1.本編に本格熱血スポ根野球映画を期待する人なんて、まずいないでしょう。しかしMGMだからと言って、あんまりナメ過ぎると反省させられます。一応、ベースボールを国技とするアメリカの映画会社なんですから……。 ♪飛んできた打球を華麗にさばいて二塁に投げるのは~? ♪ライアン! ♪二塁ベースを踏んでランナーのスライディングを交わし、一塁に転送するのは~? ♪オブライエン!! ♪送球をガッチリ受け取ってダブルプレーを完成させるのは~? ♪ゴォ~ルゥ~ドバァ~グ!!!(歌詞はイメージ和訳です 爆) ←こんな挿入歌が普通に入ります(むろん踊り付き)。つまり、ベースボールの最大の見せ場は6‐4‐3のダブルプレーだと言ってるわけです。さすが本場だけあって、こだわり方が並じゃないですね。 最近では日本のプロ野球でもセブンイニングストレッチで“私を野球に連れてって”を流す球場があるようですが、先の挿入歌も採用すれば、球場に足を運ぶ人はもっともっと増えるんじゃないでしょうか。例えば…… ♪みぃ~やもとぉ~ ♪しぃ~ろいしぃ~ ♪すぅずぅ~きけぇ~ん~ ……ほら、神宮に行きたくなったでしょ。 え? そうでもない? おっかしいなぁ……(汗)。