once ダブリンの街角でのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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once ダブリンの街角で

[ワンスダブリンノマチカドデ]
Once
2006年アイルランド上映時間:87分
平均点:6.89 / 10(Review 44人) (点数分布表示)
公開開始日(2007-11-03)
公開終了日(2008-05-30)
ドラマ音楽ものロマンス
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タイトル情報更新(2010-10-03)【S&S】さん
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監督ジョン・カーニー〔監督〕
キャストグレン・ハンサード(男優)
マルケタ・イルグロヴァ(女優)
脚本ジョン・カーニー〔監督〕
音楽マルケタ・イルグロヴァ
グレン・ハンサード
作詞グレン・ハンサード"Falling Slowly"他
マルケタ・イルグロヴァ"Falling Slowly"他
作曲グレン・ハンサード"Falling Slowly"他
マルケタ・イルグロヴァ"Falling Slowly"他
字幕翻訳税田春介
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13.《ネタバレ》 どっかで観た顔だなと思ったら、おお、“男”は『ザ・コミットメンツ』のギタリストだった人じゃないですか。この人は元来プロミュージシャンなんで音楽性が高いのは当たり前ですけど、本来はこの役はキリアン・マーフィが予定されていたそうです。実はキリアンももとはロックシンガーだったそうなので、この世界線もちょっと観てみたいです。“女”はチェコのアナ・ケンドリックスという感じの容姿ですが、この時はまだ18歳だったみたいです。でも夫と別居している子持ち主婦という設定にはぴったりで、やっぱちょっと老けてるんだよな。 低予算が丸判りのオール手持ちカメラとロケ撮影の映像には、まるでドキュメンタリーかノン・フィクションの様な雰囲気があります。この映画に登場するキャラは冒頭で“男”のチップをかっぱらおうとする若い男も含めて、男女を問わずイイ人ばかりなんです。“男”の創る曲はフラレ男の元カノへの愚痴とぼやきと未練たらたらの歌詞ですが、確かに曲はイイですね。対する“女”はモーションをかけてくる“男”を頑なに拒むし、最後は“男”はロンドンにいる元カノとよりを戻せそうし、“女”は夫をチェコから呼んで新生活を始めることになる結末。まあこの結末だけじゃ“男”がロンドンでアーティストとして成功するかどうかは未知数って感じだけど、ベタなサクセスストーリーじゃないところに好感が持てます。こういう何の進展もなかった男女の出会いって、自分も含めて経験したことがある人は多いんじゃないかな、人生ってそういうもんよ。因みにこの“男”と“女”を演じた二人は撮影後にほんとに恋人になって同棲したんだとか、もっとももうとっくに別れたみたいですけどね(笑)。
S&Sさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2024-02-20 22:51:54)
12.肌を合わせるどころか唇を重ねる事も自重した男女のロマンス、男の父親の寡黙さ、ひたすら歌っている音楽映画。地味なことこの上ないのに、気遣いや慈愛深さや思いの丈をぶつける歌詞に魅入ります。「静かに行くものは健やかに行く 健やかに行くものは遠くまで行く」が思い浮かんだ良作。
The Grey Heronさん [インターネット(字幕)] 7点(2018-12-25 00:48:48)
11.《ネタバレ》 主演の男性プロだったのね、道理で歌が上手いと思った。
90分程度の長さでちょうど良い。音楽たっぷり聞けるので好きな方にはおすすめ。
あずれもさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2016-04-23 20:46:27)
10.前半の歌はとてもよかった。
ホットチョコレートさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-10-20 21:17:28)
9.燃え上がるようなものではないけど、ちょっとロマンチックな出会いを、下手に盛り上げたりせず落ち着いて描いているのが良かった。といっても映画としての見せ場はちゃんと音楽で魅せてくれていて、始終ほのかな切なさを感じながら観ることができた。
Trunkさん [DVD(字幕)] 7点(2012-08-14 09:24:22)
8.《ネタバレ》 なんと言うか、前向きな感じが非常に良かったですね。ダブリンの街の美しさとその陰に隠れている厳しい現実が音楽とマッチして、独特な雰囲気を作り上げています。
TMさん [DVD(字幕)] 7点(2010-06-01 00:39:03)
7.《ネタバレ》 路上ライブを捉えるファーストシーンの手持ちカメラの揺れがいかにも即興風を装うのだけれど、次に窃盗男を追いかける場面では付近の店内に飛び込んでいく二人を捉えたかと思うと、次の瞬間にはカメラは二人が飛び出してくるであろう隣の出入り口の方を早くも向いてしまっている。案の定、手筈通りに二人が飛び出して来るのでその予定調和ぶりに一気に興ざめしてしまう。また、楽器店で男女が初めてデュエットする場面も受け容れ難い。カメラは不必要に動き回り、まるで二人の演奏の邪魔でもするかのように二人の直近まで寄りと引きを過剰に繰り返す。この無配慮に振り回されるカメラが煩わしい。といった具合に序盤は撮影面で不満が多いのだが、後半は次第に持ち直してくる。小品の趣ながら、中盤以降はクレーンを使ったショットも計3箇所あり、特にそれらが感情を伴った動きでいい味を出す。いずれも場所はヒロインのアパート前。まず、夜中に乾電池を買って戻る場面では、彼女の孤独感を表すかのようにカメラは上昇し、暗闇の中で彼女の小ささが強調されていく。そして歌っていた歌詞のように、カメラは上昇しながら行き場を失くす。対するラストシーンのクレーンは、ドアから出てくる笑顔のヒロインに俯瞰から真っ直ぐ躍動的に寄せていく。(さらにピアノへ)男の思いの軌跡のように。そして最後のショットは、思いを受け取った彼女のいる窓辺から外の世界への開放的な移動。二人の感応が、それぞれ三様のカメラの軌跡として表現されている。これらのクレーンの運動は美的だ。
ユーカラさん [映画館(字幕)] 7点(2010-02-15 22:16:17)
6.こういう出会いを一つ持っていれば、人生を豊かに過ごせそうな気がする。
オニール大佐さん [DVD(字幕)] 7点(2008-10-04 13:13:16)
5.《ネタバレ》 一時間半にも満たない小品、私が大の苦手とするストリートミュージシャンが主人公の映画では有りますが、これはなかなか面白かったです。アイルランドの首都ダブリンというあまり馴染みがない都市の風景、ヒロインがチェコからの移民という設定が巧く生かされています。特に好きなシーン二つ、徹夜明けのレコーディングの後で、躁状態のまんま皆で海岸に繰り出すシーン、あとヒロインが電池を買って夜道を帰って来るシーン。バスに乗っているお婆ちゃんとか、楽器屋の店員さんなんかのごく市井の人々の何気ない表情が巧く捉えられてましたね。ヒロインの家にいきなりズカズカと若い男達が上がりこんでくる場面はちょっと面食らいましたが(笑)流れる楽曲も自分好みの佳曲がズラリ。この監督の演出を半ば放棄してるのかと思わせつつ、観客をダレさせないタッチは結構好きかも。ラストのクレジットが流れて、初めて彼ら二人が『名無し』だった事に気付きました。人間は他人とのちょっとした出会いで生活を変えられる、この映画ってボーイ・ミーツ・ガールのごく普遍的なオハナシだったんだなあ・・・。
放浪紳士チャーリーさん [DVD(字幕)] 7点(2008-08-29 11:20:43)(良:1票)
4.自分の趣味と若干ずれてるんだけど、音楽が上質で心に響く力を持っていた。音楽が本物だったから、一時間半を耐えることが出来たと思われる。ラストは予想外。映画の雰囲気を壊さずに終えてはいるのだけれども・・・個人的には残念。
マリモ125ccさん [DVD(字幕)] 7点(2008-08-26 09:16:08)
3.とてもさわやかな気分にさせてくれる映画でした。音楽が素敵でした。
くだごんべさん [映画館(字幕)] 7点(2008-03-27 09:59:27)
2.《ネタバレ》 私はこの作品を観て、初めて音楽に泣かされてしまった。
ミュージカルだとジャンル分けされていたが、
ミュージカルのような異世界の話ではなく、
音楽が俳優達と見事に共演し、ストーリーを絶妙に組み立てているのだ。

