1.《ネタバレ》 「栄光への脱出」という邦題が付いていますが、そこに本当に栄光はあるのか疑問ですし、この映画で見ることが出来るのは現在も続く憎しみの連鎖というドロ沼にハマリこむまでの初期過程のみです。
映画としては、上映時間がムダに長いしストーリー展開もイマイチですし正直大作ではあるものの名作と呼べる作品では無いと思います(音楽は良かったですが)。ただ、第二次世界大戦後イスラエル建国までの大まかな流れや雰囲気がつかめるので、中東情勢に関心のある方は見ておいた方が良いかと思います。
まあ、イギリスの二枚舌(三枚舌)外交が諸悪の根源であることは良くわかりました。