怒りの河のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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怒りの河

[イカリノカワ]
Bend of the River
1952年上映時間:91分
平均点:5.88 / 10(Review 8人) (点数分布表示)
アクションウエスタン
新規登録(2005-02-28)【一番星☆桃太郎】さん
タイトル情報更新(2021-05-10)【イニシャルK】さん
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監督アンソニー・マン
キャストジェームズ・スチュワート(男優)グリン・マクリントック
アーサー・ケネディ(男優)エマーソン・コール
ロック・ハドソン(男優)トレイ・ウィルソン
ジェイ・C・フリッペン(男優)ジェレミー・ベイル
ジュリー・アダムス〔女優・1926年生〕(女優)ローラ・ベイル
野島昭生グリン・マクリントック(日本語吹き替え版【DVD】)
青山穣エマーソン・コール(日本語吹き替え版【DVD】)
佐久田修トレイ・ウィルソン(日本語吹き替え版【DVD】)
宝亀克寿ジェレミー・ベイル(日本語吹き替え版【DVD】)
安藤麻吹ローラ・ベイル(日本語吹き替え版【DVD】)
長島雄一(日本語吹き替え版【DVD】)
水野龍司(日本語吹き替え版【DVD】)
中博史(日本語吹き替え版【DVD】)
後藤哲夫(日本語吹き替え版【DVD】)
古田信幸(日本語吹き替え版【DVD】)
浦野光グリン・マクリントック(日本語吹き替え版【テレビ朝日/フジテレビ】))
小林清志エマーソン・コール(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
広川太一郎トレイ・ウィルソン(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
家弓家正エマーソン・コール(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
富田耕生ジェレミー・ベイル(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
鈴木弘子ローラ・ベイル(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
野田圭一トレイ・ウィルソン(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
渡部猛(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
脚本ボーデン・チェイス
音楽ハンス・J・サルター
配給ユニバーサル・ピクチャーズ
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3.《ネタバレ》 西部開拓史の情景が網羅されている。幌馬車の旅、外輪船のゆったりとした航行、馬が川辺を走る水しぶき、あるいは、ポーカーテーブルや酒場での不意の銃撃、インディアンの襲撃を予想させる鳥の鳴き真似。つくづく西部劇ってのはあの国の神話なんだと思う。旧約聖書的な、家畜も連れての新天地を求める旅になぞらえていて、自分たちが原住民を迫害しているなんてちっとも考えてない。「改心したならず者」が「改心しそこなったならず者」を懲らしめる世界観が貫いていく。立ち直る側には農業のコミューン(地道)があり、立ち直らなかった側にはゴールドラッシュの誘惑(軽佻)がある。映画見てる間は、この旧約聖書的世界観を受け入れておこう。このコールの内心が不明なあたりがドラマとしての緊張になっている。そもそも首を吊られそうになっていたコールを主人公が救ってドラマが動き出す。その後主人公の危機を救ってくれたかと思うと変にふてぶてしかったり、この男は改心したのかどうか、というJ・スチュアートの内面の期待と疑念が交錯するドラマになっているわけだ。
なんのかんのさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2013-05-31 09:46:14)
2.《ネタバレ》 ロック・ハドソンのツヤツヤした顔を見るにつけ、このヒトは一体何しに出てきたんだろう、と本筋でない部分が妙に気になっちゃうのですが、「二枚目」という言葉の語源を思い起こすと、それなりに納得しちゃったりもするのです(それにしてもこの役、時々「あ、アンタいたの」と思うくらいに存在が薄い)。さて本作、邦題が仰々しくて何やら復讐譚を思い起こさせますが、さにあらず。開拓民のオハナシで、特に後半の展開は、村に食糧を届ける一行の冒険物語、追手との戦いあり、仲間の裏切りありで、さらにはふんだんなロケ撮影による雄大な大自然の光景もあって、なかなかに楽しい作品ではあるのですが。ただ、ジェームズ・スチュアート演じる主人公が、作品の冒頭と最後にちょっと意外な側面を見せてこれが作品のミソとなっているものの、それ以外の点ではいささか平凡な優等生の座に収まっちゃってて、特徴があまり出ていない(上述のロック・ハドソン程ではないけれどね)。アーサー・ケネディとの関係も、本当はもっとダイナミックに描かれてしかるべきかと思うのだけど。そういった辺りの“薄さ”が祟り、J・スチュアートが裏切られ、取り残されようとするシーンで、いくら彼が仁王立ちになってみせてもあまり「コワさ」が無いのが、ちと残念。邦題の由来もこのクライマックスの展開にあるのだろうし、実際、最終的には結構盛り上げてくれますが……。
鱗歌さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2013-04-07 00:46:50)
1.「追跡モノ」というジャンルがあるとすれば、私が今までに見た映画の中で最も素晴らしいのは『明日に向かって撃て!』ですが、この『怒りの河』もなかなかです。前者が、徐々に追い詰められる緊張感とどこか抜けた雰囲気が味わえる微妙なバランスが見事なのに対し、ゴールドラッシュでべらぼうに高くなった食糧を無事、山奥の開拓地に届けられるか?そもそもこれを運んでいるジミーは善玉なのかそれとも裏切ってしまうのか…そして一緒にいるやつは?という緊張感が味わえます。普通に考えて、ジミーが悪者のはずはないように思うでしょう。彼が信じられないのは、人としてどうよ?的な見方もあるかもしれませんが、そんな常識を疑ってしまうわけのわからなさがあります。またこれまでの話とは全然違いますが、ロック・ハドソンのいいかげんさも好きだったりして。
元みかんさん [DVD(字幕)] 7点(2006-07-16 03:40:53)
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【点数情報】

Review人数 8人
平均点数 5.88点
000.00%
100.00%
200.00%
3112.50%
4225.00%
500.00%
6112.50%
7337.50%
800.00%
9112.50%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review1人
2 ストーリー評価 9.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 9.00点 Review1人
4 音楽評価 9.00点 Review1人
5 感泣評価 9.00点 Review1人
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