5.《ネタバレ》 2021年10月5日更新
ストリート・ファイターの映画化、と考えると設定尾が違ってたり、再現度がイマイチだったりと散々なのですが、これがヴァンダムの映画、としてみれば十分面白い作品ではないでしょうか。
もちろん、2D格闘ゲームの代名詞の作品を名乗っていながら主人公がリュウじゃない!とか、ゲームでお馴染みの技とか全然出てねーじゃねーか!とか、サガット小っさ!とか、ダルシムいつの間にスキンヘッドになってるん?とかキャミィ仲間違うだろとかザンギエフお前は祖国の英雄じゃないのかい!とかまあ延々と突っ込めるのですけど、というかもはやストリート・ファイターじゃなくてよくね?なんですが、ヴァンダム演じるガイルがなかなか決まっていたのと故・ラウル・ジュリアのバイソン(ベガ)もなかなかしっくりきていて個人的には好きな作品です。
というかストリート・ファイター自体ストーリーなんてあってないようなものなのでこんな頭の悪いような物語でも全然OK。名前や主人公が違うのも諸々の事情だそうでそう思うと全てがどうでも良くなってきます(笑)
とにかく「なんも考えないで映画観たい!」というときにはもってこなのではないでしょうか?