1.《ネタバレ》 CMで流れているケイコの歌にひかれて映画館に見に行きました。まあ結局のところその歌は最初から最期のエンドロールまで流れることはなかったのですが、個人的にはなかなか楽しめた作品でした。フランスの人気コミックの映画化とあって、主人公チームのヴァイヨンは次々とライバルチームのリーダーが仕掛けてくる罠を切り抜けていくという展開で、うまいこと行き過ぎと思ってしまいましたが、見ている間は映像がカッコ良くてそれほど気にはなりませんでした。ただお互いにおそらくル・マンのルール違反だと思われる身代わり戦法を使っているので、これがヒーローのすることなのかなとは思ってしまいましたが・・・(汗)主人公の母親が映画の冒頭で見る夢が後々大きな意味合いを持つことになるという展開はなかなかうまいと思いましたが、ラストの車の手押しとパンクした車でゴールを競うシーンには思わず声を出して笑ってしまいました。