ダイアリー・オブ・ザ・デッドのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ダイアリー・オブ・ザ・デッド

[ダイアリーオブザデッド]
Diary of the Dead
2007年上映時間:95分
平均点:5.42 / 10(Review 36人) (点数分布表示)
公開開始日(2008-11-15)
ホラーゾンビ映画
新規登録(2008-08-26)【マーク・ハント】さん
タイトル情報更新(2023-03-15)【イニシャルK】さん
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監督ジョージ・A・ロメロ
キャストミシェル・モーガン〔1981年生〕(女優)デブラ
ジョシュア・クローズ(男優)ジェイソン
ショーン・ロバーツ〔男優〕(男優)トニー
エイミー・ラロンド(女優)トレーシー
ジョー・ディニコル(男優)エリオット
スコット・ウェントワース(男優)アンドリュー教授
タチアナ・マスラニー(女優)メアリー
グレゴリー・ニコテロ(男優)外科医のゾンビ
R・D・リード(男優)納屋の持ち主
ジョージ・A・ロメロ(男優)警察署長(ノンクレジット)
ウェス・クレイヴンニュースの声(ノンクレジット)
スティーヴン・キングニュースの声(ノンクレジット)
サイモン・ペッグニュースの声(ノンクレジット)
クエンティン・タランティーノニュースの声(ノンクレジット)
ギレルモ・デル・トロニュースの声(ノンクレジット)
トム・サヴィーニ(ノンクレジット)
本田貴子デブラ(日本語吹き替え版)
加瀬康之ジェイソン(日本語吹き替え版)
嶋村侑トレイシー(日本語吹き替え版)
秋元羊介アンドリュー教授(日本語吹き替え版)
脚本ジョージ・A・ロメロ
音楽ノーマン・オレンスタイン
作曲フレデリック・ショパン"Prelude in D Flat Major"
製作総指揮ジョン・ハリソン
特殊メイクニール・モリル(特殊メイクスーパーバイザー)
グレゴリー・ニコテロ(特殊メイクプロデューサー)
美術ジョン・P・グールディング(美術監督)
衣装アレックス・カヴァナー
その他ウェス・クレイヴン(very special thanks)
クエンティン・タランティーノ(very special thanks)
ギレルモ・デル・トロ(very special thanks)
トム・サヴィーニ(very special thanks)
あらすじ
ホラー映画を制作中の学生たち。ニュースに異変を感じて大学に戻ると、街の状況は一変していた。キャンピングカーで街から出る彼らの目には次々と信じられない光景が。そしてゾンビの大量発生という事実が彼らに突きつけられる。あのロメロ監督が「主観映像」を取り入れて再びゾンビ映画のメガホンを取る!
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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10.《ネタバレ》  ドキュメンタリー形式のゾンビムービーってのが個人的に好きなので、どうしてもこの手の作品には点が甘くなってしまいます。もはや雰囲気だけでも楽しめてしまうからです。
 それに、『走るゾンビ』が主流になっている昨今、『歩くゾンビ』はもはや希少価値が高い。久しぶりの『のろのろゾンビ』を見られて嬉しい。
 彼らには哀愁があり趣があります。そして静か。これが良い。『走るゾンビ』は確かに脅威ですが、すぐに認識できてしまいます。それに対し、『のろのろゾンビ』はどこに潜んでいるかわからない恐怖を演出してくれます。
 ロメロもそれがわかっているのか、『心臓病で死んだやつがいなくなっている。』というエピソードを入れています。グループのボスが『全員動くな。口を開くな』と警告します。耳をすませ、ゾンビの物音を拾おうとします。この何とも言えない空気感、緊張感というのは『走るゾンビ』では決して味わえないものです。
 病院内で、いつの間にか点滴ゾンビが後ろに居たっていうのも、静かなるゾンビならではの演出。
 ロメロ作品に共通する、『普通に死んだ人もゾンビになって復活する』という一方的な設定が、より終末感を感じさせます。その原因や理由は一切説明されず、ただ理不尽な事実がそこにあるだけ。これが良いですね。自殺を試みた女の子が静かにゾンビへと変貌を遂げるシーンは何よりのお気に入りです。この作品の演出は、のろのろゾンビの良さ、静かなるゾンビの良さってのを、特に強調している気がします。
 唯一気にいらなかったのはジェイソンの行動。
 ゾンビムービーはサバイバルムービーでもあります。『生存』を最優先に考えないサバイバルほど白けるものはありません。ジェイソン君にはおおいに反省してほしいものです。
