次郎長三国志(2008)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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次郎長三国志(2008)

[ジロチョウサンゴクシ]
2008年上映時間:126分
平均点:5.38 / 10(Review 8人) (点数分布表示)
公開開始日(2008-09-20)
ドラマ時代劇リメイクヤクザ・マフィア小説の映画化
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タイトル情報更新(2024-06-20)【イニシャルK】さん
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監督マキノ雅彦
助監督中西健二(監督補)
キャスト中井貴一(男優)清水の次郎長
鈴木京香(女優)お蝶
岸部一徳(男優)大政
北村一輝(男優)追分政五郎(小政)
近藤芳正(男優)桶屋の鬼吉
木下ほうか(男優)大野の鶴吉
山中聡(男優)関東綱五郎
笹野高史(男優)法印大五郎
温水洋一(男優)森の石松
高岡早紀(女優)投げ節お仲
大友康平(男優)沼津の佐太郎
佐藤浩市(男優)黒駒の勝蔵
竹内力(男優)三馬政
本田博太郎(男優)津向の文吉
寺田農(男優)猿屋の勘助
竹脇無我(男優)和田島の太左衛門
朝丘雪路(女優)和田島の女房
長門裕之(男優)鬼吉の父
草村礼子(女優)鬼吉の母
蛭子能収(男優)久六
西岡徳馬(男優)小川の武一
真由子(女優)おきん
木村佳乃(女優)お園
前田亜季(女優)お千
ともさかりえ(女優)おしま
いしのようこ(女優)おきつ
とよた真帆(女優)おぬい
荻野目慶子(女優)お駒
高知東生(男優)甲斐の祐典仙之助
烏丸せつこ(女優)お夏
梅津栄(男優)親分衆
六平直政(男優)親分衆
勝野洋(男優)親分衆
浅利香津代(女優)お朝
春田純一(男優)江尻の大熊
原作村上元三「次郎長三国志」(角川文庫刊)
脚本大森寿美男
音楽宇崎竜童
編曲宇崎竜童「旅姿三人男」
主題歌宇崎竜童「旅姿三人男」
挿入曲高岡早紀「ちゃっきり節」
撮影加藤雄大
製作川城和実
杉田成道
バンダイビジュアル
角川映画
久保聡(製作委員会)
配給角川映画
編集田中愼二
その他杉田成道(specialThanks)
角川歴彦(specialThanks)
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1.《ネタバレ》 久しぶりに新作の映画2本も映画館で観ちゃった。「次郎長三国志」はやはり観なけりゃいかん!と。で、面白かったし、泣けた!

マキノ雅弘監督9部作のうち、3部の途中あたりから6部まで、特に6話の部分を取り上げています。どうしても尺の問題があるので「子分との出会い」が入らないのはしょうがない。それでも楽しめた。

この物語はRPGのような個性ある仲間が加わっていく楽しさもあるが、一番はやはり「次郎長一家の連帯」にあると思う。堅気の世界からはみ出したどうしようも人間たち。そんな彼らが「義理と人情」に、惚れて恋して必死に生きる姿。そこに、観るものは泣いたり笑ったりする。それは、50年以上経っても色褪せない「普遍的なもの」であるんだなと私は観て実感しました。

キャスティングも好感です。一人一人かくと凄く長くなるので省略しますが、マキノ版で個人的に弱いと思っていた<次郎長&お蝶の弱さ>を中井貴一と鈴木京香になって、良かった。二人がベタベタかなとも思えるが、鈴木京香美しいねえ。
子分達はみな○、女性陣は 久慈あさみのお仲が高岡早紀、越路吹雪のお園が木村佳乃と豪華になっているが、貢献が少なかったのが残念。「投げ節お仲」は「森の石松」と並んでファンが多いと思うので・・・
でも、やはり時間が限られているからしょうがない。

この作品については、映画内での演技も勿論そうですが、キャスト間の結束が大事なのではないかと思う。それも、結束しているなあと感じさせた。お蝶の最後のシーンが素晴らしく、中井貴一が櫛を口で抜くのと同時にカメラを回して全員の表情を撮っているんですが、「次郎長一家の連帯」をしっかりと演出していた。
個々の登場時間が限られている以上、この連帯はポイントなんだと思う。

マキノ節も引き継がれている。中井貴一が口でお蝶の櫛を抜く仕草はあの独特の色気が出ており拍手。不安な点は、50年版の各エピソードを短縮して繋いでいる内容なので、少し物語が飛び飛びに感じるかもしれない。

久々に庶民的で笑って泣ける娯楽作品に出会ったのかも知れません。
サーファローザさん [映画館(邦画)] 7点(2008-09-22 21:27:33)
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【点数情報】

Review人数 8人
平均点数 5.38点
000.00%
100.00%
2112.50%
3112.50%
4112.50%
500.00%
6337.50%
7112.50%
800.00%
9112.50%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 6.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review1人
4 音楽評価 6.00点 Review1人
5 感泣評価 Review0人
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