八月のクリスマス(1998)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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八月のクリスマス(1998)

[ハチガツノクリスマス]
Christmas in August
(Palwolui Christmas)
1998年上映時間:97分
平均点:7.00 / 10(Review 103人) (点数分布表示)
ドラマロマンスクリスマスもの
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2017-04-29)【イニシャルK】さん
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監督ホ・ジノ
キャストハン・ソッキュ(男優)ユ・ジョンウォン
シム・ウナ(女優)キム・タリム
チョン・ミソン(女優)ジウォン
相沢恵子(日本語吹き替え版)
脚本ホ・ジノ
音楽チョ・ソンウ
製作チャ・スンジェ
字幕翻訳根本理恵
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12
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22.《ネタバレ》 余計な説明もなくドラマチックな展開がある訳でもなく淡々と話が進んでいくのだが、何故か不思議と引き込まれる。

笑顔に隠された、実にピュアな“オジサン”の切ない物語でした。

状況は違えど、思春期の頃とかに想いを寄せていても告白出来ないで終わった淡い恋心みたいな感じ。

自分の運命を受け入れつつ笑顔でいられる力強い姿と、最後の写真になるであろう自分の写真を撮るシーンにぐっときました。

ぐうたらパパさん [インターネット(字幕)] 7点(2012-03-08 15:08:08)
21.じーんわり、いい映画。
longsleeper21さん [映画館(字幕)] 7点(2011-11-11 11:35:32)
20.病に冒されて長く生きることができない。このような状態になった時、人は自分はどっちを選ぶのだろう。寂しさを埋めるように愛を求めるのか。または、避けるのか。現在進行形の愛ならばお互い最後の一秒まで愛するのが良いのではないかと思う。しかし、これからの愛ならばそのままの胸の中にしまっておいた方が良いかなと思う。自分だったら最後の最後まで誰にも言わないかもしれない。自分が余命わずかなことを知って接してくれる相手を見るのが非常に辛いから。ラブストーリーもの嫌いですが、韓国の作品は自分によく合う。
茶畑さん [DVD(字幕)] 7点(2010-01-06 22:19:05)
19.《ネタバレ》 美しく、そして厳粛たるドラマ。

人は死に直面して、どういう選択肢を取るか。
愛する人を悲しませないために、一人で死んでいくのか。
それとも、死ぬその最期の瞬間までそばに居てもらうか。

普通なら後者を選ぶだろうが、この作品における男は違った。
結婚していたならば、また話は違ってくるであろうが、結婚もしていない女性を悲しみのどん底に落としたくない、そういった気持ちがこの作品から強く伝わってくる。

自分が死にふれて孤独だから寂しいから、愛する女性に最期までそばに居てもらいたい。
そういう気持ちはエゴである。
だから、この男は一人で死んでいく選択肢を取ったのだ。
そこに悲壮感がないかと言えば嘘になるであろうが、相手を愛すればこその選択としては、あながち間違えていないのではないだろうか。

だけど、自分がこの男の立場に立たされたら、こんな選択はできないに違いない。
余生を、愛する女性と一緒にいたいと、ただそう単純に思うだろう。
結果として、相手の女性を悲しませてしまうに違いない。
死んでいく自分はそれでいいだろうが、残された女性はどうだろうか。
そこまで深い考察をして、この男は一人死んでいく選択をとったような気がする。

そういう風に考えてみたりすると、この作品は、とめどもなく深く、そして悲しいドラマなのだ。

韓国映画にしか出せない趣きが、この作品には感じられた。
これがもしアメリカ映画だったなら、こうは仕上がらないだろう。
韓国映画の底力、特に、ラブストーリーにおける懐の広さみたいなものを見せ付けられた気がするのである。

