3.《ネタバレ》 家でも学校でも居場所がない少年。
転向してきた少女も友達が作れないタイプ。
最初はいがみあっていたけど、いつしか友達になる。
想像力豊かな二人は、近くの森で、自分たちだけのファンタジーの世界を作り上げる。
同時に家でも学校でも、周囲との関係が改善されてゆく。
そこへ少女が事故死。
少年は喪失感に打ちのめされるが、最後には立ち直る。
「友達が大切にしていたものを大切にしろ」という父親の言葉で
死を受け入れることができた少年。
ファンタジー映画とおもって鑑賞したので肩透かしでした。
あんな友達はほしいなと思いました。
友人の死を正面からとらえた骨太の作品です。