1.《ネタバレ》 最初はゆっくり過ぎるセリフ回しにイライラしたが、次第に慣れていった。
上原謙の演じる二枚目長距離バス運転手。
これが大モテ。
道中のうら若き女性達に親しげに話しかけられ、話しかける。
こりゃ羨ましい。
画面を通して、まるで自分がモテモテになったかの様な感覚をおぼえることができて楽しい。
ヒゲの初老男性と桑野通子が演ずる毒気のある女性との会話が面白い。
その女性がお酒をバス内で他の客にふるまう。
しかし文句ばかり言ってきた初老の男性にはお酒をあげない。
それを見たヒゲ男性は当然面白くなく、「バスの中でお酒は禁止じゃないのか」と文句一つ。
それに対し、その女性はそのヒゲ男性にも「じゃあ、お酒をいかが」とすすめる。
それを受けて、ヒゲ男性は少し迷った挙句、「じゃ、せっかくの好意だから頂くとするか」と欲求に負けてしまう。
ここでその女性の一言が最高!
「あら、バスの中でお酒は禁止じゃなかったのかしら」。
そして、最後までお酒をそのヒゲ男性にあげない。
こりゃ凄い!酷い!
普通、そこまで皮肉言ったら、一杯くらいあげるだろ!
やるなぁ〜