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馬鹿まるだし

[バカマルダシ]
1964年上映時間:87分
平均点:6.75 / 10(Review 20人) (点数分布表示)
公開開始日(1964-01-15)
ドラマコメディシリーズもの小説の映画化
新規登録(2004-02-04)【ぐるぐる】さん
タイトル情報更新(2021-05-31)【イニシャルK】さん
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監督山田洋次
キャストハナ肇(男優)松本安五郎
桑野みゆき(女優)夏子
犬塚弘(男優)八郎
桜井センリ(男優)伍助
安田伸(男優)山形
石橋エータロー(男優)先生
長門勇(男優)日之出巡査
三井弘次(男優)主水屋
石黒達也(男優)辰巳屋
花沢徳衛(男優)浄閑和尚
小沢栄太郎(男優)赤木会長
高橋とよ(女優)きぬ
水科慶子(女優)睦子
関千恵子(女優)小万
桜むつ子(女優)
清水まゆみ(女優)静子
井上正彦(男優)
小堀明男(男優)毛利元工場長
野々村潔(男優)浦上町長
末永功(男優)
山本幸栄(男優)水上晋介
竜雷太(男優)(クレジット「長谷川竜男」)
松本染升(男優)
阿部脩(男優)
久里千春(女優)
渡辺篤(男優)泥棒
竹田法一(男優)
水木涼子(女優)
光映子(女優)
谷よしの(女優)
戸川美子(女優)
村上記代(女優)
藤山寛美(男優)宮さん(特別出演)
渥美清(男優)万やん(特別出演)
植木等(男優)成人後の清十郎(ノンクレジット)
原作藤原審爾「庭にひともと白木蓮」
脚本加藤泰
山田洋次
音楽山本直純
作詞佐伯孝夫「銀座カンカン娘」(ノンクレジット)
作曲服部良一「銀座カンカン娘」(ノンクレジット)
撮影高羽哲夫
製作脇田茂〔製作〕
企画市川喜一
配給松竹
美術佐藤公信
編集浦岡敬一
録音松本隆司
その他東京現像所(現像)
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8.《ネタバレ》 まさに「無法松」と思っていたら、本当に劇中劇で登場してしまうのにはちょっと笑ってしまったが、しかし、労働争議やテロリストが日常生活の中に当たり前に絡んでくるある種の背景的暗さが、あちらと一線を画している。そして、最後の安五郎のあの「告白」、あんなに悲しい、哀切に満ちた告白の台詞は、私は聞いたことがない。●最後のダイナマイトの場面、安さんは当初、ご新造さんの依頼があったと思ったからこそ突入を決意します。しかしその後、ご新造さんはそんな依頼などしていないという正しい情報が伝えられます。それなら安さんが突入する理由はなくなったので、そこで止めてもいいはずなのですが、安さんはやっぱり突入します。なぜ安さんはそうしたのでしょうか?台詞では「人に頼まれれば嫌とは言えねえ」みたいな説明がされますが、あのシーンのハナ肇の芝居は、そんな単純な心境の表現ではないように思えます。解釈はいろいろ考えられますが、かなり奥の深いシーンです。
Oliasさん [DVD(邦画)] 7点(2021-04-22 01:22:12)
7.山田洋二監督は自分の作品も日本の喜劇映画100に推薦していました。馬鹿でも阿呆でもある種の純粋さは心の琴線に触れるものがありますね。寅さんより素朴でがむしゃらな人物をハナ肇がいい感じで演じていました。
ProPaceさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2014-08-05 20:50:12)
6.「無法松の一生」も好きだけどこっちの映画も好き。桑野みゆきのご新造さんが安五郎の身を案じて「本当は強くないのよ。運が良かっただけ」と言ってを止めようとするときほろっと来てしまった。無法松の松五郎よりも馬鹿さ加減が目につくけど、人間くさくて良い。
ESPERANZAさん [映画館(邦画)] 7点(2013-02-15 21:42:23)
5.《ネタバレ》 劇中でも出てくるわけですが、『無法松の一生』を彷彿とさせるところがあります。安さんは松さんよりも純粋というか、世間知らず。しかしそこが魅力で、無法松と同じく、今の日本人からは失われたものを垣間見させてくれます。労働運動や、ヤクザから暴力団へと移りゆくような世相も、よく表れていました。相手役の桑野みゆきが素敵。それと、八は本当にいい奴だなあ~。きっと最後のハガキも八が書いたんでしょうね。安さんは仲間に恵まれていましたが、それはきっと本人の人徳でしょう。
アングロファイルさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2012-07-08 22:03:35)
4.普通ならホロッと泣けてしまうようなシーンもあるのですが、バックのミュージックがなんだか間抜けで、最後まで喜劇でした。
ケンジさん [DVD(邦画)] 7点(2009-06-30 20:07:48)
3.《ネタバレ》 確かに「男はつらいよ」シリーズの完成度や安心感と比べれば落ちる所は多々あれど自分はこの映画、嫌いではない。「無法松の一生」に感激した男の行動は感動以前にはた迷惑以外の何者でもないし、実力を伴わない義侠心によって失明してしまう羽目になる主人公。ヒロインへの熱い想いも表面的にはまったく報われる事もなく、結局ダサいオヤジとして一生を終えた主人公。客観的に自分を見る事が出来ない、憧れのヒーローに近づくべくがむしゃらに奮闘する男ハナ肇は、スクリーンの中では愛すべき「馬鹿まるだし」である。憧れの人物になりたいと思っていても何やかんや理由をつけて「彼(彼女)は彼(女)、自分は自分」で片付けてしまう現実からすれば、主人公は自分の思うがままに行動しとりあえずは自己満足でもそれを最後まで誇示し続けたのだ。いいじゃないですか。といっても私も関わりたくはないですが。
Nbu2さん [映画館(邦画)] 7点(2006-06-03 00:13:01)(良:1票)
2.レンタルショップで一生懸命探して、背表紙の色あせた一本をやっと見つけた。寅さんシリーズに比べると重い内容のシーンが多い「馬鹿シリーズ」だけど、安さんのキャラクターが凄く好き。一生懸命で可愛い。なんだかレビュー数が少ないけれど、もっといろんな人に観てもらいたい。
揺香さん 7点(2004-07-08 15:57:55)
1.《ネタバレ》 かなり昔に見ておもしろかった記憶があり楽しみにしていた。先入観からか、やはり寅さんの原型というイメージがあるのは致し方ないか。毀誉褒貶の話だが、最後に持ち上げるための誘拐事件だけは唐突でそこは苦しいかな。ハナ肇の躍動感がたまらなく良い。何はともあれクレイジーキャッツが嬉しい。
monteprinceさん 7点(2004-05-02 00:43:24)
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【点数情報】

Review人数 20人
平均点数 6.75点
000.00%
100.00%
215.00%
300.00%
400.00%
5210.00%
6420.00%
7840.00%
8315.00%
915.00%
1015.00%

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