多くは語らなくても、出演者達の名前がなくても
この作品は立派な映画として成り立っている。
必要なのは、設定じゃない。
心に響いてくる音楽だ。

ダブリンの街角で出会った男と移民の女の子。
男はストリートで歌うミュージシャン。
別れてロンドンに行ってしまった恋人を忘れられない
女々しい男。
娘と母親とチェコからやってきた女の子。
花やビッグイシューを売る彼女はピアニスト。
この2人が出会った瞬間、ストーリーは音楽と共に
駆け足で2人の人生を変えていく。

音楽に国境はない。
そういった言葉からも分かるように、2人が親密になるのに
言葉はそんなに必要なかった。
同じ音楽に対する情熱が2人を惹き付ける。

わずか1ヶ月以内の間にお互いの家を行き来するようになり
男はデモテープを作り、ロンドンに行く夢を現実のものにする。
もちろん、その背景には彼女との出会いがあったから。
彼女が男をやる気にさせ、2人の奏でる音楽が共鳴し合ったのだ。

人を好きになるのに、理由や時間は必要ない。
例え、他に恋人がいたとしても、好きという感情は
止められないものであり、ピュアなものでもある。
この作品は、友達以上、恋人未満の微妙な心の揺れを
見事に私達に見せてくれた。

どうしようもできない自分の感情。
好きだけど今の関係を壊したくないキモチ。
そしてこの関係が2人にとって心地良いことも
2人は重々理解し合っていた。

だから彼女は彼の家へ行かなかった。
だから彼もロンドンへと旅立った。

わずかな時間でも、2人のキモチは共鳴し合った。
それをお互い認識していたからこそ
2人は強くなれた。
前へ進めた。

お互いの為に、2人は別々の道を進み
幸せにならなければならない。
2人が結ばれるチャンスはいくらでもあった。
けどお互いそれを我慢して、この結論に達した。
だからそれを無駄にしてはいけない。

もう2度と2人は再会できなくても
2人の関係は永遠に2人の中に生き続ける。
2人が共鳴し合った音楽のように。
えみさん [映画館(字幕)] 7点(2008-01-20 00:01:07)(良:1票)
1.《ネタバレ》 歌が本当に良くって、お互いの心情をこれほどまでに! 吐き出してる・・・んだから、どーして。男って奴は(笑)。女も女だけど(笑)。歌に+2点。
ジマイマさん [映画館(字幕)] 7点(2007-12-09 12:25:39)
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【点数情報】

Review人数 44人
平均点数 6.89点
000.00%
112.27%
200.00%
300.00%
424.55%
5613.64%
6715.91%
71329.55%
8715.91%
9511.36%
1036.82%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.25点 Review4人
2 ストーリー評価 6.88点 Review9人
3 鑑賞後の後味 8.37点 Review8人
4 音楽評価 9.30点 Review10人
5 感泣評価 7.83点 Review6人
chart

【アカデミー賞 情報】

2007年 80回
オリジナル主題歌グレン・ハンサード受賞"Falling Slowly"
オリジナル主題歌マルケタ・イルグロヴァ受賞"Falling Slowly"

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