1.《ネタバレ》 こんなストーリーを考え付く監督はタイムトラベラーでしょうか?観ている最中「恋はデジャ・ブ」や「メメント」、「ラ・ジュテ」といった映画が脳裏を掠めましたが、突き詰めてみればこれって単純に「バック・トゥ・ザ・フューチャー」ですよね。最後は見事チーズマン先生の理論が証明されました、愛の勝利!言っていることは馬鹿馬鹿しいけど凄くロマンチックな香りが漂っています。監督のブラッド・アンダーソンは「ワンダーランド駅で」といい、一風変わったシチュエーションのラブストーリーが好きなようです。少なくとも「セッション9」なんていうホラー映画を撮っているよりかはずっと面白いです。新作の「マシニスト」はどうなんだろう?と話が脱線しましたが、この映画後半は面白いんですが前半物語に入り込むまでがなかなか苦労しました。その間我々もサムの話に説得されていたということで納得が行きますかね。