6.舞台がイランじゃなかったら果たしてここまで胸を突かれたか?第四世界と呼ばれる後発発展途上国の映画には、ほとばしるノスタルジーを感じてどうしても視線が甘くなる自分がいる。 【mimi】さん [映画館(字幕)] 7点(2005-04-12 20:43:23) |
5.人生の残酷さを、押し付けがましくなく、大袈裟ではなく、変な意図もなく、ただただ滲み出るように淡々と描けるのは、イラン映画など発展途上国の映画の特権でしょう。次々と押し寄せる不幸や不遇にも、変な演出やあざとさを感じない。そこには感動の押し売りも安易なお涙頂戴物語もない。映画自体が実に自然で、むしろこれはイランでは現実的過ぎるくらい現実的なことなのだろう、とすら思う。欧米の映画もいいけれど、こういう映画はやはり絶対的に観なければいけないですよ。人の根っこのことですから。 【ひのと】さん 7点(2004-07-17 22:58:57) |
4.イランにもこんなに美しい場所があったんですね、知らなかったです。モハマドが聴覚や触覚を働かして必死に何かを感じようとする姿がとても印象的だった。ただラストがちょっと唐突すぎな感じが…。でもこの監督の作り出す空気感や雰囲気はとても好き。 |
3.子供はやはりどこの国でも宝なのだと考えさせられた。親父と息子が二人きりになったときはドキドキさせられっぱなしだった。 |
2.イラン映画が子供を題材にした物が多い…って初めて知りました。優しいおばあちゃん&可愛い妹、(風景の色彩も勿論ですが)人物描写も美しくて、しっとりと心に響きわたります。 【トルーデ】さん 7点(2001-10-24 10:33:12) |
1.同じ監督の「運動靴~」とは趣向がガラリと変わり、かなり抽象的で現実的な作風だけど…ちょっとストーリーが暗すぎるかも?感情移入しにくかったためにやや感動が薄かった。自然の美しさが印象的 【びでおや】さん 7点(2001-03-22 02:08:00) |