1.《ネタバレ》 これがアーサー・ペン監督のデビュー作なんですか?すごい。最初からちゃんとしたクオリティですね。
私はポール・ニューマン好きなので、ひたすら彼の魅力を堪能しておりました。
まだ若き日の、屈託のない笑顔と、ふとした時のあの眼光。そしてほとばしる色気。さすがは名優です。
ビリー・ザ・キッドの人柄はどのようなものであったのかは推測するしかないのですが、
人情を大切にする、とっても性格のいい側面と、ものすごく強烈な衝動性、その二つが見て取れますね。
無軌道に突っ走っちゃう、大人らしく振る舞うことがほぼ不可能な奴で、これでは遅かれ早かれ破滅してしまうでしょう。
でも、根はいい奴だからこそ、後に引く切なさがある映画になってます。
うちの敷地では面倒は起こすなよと言われてからの、最後の一人をやっちゃうシーンがなかなか緊迫感ありました。