30.《ネタバレ》 帆船大好きなのでトレイラーの公開以来、ずっと見たかったのになぜかずっと見ていないという、不思議な作品でしたがやっと見ることができました。 見るまでずっと「伝説の船長が水夫を失い、配属されたのは子供たちだけだった。子どもたちは船長の下で戦い成長していく」みたいな話だと疑いなく思っていました。なにかと混ざったのかな。いや、本作のストーリーでよかったけど。 財宝もファンタジーの要素もない帆船同士の戦い。こういう映画をもっと作ってほしい。 戦闘シーンも地味目でよい。砲弾は変に爆発しないし、観客受け狙ってロープにぶら下がったりのアクションもなく。 CGも絶妙に使われて、映像のレベルはもうどこも違和感なく楽しめますね。 まだ子供の年齢の士官候補というのもよかった。 それが老練の水夫たちに命令を下す。 国に帰ればどこぞの貴族の息子さんなんかでしょう。 水夫はどんなに出世しても士官にはなれません。 階級社会ですから。 ただ、一つだけ残念なのは、最後の戦いで敵を欺き攻撃をかけてメインマストを折った、迄はよいのです。これでもうサプライズ号の方が圧倒的に砲戦有利です。 でも、そこですかさず乗り移っちゃダメでしょう。2倍の乗組員がいるって言ってたじゃないですか。しかも、捕鯨船だと欺いてたとはいえ、拿捕するつもりで敵だって寝たり飯食ったりしていないですよ。それなり配置についてるでしょう。寝込みに乗り移ったとかならわかりますが。 この映像でホーンブロワーもやってくれたら、すごい楽しいだろうと思いますね。 【のせ】さん [インターネット(字幕)] 7点(2013-08-01 08:42:54) |
29.《ネタバレ》 途中までは退屈でどうなる事かと思ったけど、終盤盛り返した。友情の証でもあるガラパゴス島でのひと時がなんとも好きだな。そしてクライマックスとなるナナフシ作戦へ。勇敢な戦いによって得た勝利の喜びだけではなく、戦争がもたらした悲しみも盛り込んでいるところが良い。 【リーム555】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-07-07 17:11:15) |
28.あっと驚くどんでん返しや身を焦がす様なロマンス等何もないが、主人公である「マスター(艦長)」を中心にサプライズ号内で織り成す大小のエピソードを描ききったこの作品は、シンプルが故に骨太で、一本筋の通った作品と言えるのではないでしょうか。 恐らくCGを使っていない(多用していない)戦闘は、“本物”がもつ「重み」を感じさせ、又この時代のアナログ感にも上手くマッチして、何か「贅沢な映画」を見たような不思議な気分を抱かせます。 ディズニーの某海賊映画には思ったほど楽しめなかった僕ですが、これは素直に楽しめました。 余談となりますが、洋画を見て良く思うのが「子役」の層の厚さ。この映画でも数人の少年~青年将校が出てきましたが、みんなホント上手いんですよ。 【よねQ】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-09-05 13:32:02) |
27.《ネタバレ》 パイレーツオブカリビアンでも、そうだったけど、大西洋から太平洋に抜けるのって、寒かったり、暑かったり、大変なのね。 【オドリー南の島】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-08-07 11:14:10) |
26.《ネタバレ》 海戦の生々しさが良かった、宣伝で大船団のシーンを見て観たいなと思った記憶があるのですが、1対1の闘いでしたね。別の映画の宣伝だったかもしれません。 【ないとれいん】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-06-02 12:43:03) |
25.まあ、おもしろかったよ。普通に。ああ、でも、ラッセル・クロウ・・・。なんてみっともなく、ぶくぶくに太っちゃったの。「グラディエーター」の引き締まったクロウはどこへ・・・。それにしても、ポール・ベタニーっていい俳優だな。「ビューティフル・マインド」の時、初めて見て、おっ!と思ったけど、アカデミー賞俳優ラッセル・クロウより、雰囲気あっていいんじゃない? 【あやりん】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-05-27 23:52:52) |
【miso】さん 7点(2005-03-02 02:56:49) |
23.ラッセル・クロウの魅力がぎっしり詰まった作品。中世に生きる、仲間からの信頼の厚い、勇敢で情熱溢れる強い男…彼にはずっとこういう役の似合う男優であってほしい。ヒューマンドラマは撮らなくていいから。いつだって“戦う男”でいてほしい。ヒューマンドラマは撮らなくていいから。 【SAEKO】さん 7点(2005-02-10 10:18:03) |
22.迫力の映像と音声に圧倒されっぱなしでした。メッセージ性はあまり感じませんでしたが、1つの軍艦の記録物語として見れば非常に面白かったと思います。キャッチコピーなどの予備知識をもたずに見れたことも高評価となった原因の一つかもしれません。 |
【ボバン】さん 7点(2004-10-30 02:59:44) |