 それからこの作品を見ると、ドラマの『ウォーキングデッド』はロメロ作品の影響を強く受けていそうだと思った次第です。
たきたてさん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2020-03-05 13:43:01)(良:1票)
9.《ネタバレ》 人気テレビシリーズ『ウォーキング・デッド』の3年前に撮られた元祖ゾンビ映画のロメロの作品だ アーチェリーや剣などを武器にするとか、移動がキャンピングカー等、明らかに『ウォーキング・デッド』が影響を受けているであろうシーンが多い、さすがロメロ 新シリーズの2005年「ランド・オブ・ザ・デッド」「サバイバル・オブ・ザ・デッド」の3作品の中ではこれが一番良く出来ている POV形式で撮られたせいか他の2作品に比べると脚本に破綻が無い モキュメンタリー映画だと普通、冒頭ぐずぐずとつまらない展開で始まるのが常だが、この映画は最初からいきなり佳境に入っている 映画製作の大学の学生達という設定で全てを撮り続けてる事にさほど違和感が無いのもうまい設定だ エンディングもロメロらしい風刺が効いていて中々いい
にょろぞうさん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2014-01-08 01:53:55)(良:1票)
8.《ネタバレ》 自分だったら、背後が気になって撮影どころじゃないですね~。そして、前の方も書かれていますが、私もこれを観ながら「秋葉原通り魔事件」でケータイ構えて即席報道カメラマンと化していた連中を思い浮かべました。/『ランド~』では、やや娯楽に走りすぎてしまった感がありましたが、この作品では従来通りゾンビをフィルターにした社会批判が見られます。この監督には根幹となる"思想"がある。"伝いたいこと"がある。ゾンビを使ってそれを伝える。昨今のゾンビブームでゾンビを狩るだけの軽い作品が多い中、中身のあるゾンビ映画、社会派ホラーを作れるのはこの人だけなのだなぁと改めて思いました。/終わり方は『ナイト~』からの引用が強くてややあざとい反面、ゾンビが流す血の涙が印象的。
Monochrome Setさん [DVD(字幕)] 7点(2010-03-17 00:15:13)
7.ロメロは何故ここまでゾンビにこだわるのか?それはやはり、ゾンビというキャラの持つ、アナーキーさ・無軌道ぶり・ヤサグレ感・どこか漂う哀愁・・・。映画にいくらメッセージ性を込めても、ゾンビを登場させる限り、映画を支配するのは終末感覚であり、諦念であり、だからこそ、メッセンジャーとしてのロメロではなく、映画作家としてのロメロが活き活きとしてくるのではないか、と。ヘナチョコサスペンス『URAMI』は、やはりテーマ性が目立ち過ぎた。やはり、オブザデッド・シリーズこそが本領・・・と言う意味では、本作って、どうなんだ? テーマ性とゾンビ性(そんな言葉があるのか?)が真っ向からぶつかり合い、最後はテーマがゾンビを蹂躙した挙句に「ゾンビが血の涙を流して見せる」という問題作、それがこの『ダイアリー~』。いまや“映像”とは、命と魂をかけたプロによって提供されるものではなく、無数のアマチュアたちによって、まるで自然発生的とも言うような形で日々作りだされるもの。ネットを飛び交う出所不明の映像の数々(無論、映像に限ったことではない。この私の駄文も、その類のものである。自戒)。ひたすら、実感を伴わぬ空疎な刺激が求められ、たとえ人の死であっても、映像となった途端、それは娯楽となり、商品にすらなる。死者は好奇の目にさらされ、まるで本作のゾンビたちのように、「死んだ者をもう一度殺す」という扱いを受けることになる・・・。ところで、本作における、フェイクドキュメンタリーの手法って、本作のテーマを描くにあたっての、確かにひとつの選択ではあろうけど、でも、本当に有効であったか? あくまで映画作品たりえようとし、映画らしい技術を持ち込んでしまった結果、浮き上がってくるのは“フェイク”の部分、すなわち“ウソ”である。“ウソ”を積み上げることで“ホント”を作り上げるのが映画であったハズ、それが本作では、“ホント”に成り切れなかった“小ウソ”が知らず知らずに積み重なって“大ウソ”になっただけ、で終わってしまった気が。割り切りの足りなさ。『クローバーフィールド』は映画から逸脱し、映画作品たりえなかったことで、ひとつの完成に達した。本作は・・・割り切りが足りず、でもそうであるが故に、映画作品たりえているのもまた、事実か。
鱗歌さん [DVD(字幕)] 7点(2009-11-22 08:47:48)
6.なかなか面白い。ロメロの監督作品がどこかセンス的にずれた方向に行きそうになっていた前作からかなり本人の有り様に近づいたという感覚を受ける。