それにしても、愛しい女性を窓越しに手でさするシーン。
この作品を象徴するかのような、切なく、そして美しいシーンだった。
にじばぶさん [DVD(字幕)] 7点(2009-04-08 21:55:41)
18.いわゆる難病ものではなく、病状でドラマを動かしてはいない。そもそも病名すら与えられてなく、特殊な悲しみにならなくしてある。焦点は死の準備のほうだ。主人公は去る者として社会を眺めてるんだけど、それが無責任になるわけでもなく、写真師として記憶の記録係を粛々とこなしながら、去った後の準備を進めている。その人生との距離感がいつも主人公をニコニコさせているのだろうか。老父にビデオの要領を教えるところが泣かせた(リメイクした日本版ではDVDになってた)。あとは野となれ山となれ、でなく、たつ鳥あとを濁さず、のほう。娘の、年上の“おじさん”に対する興味・からかいが恋に移ろっていく感じがなかなかよく、主人公も、禁じられた恋なんだ、と歯を食いしばるのではなく、人生への感謝になっていく。そう、これは人生への感謝を描いた映画。
なんのかんのさん [映画館(字幕)] 7点(2008-11-23 12:41:59)(良:1票)
17.《ネタバレ》 寝苦しい熱帯夜が続く毎日、久しぶりにオイオイ泣ける映画を観たいと思いこの作品をチョイス。男が泣きたい夜もあるんです!正直言うとそれほど泣けはしなかったけども、期待していた通りの、シンプル・イズ・ベストの好感触作品でした。不治の病の内容も画面上全く明かさず、病床でのもがき苦しむ姿すらワンシーンもない展開にホッとしました。草食動物系主人公役のハン・ソッキュが適役好演、というか彼以外の役者じゃこの役は勤まらない。これが十年前の作品ですかあ・・・う~ん・・・。なんか韓国式ラブストーリーって、ここ何年かの輸入メジャー作品を観ると、進化してるんだか退化してんのかよくわからないですねえ。よりあざとく、商魂逞しい創りになってきてるのは間違いないと思いけど。散々そういう作品を見せられた後だからこそ、ベーシックでごく素直なつくりのこの作品の良質さが際立ってみえてきますね。
放浪紳士チャーリーさん [DVD(字幕)] 7点(2007-08-13 12:57:38)
16.韓国映画にはめずらしい地味目な映画。感情がむき出しではなくて、内に秘めた想いが切ない。地味だけどさわやか。
Michael.Kさん [ビデオ(字幕)] 7点(2007-01-19 04:01:54)
15.一篇のポエムのような映画。物語の説明を極力廃した映像を重ね、観る側のイマジネーションに頼りながら進行していく。病気、恋心、死という核心であるはずの要素が省略法で描かれ、語りすぎない“映画の美徳”を感じた。とても優しい抒情詩を味わった気分になれる。
やすたろさん [ビデオ(字幕)] 7点(2006-01-07 00:34:02)
14.《ネタバレ》 一人の人間が死に向かって淡々と準備を進めていくその姿に、澄み切った、すがすがしささえ感じさせる悲しさ、切なさをを感じた映画でした。男女の恋愛も織り交ぜられていますが、私にとっては恋愛映画ではないですねこれは。「ヒューマンドラマ」という感じでしょうか。私には、いい映画でした。余談ながら、他の方々はどうか知らないけど、僕はアクション映画を見ているときは人がどんどん死んでいってもそれに対して何も思わないんです。でも、このように、たった一人の人間が死んでいくということを、しっとりと、時間をかけて描きあげられると、なんとも言えない切ない気持ちになるわけです。そう考えると、アクション映画ってのは、やはり人の命を軽々と考えている、社会や子供に悪影響を与える良くない生産物だと考えるべきなのかな、などということまで考えさせられてしまいました。
ishikawaさん 7点(2005-03-02 23:27:21)
13.ストーリーの流れ、登場人物、そして最後の結末。どれも一定に
穏やかで、切ない気持ちになった。
ボビーさん 7点(2004-05-23 17:57:30)
12.単純なストーリーで、しかもラブシーンは一つもないが、淡々と
したカメラワークで二人の心情を細かに表現している。たまには
こんな映画もいいと思う。余計なものが描かれていないために
より人物の思いに近寄れるような気がする。
Shige&Happyさん 7点(2004-05-03 15:19:55)
11.《ネタバレ》 ストーリーそのものは古典的で、何も目新しいところはないが、静かで上質な作品。セリフも最低限まで少なくしているし、説明もほとんどない。それでいて主人公の苦しみが伝わってくるので胸が痛い。ハン・ソッキュの演技がただただ素晴らしい。最後のセルフポートレートのシーンでの表情が、実に強烈に印象に残る。遺影写真を撮るために化粧をして華やかなチョゴリを着てやって来る老婆のエピソードも良かった。ヒロインの状況説明がほとんど無いので、ヒロインが果たして主人公のことをどのくらい想っているのかもわからないし、彼の死を知ることができるのかも分からない。寂しいくらいのラブストーリーではあるが、今の日本映画では、このようにシンプルで上品なラブストーリーは作らないだろうなぁ、と思う。