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20.これと言って悪いところもないのだが、良いところもなかったように思います。「なにかが足りない・・・」そう感じた作品でした。ラストがあの終わり方だったからこそ7点をつけれました。それにしてもラッセル・クロウ太りすぎ・・・。 |
19.結構、よかったですね。途中まで、だるい印象でしたが、船の中の不安定な状況などが、ヒシヒシと伝わってくるあたりから、盛り上がったかな・・って感じ。帆船はキレイですね。カラパゴス諸島もきれい。ブラック・ジャックのように鏡を見ながら自分の手術をするのも、驚き。1805年?麻酔は、どうだったっけ?消毒薬の歴史は?抗生剤は?とかそういう興味がわきました。 【じろう】さん 7点(2004-09-17 01:02:58) |
18.穏やかで美しいかと思えば地獄のように壮絶な一面も見せる、果てしなく広がる大海原。そんな海の上でサプライズ号の面々の可笑しな会話と感動的な友情に触れているうち、自分も乗組員になったような楽しさを感じることができる。猛り狂う大波の中、真横に傾く船の姿に手に汗握り、サーベルを抜いて戦う船長に心が踊る。そうだ、海は男のロマンなんだっ! それにしても艦長は頼りになるし、腕も立つし、情にも熱いし、優しいしで素晴らしいお方。とても暴力沙汰ばかり起こしている問題児が演じているとは思えないんだよなぁ。 追記:「あなたは教えてくれた。愛する者のために、一人の戦士になることを・・・」なんてキャッチコピーは謳っているが、そんなシリアスな映画では全くない。もっと明るく楽しい作品なので配給会社は詐欺だ。 【紅蓮天国】さん 7点(2004-09-07 03:57:36) |
17.公平に見ればせいぜいが5点の映画ですが、個人的には時代背景や男臭さがツボにはまったのでこの点数です。「Uボート」「レッド・オクトーバーを追え!」などとは違って閉塞感が少ないため、観ていてストレスを感じずに済みました。 【K】さん 7点(2004-09-02 21:18:02) |
16.ストーリーにはあまり抑揚がないですが、映画そのものは、異端の監督ピーター・ウィアーが丁寧にしっかりと作り込んでいて好印象。海原をはしるサプライズ号は美しいし、実はダジャレ好きで人間くさい船長オーブリーと船医スティーブンのコンビは魅力的でした。そして、戦闘時には見事な団結心を見せる船員たちが、不安にとりつかれて1人の若い士官候補を追いつめてしまうときにみせる不気味さ。感動的な美談で終わらせるのではなく、サプライズ号を表も裏も抱え込んだ「社会」として描けているのもウィアー監督作っぽくていい。ただ、いくら英語圏でのベストセラーとはいえ、予備知識なしでは冒頭から物語に入るのはちょい厳しいか・・。どうゆう経緯でサプライズ号があそこにいたのか、出航のシーンなどもうまく挿入してほしかったなあ。 【ころりさん】さん 7点(2004-08-18 09:17:30) |
15.配役がすべて適任だったのではないでしょうか。良いキャスティングでした。パイレーツオブカリビアンとはまた違った海賊映画で男臭さたっぷりでおもろかったです。 【Aキト】さん 7点(2004-08-04 14:27:57) |
14.ベテランというか熟練の味が出てるって感じがしましたよ。細かいとこまで目が行き届いてるような。あえて言わせてもらうともっと挑戦的な要素があるといいかなあ。 【ばかぽん】さん 7点(2004-08-01 06:15:42) |
13.白い嵐にしろこの映画にしろ船を舞台に信頼やら友情を描いてる映画は大好きです。ラッセルも良かったですけど、やっぱりドクター役のベタニーがイイ味出してましたね。それにこの時代の衣装ってカッコイイです、そういう目で楽しむ部分もいっぱいあって満足できました。 【ジェダイの騎士】さん 7点(2004-06-06 23:14:34) |
12.映像・音響が素晴らしい。当時の航海や海戦を見事に再現。単純な絵が続きそうなところをガラパゴスのイグアナ君が救ってくれています。たっぷり感情移入する前に少年達が死んでくれるので、かえってラストは、気分爽快のまま終えられました。 【つむじ風】さん 7点(2004-04-21 03:00:42) |
11.ここを見てから言ったので、お涙頂戴系とか人生訓を色々たれる映画ではなく、近世ヨーロッパの海上戦闘ものと割り切って観に行きました。原作では米英戦争の頃ということですけど、映画ではナポレオン戦争当時と変えていたので、ちょっと時代考証的に?なところはありますが、海洋での艦砲射撃合戦は非常に迫力がありますし、嵐の中、揺れる船内を撮っているシーンでは本当に気分が悪くなってきましたので、大成功でしょう。ただ、リーダーとして素晴らしいという声があちこちで聞こえてくる中で、自分との戦いに負けそうになっている部下を救えなかったというエピソードが気にかかります。今の世の中だったら、そうした自信を失いかけている人を元気付けたり、サポートしてやれるのが人間の操縦術に長けた人の条件になりつつあるようですので。「あれじゃあ、さらに自信なくしちゃうよ、彼」と思いました。しかし、19世紀のリーダーとしてだったら、ラッセル「漢」クロウのあの姿で全くもって正しいのです(笑)。軍医として搭乗している友人との会話も二人のギャップの大きさを毎度披露してくれて面白かったです。 【もっちー】さん 7点(2004-03-18 21:00:59) |