チャイコフスキーのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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チャイコフスキー

[チャイコフスキー]
Tchaikovsky
(Chaikovsky)
1970年ソ連上映時間:154分
平均点:6.00 / 10(Review 5人) (点数分布表示)
公開開始日(1970-12-12)
ドラマ音楽もの伝記もの
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タイトル情報更新(2017-07-20)【S&S】さん
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キャストインノケンティ・スモクトゥノフスキー(男優)ピョートル・チャイコフスキー(ペーチャ)
アントニーナ・シュラーノワ(女優)フォン・メック夫人
ウラジスラフ・ストルジェリチク(男優)ニコライ・ルビンシテイン
エフゲニー・レオーノフ(男優)アリョーシャ(チャイコフスキーの召使い)
キリール・ラヴロフ(男優)ウラジスラフ・パフリスキー
マイヤ・プリセツカヤ(女優)デジレ・アルトー(オペラ歌手)
ローレンス・ハーヴェイ〔男優〕ナレーター
音楽ディミトリ・ティオムキン
作曲ピョートル・チャイコフスキー交響曲第4番 ピアノ協奏曲第1番 「白鳥の湖」など多数
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンピアノ協奏曲第5番「皇帝」より第3楽章
製作ディミトリ・ティオムキン
配給日本ヘラルド
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2.《ネタバレ》 ピアノの詩人ショパンがジョルジュ・サンドなしで語ることできないように、チャイコフスキーはフォン・メック夫人なしで語ることはできない。彼が経済的困窮に見舞われなかったのはひとえにメック夫人の援助の賜であり、彼女は夫の有り余る遺産をチャイコフスキーの音楽に注ぎ込んだのであった。映画はやはりこの二人を軸として流れていくが、直接会ったことは一度もなくそのすべてが文通であったことに驚く。だが13年も続いた関係がなぜ打ち切られたかは定かではなく、映画でも二人の行き違いとして扱われている。それにしても交響曲第4番の堂々たるオープニングから、さまざまの彼の作品を綴りながら、終焉となった第6番の悲愴交響曲まで、音楽はすばらしい。
ESPERANZAさん [映画館(字幕)] 7点(2013-02-17 22:54:30)
1.その曲は当代の人々に溺愛され、今でも多くのファンを持ちつつも、人としての愛に恵まれなかったチャイコフスキーを描く伝記大作。
チャイコフスキーの音楽演奏は、ともすると非難ばっかりが集中して、ロシア音楽からドイツ音楽へ、またはジャズやポップスへと簡単に切替えられるこのCD時代に楽しむのは相当辛いモノがあるんですが、これが彼の人生にミックスされると俄然、肌合が変わります。一応彼を擁護しておくと、チャイコフスキーは大編成を好み、金管が派手で、和声にポリシーがなく、メロディ重視。彼の時代には、既にオーケストラは貴族の遊興を離れて大衆の娯楽になってますから、この流れに乗った「ひたすら耳に心地よく、意味不明にゴージャス」な音は正しかったわけっすよ。音楽史的にはね。
ところが映画はそんな音楽論を一切無視、「一人の男の生きざまを音楽で綴る」という、まるでミュージック・クリップのような展開をしています。しかも筋がなくって、ほとんどが内面描写。ロシア映画の伝統である時間経過の独特な表現もあいまって、彼の人生についてわかる明確なイベントは結婚した事と離婚した事くらいで、あとはひたすら音楽がナレーションがわりとなり、内面の成長・成熟を描く。これはクラッシック作曲家映画としては超王道でしょう。音とモンタージュの力で宗教的な、時には人間的な、悲痛で荘厳な世界が拓けていきます。
『マーラー』と双壁をなす、音楽映画の傑作。
エスねこさん [映画館(字幕)] 7点(2007-03-17 21:05:54)
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【点数情報】

Review人数 5人
平均点数 6.00点
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800.00%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.00点 Review1人
2 ストーリー評価 5.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 9.00点 Review1人
4 音楽評価 8.00点 Review1人
5 感泣評価 8.00点 Review1人
chart

【アカデミー賞 情報】

1971年 44回
作曲賞(ドラマ)ディミトリ・ティオムキン候補(ノミネート)(音楽<編曲・歌曲>賞 として)
外国語映画賞 候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1971年 29回
外国語映画賞 候補(ノミネート) 

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