80年代的な末世感を2000年以降に作り出すのは容易ではない。現在の末世感の無さの大きな要因の一つである、2000という数字を超えた時間軸的な不可逆的変位と、ネットの一般的道具化による(不完全、不明瞭、恣意、怪しさは成り立ちとして不可避的包含要素ではあるが)有り得ないものに対する証明の容易さという二つの障壁がある。しかしそれを、障壁それ自身を使うことによってうやむやにしてみせる事に何とか成功している。

ゾンビ映画にあった、1999年に向かってこういう事が起こりうるんではないだろうか?と映画を見ている2時間の間に一瞬でもそう思わせることに成功させていた時代性は今は存在しないが、終わることではなく何が始まるかよくわからないという漠然とした不安と、ネットというものが生活に必要以上に入りすぎてしまっていることを上手に使った設定は、そこを過剰に意識させない方向に誘導する。このことで効果的に適度な恐怖を味わえた。

主観映像の手法を採ってはいるが、かなり映画的な見せ方で構成されて音楽まで入ってしまう。こういう形でブラッシュアップしてきたというのは、この表現方法がこの方向にこなれたと見るか、味を薄くしたと見るかは微妙なところで、結果として見づらい映画になってしまえば主観映像としての演出を抑制した方が良かったと思ってしまうだけに、この映画のさじ加減は巧妙なのかもしれない。

キャラの立ち方や、世界観の構成の仕方はさすがに面白い。わざとらしいし嘘くさすぎる設定も話の面白さで鑑賞中に忘れることが出来るし、前作よりは楽しめるように思う。またグロテスクな表現も、リアルさが抑えてあるため恐怖そのものに意識を集中できる。

