5.手放しの感動作とはいかないが、難民問題を扱った映画として結構良い。主人公の少年が変わったのは少女への恋心としても、こうも突然変わるものなのか。 無償の愛といえば、現実としてそうありうるものではない。映画だから許せるととしても、イランの監督のなせる業か。 まじめな映画の中で唯一笑ったのが、車をヒッチハイクするのに松葉杖を使うシーン、走り出したら車も行ってしまう。 【ESPERANZA】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-12-25 09:52:51) |
4.《ネタバレ》 青年は愛する少女を救うため自分のIDを売ってしまう。最近「ジョゼと虎と魚たち」という映画を観たが、あの映画の青年とこの映画の青年は対照的。ジョゼの青年には好感をもてなかったが、二度と会えないであろう女性に最後まで一途に献身しようとするこの映画の青年には好感をもてた。 【こまごま】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-03-26 20:03:06) |
3.《ネタバレ》 こういうのを無償の愛って言うんでしょうね。最初は鳩に小石を投げ付けていた主人公が、純真な少女との出会いからやがては純粋な心へと入れ替わっていく。それだけに最後まで主人公に対してお礼一言言わない少女の仕打ちがちょっと酷いようにも思えるけど、本編終了後には"バラン"という名前の意味を知ることが出来て良かったです。この手の映画では本家「シベールの日曜日」よりも嫌らしさが無くて好きかもしれません。 【かんたーた】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2005-11-06 20:40:07) |
2.パンフレットには大げさなことが書いてあったけど、実際はとてもさりげなく、ほんわかと温かい毛布のような肌触りの作品だと思う。派手な表現はないけど、少女の美しさに息をのんだり、少年の魅力にハッとしたのは私だけではないんじゃないかな。ストーリーとしては超ハッピーエンドとはいかないけど、ラストのほのかな笑顔が、じわりと幸せ感をくれる。 【●えすかるご●】さん 7点(2004-03-11 00:25:59) |
1.イランやアフガンなどの社会背景を知っていると良さが分かる作品だと思う。恋愛って、国を問わないなと実感できる作品でした。 【neozeon】さん 7点(2004-02-26 21:28:12) |