イーオン・フラックス(2005)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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イーオン・フラックス(2005)

[イーオンフラックス]
Aeon Flux
2005年上映時間:93分
平均点:4.71 / 10(Review 102人) (点数分布表示)
公開開始日(2006-03-11)
アクションサスペンスSFTVの映画化
新規登録(2006-03-02)【4th Officer Boxhall】さん
タイトル情報更新(2010-04-20)【にじばぶ】さん
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監督カリン・クサマ
キャストシャーリーズ・セロン(女優)イーオン・フラックス
マートン・ソーカス(男優)トレバー・グッドチャイルド
ジョニー・リー・ミラー(男優)オーレン・グッドチャイルド
ソフィー・オコネドー(女優)シサンドラ
フランシス・マクドーマンド(女優)ハンドラー
ピート・ポスルスウェイト(男優)キーパー
アメリア・ワーナー(女優)ウーナ・フラックス
音楽グレーム・レヴェル
撮影スチュアート・ドライバーグ
製作ゲイル・アン・ハード
デヴィッド・ゲイル[製作]
パラマウント・ピクチャーズ
ゲイリー・ルチェッシ
製作総指揮トム・ローゼンバーグ
ヴァン・トフラー
配給ギャガ・コミュニケーションズ
特撮デジタル・ドメイン社(視覚効果)
衣装ベアトリス・パッツアー
編集ピーター・ホネス
その他ティム・シモネック(指揮)
あらすじ
ウィルスの蔓延で地球に残ったのは、治療薬を開発したトレヴァー博士を中心とする最後の都市ブレーニャの500万人のみ。彼らは城壁を作りトレヴァー家の支配の中で美しい文明を作り上げ400年が経った。突然人がいなくなる事件が多発するが政府はそれを否定、反政府組織が生まれイーオンはそのナンバーワンの刺客として議長のトレヴァーを暗殺しようとする。トレヴァーに銃口を向けたその時トレヴァーはイーオンをキャサリンと呼び、イーオンには彼を愛した記憶が蘇る。イーオンは暗殺を止め裏に隠された真相を追求し始める・・・。
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6.《ネタバレ》 いつまでも鎖国して同じ人間達同士で同じことを延々と繰り返しているんじゃねぇ、閉鎖して新しいものを生み出さない生などに生きる価値はねぇ
とばかりに、南アフリカ出身の黒人のプロポーションを持つ白人女優が、髪を黒くアジア風ショートカットでさらにハイブリッドにした未来風忍者に扮して、完全統制同質循環ユートピアの兵士達を桜吹雪の中で殲滅します。
これは規制ばかりして自由にダイナミックに生きることを否定し、従順な仲間内だけで固まり異種の存在を受け入れない日本文化への批判です。だからこそこの映画の未来観はどことなく日本的なのです。
特に例えば「忠臣蔵」みたいに、同じ設定で延々と趣向だけ変えた安全で予定調和の映画を飽きずに作り続けて、進化が止まっている日本映画界に向けたメッセージ映画なのだと思います(笑)。でもこの箱庭風なクリーンで抽象的で潔癖な未来世界観は、日本人だからか結構好きです。薄汚いものをこてこて付け加えれば、それらしくなってごまかしが効く主流になったブレードランナー的ごった煮未来世界観から、センスがなければぶち壊しになる、なかなか困難なクリーンでエレガントな引き算的グッドデザイン未来世界観に挑戦したのがプラスポイントです。
マンフロントさん [DVD(吹替)] 7点(2007-03-02 17:02:05)
5.かの筋肉馬鹿ヒーローが猪突猛進でがんばる伝説的馬鹿SF「フラッシュ・ゴードン」よりも平均点が下まわってるので、どれくらい駄目な映画なんかな~って思って鑑賞したら、サラッと観れるスタイリッシュなヒーローもので中々おもしろいじゃないですか。近所のイーオンにはよく買出しにいかされますが、それよりイーオンかっこいーし、小道具もおもしろい。高尚なSFを期待するとあれですけど、ポケーッと観るヒーローアクションってぶんには全然退屈じゃなかったです。とゆうかセロン観てるだけでも全然退屈じゃなかったです。セロン派ですんません。一応、永遠の命、死、生きるってことに対する明確な表現もされてるし、不思議な世界観も興味をひきます。頭をふると擬似的な目があらわれて、成分が見えるってのが、目新しくってなかなかよいですねー。口笛で操る玉達もかわいーどすな~。内容はすぐに忘れそーなんで、何回も鑑賞できそーやし。
なにわ君さん [DVD(字幕)] 7点(2007-01-16 00:32:54)(笑:1票)
4.大コケぶりに妙な期待をしたのですが、実際に見ると意外とあなどれない作品だなと思いました。話がわかりづらく世間一般に認められる映画ではないと思いますが、映画好きや批評家から酷評を受けるほどのものでもないでしょう。とにかく映像美に感心。ブレードランナーからマトリックスまでSFといえば闇。テクノロジーの無機質さと闇は抜群の相性なのですが、この映画はそれを覆す試みをしており、かつ成功させているのです。雲ひとつない真昼間に緑いっぱいの庭園を走り抜けてSFを成立させているのです。また、通常のSFではテクノロジーを感じさせるマシーンや建造物が登場するものですが、この映画では代わりに小道具でそれを表現しているので独特な印象となっています。それらを見せる監督の美意識も大したもので、独特なデザインをうまく作品に取り込んでいます。外敵を感知するとトゲになる芝生や、足に手のひらを移植している暗殺者等の突飛なアイデアもダサくすることなく映像化に成功させており、なかなかセンスの良い人だなと感心しました。一方でストーリーはいまいち弱く、陰謀の根幹がクローン技術でしたなんてのはSFではよくある話で、またテクノロジーに生命の神秘性が追いつくというテーマもSFの常套句なのでアイデア自体は別段特殊なものではありません。