1.《ネタバレ》 短めの尺の中に凝縮された濃度の高いノワールサスペンス。
タクシー運転手が瀕死の警察官から撃ち抜かれる冒頭のシーンからして尋常じゃない。
濃すぎて早すぎて二回見るとちょうど良いくらいのシーンだ。
殺し屋ダンサーが麻薬密売組織のボスとやり合うシーンが好き。
やたらに寡黙な車椅子のボスが不気味で面白い。
車椅子ごと高所から突き落とされるシーン、その撮り方も呆気に取られる素晴らしさ。
最終盤のカーチェイスももちろん面白い。
惜しむべくはスピーディ過ぎて集中力を必要とされ休む暇もなく疲れるのと、セリフが全体的に多過ぎることかな。