力を知ると、

ハーヴェイを置いていってほしいと主人公に頼みます。

見えるまでは純粋だったのかもしれませんが・・

アメリカの良心の人の役をやらせたらJ・スチュワートは似合うんですが、



J・スチュワートのほんわかした演技はまるで地のようで、

悟りを開いた子供のようです。

外見やしぐさ(かなり礼儀正しい)は紳士ですが、

目が中を歩いている子供なのでリアルな不気味さがあるのです。


この主人公はもしかしたらこの世に嫌気がさして世捨て人のように
純真な老人のようになってしまったのかもしれません。

なにをされても言われても怒らないけど見ててイライラすることもない、


後半のセリフで亡き母が語ったと言われる言葉がいいですね。

賢く生きるか楽しく生きるか・・僕は賢く生きてきて楽しく生きるほうを選んだっての。

楽しく生きれなければハーヴェイは見えないのかもしれませんね。

そういう意味では演出はちょっと不気味ですが、

悲しいひとに見えるモノより楽しい人に見えるハーヴィは癒し系なんでしょうか。

助演女優賞のジョセフィン・ハル(お姉さんの設定)が後半、

弟を普通の人に戻すことに反対するあたりにテーマがあるかもしれません。

アルメイダさん [DVD(字幕)] 7点(2005-10-09 15:26:35)
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【点数情報】

Review人数 22人
平均点数 7.09点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
414.55%
529.09%
6418.18%
7522.73%
8836.36%
914.55%
1014.55%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.00点 Review1人
2 ストーリー評価 8.00点 Review4人
3 鑑賞後の後味 8.25点 Review4人
4 音楽評価 7.00点 Review1人
5 感泣評価 3.00点 Review1人
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【アカデミー賞 情報】

1950年 23回
主演男優賞ジェームズ・スチュワート候補(ノミネート) 
助演女優賞ジョセフィン・ハル受賞 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1950年 8回
作品賞(ドラマ部門) 候補(ノミネート) 
主演男優賞(ドラマ部門)ジェームズ・スチュワート候補(ノミネート) 
助演女優賞ジョセフィン・ハル受賞 

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