また、脚本に舌っ足らずなところがいくつも目につきます。まずイーオンがなぜレジスタンス活動を行っているかの説明がないので、彼女がトレヴァーと心を通わせていく過程のドラマが引き立っていません。人類はたったひとつの都市に密集して暮らしているのに、イーオンは兵士をボコボコ倒せるような訓練をどこで受けたんだというそもそもの疑問もスッキリしないし。都市上空を旋回している飛行船が実はクローン製造工場だったというどんでんも、そもそもあんなものがどういう理由付けをされて飛んでたのかの説明がないのでどんでんになってないし。また、政府トップの暗殺があまりに簡単なのも納得できず、その上その暗殺犯がいとも簡単に逃亡し、しかも再びトレヴァーに接触しに行けちゃうという安易さは回避すべきだったと思います。とまぁ脚本には穴が多いのですが、これはビジュアルを見せるための映画なんだと割り切ってみると、バカみたいな話でビジュアルを台無しにせずきちんと硬派な印象を残しているので、良くはありませんがそれほど悪くもないと思います。
ザ・チャンバラさん [DVD(吹替)] 7点(2006-11-25 23:39:00)
3.《ネタバレ》 なかなか興味深い作品と思いました。印象としては短編映画っぽくかつ良い意味で漫画っぽい。その2つの要素がこれをリアリティーを必要としないで、裏に潜むメッセージを重要視させているのだと思います。なので、これをバイオハザードとかマトリックスのトリニティーとして見てしまうと完全に物足りないでしょうね。CMとかがいけない気がします。自分も実際これを見るまではそういう映画だと思っていましたし。しかし、いい意味で裏切っていたと思います。この監督がアクションで行かずにしかも重たくしないで漫画っぽくした部分は興業的には失敗ですが、おもしろい試みだったと僕は思います。あとはその厚みじゃあないですかね。メッセージを訴える部分もさらっとしてしまったのが共感を呼びにくくしてしまったと思います。1本で描ききるにはちょっとテーマが大きかったかも。あくまで短編としてさらっと見るのがよろしいかと思います。シャーリーズ・セロンがこれを選らんだのがなんとなく判る気がする。クローンであるにせよ、マシンのような非人間のように見せる演技は上手いと思った。あと全般的に日本を意識させているのは何故なんですかね。そこは謎。忍者出したかったから?そこはマトリックスを意識?
森のpoohさんさん [DVD(字幕)] 7点(2006-11-20 01:08:39)
2.人は死ぬから良い・・・ということは、本当に良いことなのであろうか。僕が思うに、実はやっぱり絶望的なる真理である。この映画を見終わった後は、有限な人生にすばらしさを感じてしまいかねないが、ほんとうは絶望的なことであることを忘れてはならない。だからもっとコミカルにふざけ半分で映画をつくらなければいけなかったと思う。キルビルみたいに。
no_the_warさん [映画館(字幕)] 7点(2006-03-22 22:22:05)
1.皆さんがどういう視点で映画を見て、評価しているのかは俺には分かりませんが(人それぞれなので)ポール婆宝勉流に娯楽エンターテインメントとして評価してみた場合、現実と幻想と存在意識が入り混じった映像で描かれるストーリーに果たしてついて行けるかどうかが、評価の分かれ目だと思う。ストーリーが理解できたならば、シャーリーズ・セロンがカッコ良く、テーマが奥深いアクション映画として楽しめるだろうけど、理解できないならば理解不能以外の何物でもない。かなり好き嫌いが分かれますね。ちなみに俺は周囲の評判にそぐわず、前者でした。さっきも書いたようにシャーリーズ・セロン演じるイーオンはアクションのキレが良くカッコ良かったし(二挺拳銃も決まってました)何よりテーマの意外な奥深さが印象的でした。「人間の生死の尊厳」とでも言うのかな。確かにストーリーは少しややこしいしパッと見B級に見えますが、そんなの全然気にならなかったし『エターナル・サンシャイン』などの作品について行けた人なら問題は無いと思います。思ったんだけど、こういう感じのアクション映画が不評になりがちなのは、観客の鑑賞前の固定概念みたいな物がかなり作用しているんだと思う。『アンダーワールド』もそうだけど、ヒーロー・アクション映画ってのは大抵が、単純明快な勧善懲悪ストーリーだからたまにこういう、良い言い方をすれば「凝っている」悪い言い方をすれば「ややこしい、ゴチャゴチャしている」ストーリーの映画が現れれば、やはり単純なアクション映画を期待した人の中には肩透かしを食らう観客もいる訳で・・・。でも実はヒーロー&ヒロイン映画でこういったメッセージ性を含んだ映画って、かなり少ないんだよね。これからそういう感じの映画も増えてきて欲しいし(娯楽映画=中身のないスカスカ映画ってイメージは持ってもらいたくない)そういう視点で見てみると俺にとっては年間BEST10になりかねない程、強く印象に残った作品なのであります。
ポール婆宝勉(わいけー)さん [映画館(字幕)] 7点(2006-03-22 15:59:04)(良:1票)(笑:1票)
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【点数情報】

Review人数 102人
平均点数 4.71点
000.00%
121.96%
232.94%
31615.69%
42827.45%
52524.51%
61716.67%
765.88%
832.94%
910.98%
1010.98%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.50点 Review10人
2 ストーリー評価 3.92点 Review14人
3 鑑賞後の後味 3.84点 Review13人
4 音楽評価 4.41点 Review12人
5 感泣評価 2.54点 Review11人
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