ルクレツィアの娘さん 7点(2004-01-04 20:59:36)(良:1票)
10.いまどきラブシーンもないラブストーリーなんて・・いい。小さなエピソードも効いてる。
ウメキチさん 7点(2003-11-14 16:00:33)
9.なんかストーリー的に「オータム・イン・ニューヨーク」に似てる(?)っぽかったけど、ラストは感動しまくりました。
M・R・サイケデリコンさん 7点(2003-10-16 20:54:19)
8.穏やかな感動作ですね~結構泣いちゃいました。。個人的には最後に自分の写真やビデオとかの使い方を書き残しているとこが印象的で、胸がきゅんとなったのを覚えています。。。
キャラメルりんごさん 7点(2003-08-31 22:57:17)
7.あとからジワーッとせつなくなる、でも心が温かくなる映画です。観ているときはもう一押し欲しい気もしましたが、思い返せば思い返すほどに主人公の気持ちにせつなくなります。最後にナレーションで流れた手紙は、あれは結局出せなかったのでしょうか。写真なんかといっしょに箱にしまわれていましたが。私は彼の死後、遺族が彼の遺品を整理していて手紙に気付き、投函したっていうのも考えられるかなと思いました。でも住所なんて知らないだろうし・・・やっぱり出せなかったんですよね。だとしたら、女の子は彼が死んだことを知らずにいるってことですよね。あー、せつない。
きょうかさん 7点(2003-07-09 17:46:53)
6.この映画の、ハン・ソッキュ以外の見所について考えてみました。唐突なようですが、たとえていうなら、私にとっては邦画の「がんばっていきまっしょい」を観た時のショックに似ていました。つまり、気の利いたセリフが特にあるわけではない、映像美というほどのカットもない、だけど無理矢理感動させようという下心が全然見えない。これもまた唐突ですが、柄本明氏が劇団のテストを受けに来た若者に志望動機を尋ねたときに「観客を感動させたい」という言葉が多く、これには参る、といった話をされてましたが(ちょっと言葉はうろ覚え。ごめんなさい、柄本さん)、そんなエピソードも思い出します。いい演技、演出とはどんなものか、ということについてはさまさまな意見があるでしょうが、私は、そこにその人があまりに自然なさまで動き、話しているとき、とても感動をおぼえます。たとえば、人は亡くなる瞬間のその前までは、確実に生きています。微笑を送り、人を思いやり、その日を生きるわけですよね。ふつうの人の、ふつうの日々は、とりたてて何が起きるはずもない。そういう日々のコラージュ。そんな趣きの映画です。最初にレビューを書いたときには、「人にはすすめられない」と書きましたが、撤回。何も言わない、何も起こらない、クライマックスをあえて隠すからこそ、心に伝わってくる、そんな映画が好きな人にお勧めします。あ、それと。私も人がほめているのを聞いてビデオを借り、最初に観たときは「え? クリスマスってどういう意味? このあっけなさは何? 確かにハン・ソッキュの雰囲気はいいけど」と思ったクチでした。2度目に観たら、なぜかジワーと、いいわーと。泣くまでには至りませんでしたが、泣いた、という人の気持はわかります。かみしめるとわかる、スルメのような味、かもね。
おばちゃんさん 7点(2003-04-05 19:00:13)
5.「カル」や「シュリ」とは違って、ハン・ソッキュの優しい表情がたくさん見れる映画でしたね。でも、とてもせつない・・・。
はがっちさん 7点(2002-11-12 00:54:06)
4.静かな物語、でした。「韓国的日常」が伝わってきました。病弱で優しいハン・ソッキュ氏が新鮮で、よかったです。ヒロインの、主人公に言うセリフ、「じゃあ、30代ね。完全におじさんね」というのに、何だか笑ってしまいました。そうか、30代っておじさんなのか、と妙に納得してみたり(笑)。
祥之上さん 7点(2002-03-31 22:27:34)
3.大きな波がある映画ではないけど、穏やかさの中に切なさがにじみ出るいい作品だと思います。二人が、傘を相手のほうに傾けあうシーンは、(くさいけど)印象的でした。
woodさん 7点(2001-10-27 13:02:44)
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【点数情報】

Review人数 103人
平均点数 7.00点
010.97%
110.97%
210.97%
354.85%
454.85%
576.80%
61615.53%
72221.36%
82019.42%
91211.65%
101312.62%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.25点 Review4人
2 ストーリー評価 6.20点 Review5人
3 鑑賞後の後味 6.25点 Review4人
4 音楽評価 5.75点 Review4人
5 感泣評価 5.66点 Review3人
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