1.長澤雅彦監督の長編作品『夜のピクニック』のサイドストーリー。
『夜のピクニック』を観た後に鑑賞すべき作品だ。
オムニバス形式になっており、色んな監督の、色んなタイプの作品を観ることができる。
それらの作品に共通するのは、高校最後の大イベント「歩行祭」に絡んだ青春絵巻。
傑出したものは感じられないが、「青春」という誰にもあるであろう淡き想い出を映像に綴った個々の作品は、どれも瑞々しく、眩しい。
ストーリーや映像に傑出したものは感じられないのが残念ではあるが、文句は言いつつも、観た後には不思議と気分が晴れたような気がする。
肩の力を抜いて観ることのできる、青春オムニバス作品だ。