僕たちの戦争<TVM>のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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僕たちの戦争<TVM>

[ボクタチノセンソウ]
2006年
平均点:7.57 / 10(Review 7人) (点数分布表示)
ドラマSFコメディ戦争ものTV映画小説の映画化
新規登録(2006-10-02)【鉄腕麗人】さん
タイトル情報更新(2024-07-18)【イニシャルK】さん
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演出金子文紀
坂口拓(アクションコーディネーター)
キャスト森山未來(男優)尾島健太/石庭吾一
上野樹里(女優)鴨志田ミナミ
内山理名(女優)沢村文子
玉山鉄二(男優)鴨志田祐司
古田新太(男優)尾島勝利
麻生祐未(女優)尾島紀子
篠井英介(男優)片山分隊長
石井正則(男優)兼子分隊士
桐谷健太(男優)山口真造
浅利陽介(男優)古屋英二
田中哲司(男優)田淵中尉
田中要次(男優)吾一の父
樹木希林(女優)沢村キヨ
佐々木麻緒(女優)吾一の妹
原作荻原浩「僕たちの戦争」(双葉社刊)
脚本山元清多
音楽志田博英(音楽プロデューサー)
主題歌The Blue Hearts「君のため」
挿入曲The Blue Hearts「リンダリンダ」
製作TBS
制作TBS(TBSテレビ)
その他TBS(著作)
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3.《ネタバレ》 原作の方がいい出来だったが、こちらも悪くはない出来。物語は現代の若者と戦時中の若者が入れ替わってしまい、慣れない時代でありながら奮闘し、それぞれの時代の人間達と生きていく。感じる事は、戦時中に生きている人間、現代で遊んでいる人間、二人は何も違わないということでしょう。それは入れ替わった後、徐々に慣れていく二人を見てればわかります。ラストは曖昧になっていて、放映された後議論になったみたいです。これを観る前に原作を読んで出した自分の答えは、健太は戻ってこれず、吾一はミナミを幸せにしたというものです。そしてミナミを大事にしながら健太を想い、彼なりのやり方で反戦を訴えるでしょう。実際の世界で考えると吾一は存在しないので、吾一の役目は我々の役目でしょう。もう一つ書いておきたいのは脇役の内山理名。正直彼女がここまでうまく、魅せる女優さんになろうとは想像していませんでした。ごめんなさい。素晴らしかったです。原作もお勧めしときます。
オニール大佐さん [地上波(邦画)] 7点(2008-07-30 21:43:54)
2.《ネタバレ》 戦争を扱っているので暗いのかなあと思っていたが、笑えるシーンも意外に多く、あまり暗い雰囲気になることなく見れた。それに、そんなに期待してなかったけど全体的になかなか良い作品に仕上がっている。現代の主人公と入れ替わりに現代にタイムスリップした戦時中の主人公に現代人としての意識が芽生え始める過程がなかなか面白かった。ラストも最近の作品には珍しく見る側に解釈を委ねてるのも良い。出演者の中では森山未来が全く違う時代に生きる二人の主人公をうまく演じ分けていて好感が持てるし、これで初めて見た上野樹里も良かった。ただ軍人役の石井正則にかなりの違和感を感じたのがちょっと残念。
イニシャルKさん [地上波(邦画)] 7点(2006-10-03 13:50:17)
1.現代社会に生きる人間が、戦時中にタイムスリップしてしまい、戦渦に巻き込まれていくという設定はよくありがちだが、容姿が全く同じ人間が時代を越えて入れ替わってしまうという設定はちょっと新しい。

そして、その対象をそれぞれの時代を生きる「若者」にすることで、リアルで敏感な感情がダイレクトに伝わってくる。
まったく違う時代と環境を生きてきた二人が、突如として放り込まれた時間と場所の中で、混乱しつつも感情豊かに対応していき、それまでに見出す余地もなかった「意識」を生み出していく様は、実に胸に迫るものがある。

「戦争」というある種の固定概念が定着している題材の中で、決して暗く堅苦しくならず、「若者」を主題にするにふさわしい“瑞々しさ”で描き出した演出と演技はとても良かったと思う。

戦渦の中、特攻として最期を迎える寸前の主人公(現代人)は、猛々しく叫ぶ。

「正しい戦争なんかない」

この作品で描かれるのは、単なる戦争の愚かさではない。「戦争」という時間、「現代」という時間、それぞれに生きる人間たちの「普遍」である。
「戦争」を、そして「現代」を、新たな“世代”と“言葉”によって語られるべき時代がきていると思う。
鉄腕麗人さん [地上波(邦画)] 7点(2006-10-02 23:41:03)
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【点数情報】

Review人数 7人
平均点数 7.57点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
6114.29%
7342.86%
8114.29%
9228.57%
1000.00%

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