時々、普段は普通の人だがその手の映画で属性がむき出しになってしまう人がいる。そういったごく少数のスナッフを見たい的な願望を抑えられない人を、見透かすような残酷でしかない描写があまりない。そういった面でもゾンビ映画としてだけではない軽めの恐怖映画ベンダとしての手練手管が実に手堅く、安心して恐がれる良くできた映画だ。
黒猫クックさん [DVD(字幕なし「原語」)] 7点(2009-10-18 19:01:21)
5.なぜか最近巷に~オブザデッドという名の映画がゴロゴロと溢れてますが、さすが本家ロメロの純正続編は低予算でもツボを押さえてあり、バッタもんとはやっぱり違うなあと改めて感じた次第です。ただ、終始似たようなシチュエーションの繰り返しで盛り上がりに欠けることと、撮ってないで助けてやれよ!とムカつく場面がいくつかあったのがマイナスでしょうか。
54dayoさん [DVD(字幕)] 7点(2009-04-29 00:17:40)(良:1票)
4.《ネタバレ》 『ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド』同様、ゾンビ発生時の人々の行動を、今流行りのPOV撮影で追った、ロメロ先生のリビングデッド・サーガ第5弾。インディーズ映画なので予算の都合もあるのだろうが、ロメロ自身、最初からDVDスルーにするつもりで撮っていたらしい。そんな肩の力を抜いた作りなので、リメイク版『ドーン・オブ・ザ・デッド』や『28週後…』のような大規模なゾンビ映画を観た後だと、どうしても物足りなさを感じてしまう。とは言え、ストーリー性の無さをPOV撮影で誤魔化していただけの『REC』や『ブレアウィッチ』と比べると、余程濃密な作りをしており、そこは流石のロメロ先生。「奴らは我々自身」「我々を救う価値などあるのだろうか」と、シビアに現実を見つめる冷徹な視線は、『ナイト・オブ~』の頃から何も変わっていない。
フライボーイさん [DVD(字幕)] 7点(2009-04-23 21:56:42)
3.《ネタバレ》 ゾンビに関して詳しくないけど、投稿します。
走るゾンビって確かにゾンビっぽくないんですよね。
そこを作中で伝えるって今もなお監督のゾンビ観が揺らいでないって事なのかな。
情報化社会に対するメッセージ、やっぱりゾンビより人間のが残酷って事がビンビン伝わってきました。
今までと違ってストレートにメッセージが伝わってきました。
なんかゾンビ初心者向けみたいな映画に思えました。
余談だけど、起きて飯食って仕事をして寝て。毎日の繰り返す事で、自分がゾンビと変わらないと思う今日この頃。
まさかどさん [映画館(字幕)] 7点(2008-12-06 13:20:00)(笑:1票)
2.《ネタバレ》 最近流行り(?)のカメラ目線の主観映像。ロメロ御大も作っちゃいましたかって感じでしたが、相変わらず社会風刺が効いていて良かったです。今では当たり前のように走りまくるゾンビ映画に対してだろうけど、「死んでるんだから走ったら脚がもげるだろ」と直球な正論を出演者に吐かせたり、素朴で朴とつそうなオッちゃんが実は過激な人だったり、薬品でジワジワと溶けてくゾンビ退治があったりで地味な展開ながらも「おおっ!」と思えるシーンもありソッチ方面も楽しめましたね。それからやっぱりロメロのセンス、嗅覚は鋭いな、と。 「カメラを持ったら傍観者」。誰もが情報発信者になり、煽り叩ける現代の動画投稿サイトやブログ。目の前で起こった事件や事故に対し必死に携帯カメラを向ける人、自慢げに犯罪行為を語る人。凶悪な犯罪が毎日起こるしネットじゃグロでもエロもなんでも垂れ流し。情報量が多すぎて感覚がマヒしちゃうんですかね。情報操作、印象操作をしているテレビやメディア。誰が真実を語り、なにが嘘なのか。モラルを持ち見極める目を養わないと情報社会は生きていけないな。テクノロジーの進化に対し扱う側の人間は対して進化してないんだなと思いますね。むしろなんでもオートマチック化して退化してるのかもな。
ロカホリさん [映画館(字幕)] 7点(2008-11-17 22:49:25)
1.序盤はブレアウィッチをぱくってるような感じな作品だと思ったが、展開が次々と変わっていくので観ていても退屈はしなかった。ラストは消化不良のような感じだったけどそこが良かったかもしれない。続編に期待したいです。
映画さん [映画館(字幕なし「原語」)] 7点(2008-09-24 18:01:19)
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【点数情報】

Review人数 36人
平均点数 5.42点
000.00%
100.00%
212.78%
3513.89%
4411.11%
5616.67%
6925.00%
71027.78%
812.78%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.50点 Review2人
2 ストーリー評価 5.66点 Review3人
3 鑑賞後の後味 4.66点 Review3人
4 音楽評価 5.33点 Review3人
5 感泣評価 4.50点 Review2人
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