1.《ネタバレ》 何十年も前、小学生だったころ、夏休みの出校日に体育館で全校生徒で見ました。
平和授業に熱心に(過ぎる?)取り組んでいるところだったので、8月6日でした。
「非国民!!」と罵られながら信念を貫く父親役の三国連太郎の貫禄、優しく強い
古き良き時代の典型的な日本の母を左幸子が演じてました。
最後の原爆が投下されたあと、家の下敷きになり、
姉、弟が燃え盛る瓦礫の中で泣き叫びながら息絶えるシーンは、
悲しさより怖さが胸に残り、今でもトラウマになってます。
父は強く生きろと言い残し、業火に飲まれていきます。
このシーンは、テレビでも2、3年前にリメイクされたとき再現されてましたね。
とにかく、何十年もたった今でも、心に深く刻まれた映画です。またみたいです。