休暇のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

休暇

[キュウカ]

2007年【日】 上映時間：115分

平均点：6.43 / 10点(Review 7人) 

公開開始日（2008-06-07）

（ ドラマ・刑務所もの・小説の映画化）

監督	門井肇
助監督	高橋雄弥
キャスト	小林薫(男優)	平井透（刑務官/看守部長）
	西島秀俊(男優)	金田真一（死刑囚）
	柏原収史(男優)	大塚敬太（新人刑務官/看守）
	菅田俊(男優)	坂本登美男（新人刑務官/看守・幹部）
	利重剛(男優)	池内大介（処遇部長/執行指揮者）
	谷本一(男優)	古木泰三（新人刑務官/看守）
	村上連(男優)
	有福正志(男優)
	大塚良重(女優)
	大方斐紗子(女優)
	りりィ(女優)	美佐子（平井の姉）
	榊英雄(男優)	教戒師
	今宿麻美(女優)	金田久美（金田の妹）
	滝沢涼子(女優)	南雅子（ブライダル・アドバイザー）
	大塚寧々(女優)	平井美香（平井の妻）
	大杉漣(男優)	三島達郎（刑務官/副看守長・幹部）
原作	吉村昭	「休暇」（中央文庫版「蛍」所載より）
脚本	佐向大
撮影	沖村志宏

【クチコミ・感想（7点検索）】[全部]

2．《ネタバレ》　轟音とともに落ちてきた脚、痙攣する身体、抱き止める刑務官。
見ていて吐きそうになった。

死刑囚って、当然自分の死期にすごく敏感で、
刑務官のちょっとした所作で、自分の刑の執行を悟るらしい。

若い刑務官のまぬけな一言は、彼の頭の中で警報として鳴り響いた。
だから彼は試したのよ、突然音楽を聴きたいだなんて言い出して。
そして、刑務官たちの反応は決定的だった、「執行命令が出てる」。

ここで論ずる事では無いかもしれないけど、私は「死刑」に反対では無い。だって、
『一人の命を奪った程度で、加害者の命を奪う理由にはならない』なんて変だもの。
別に、加害者の命よりも、被害者の命のほうが重いなんて言わないけど、
せめて平等に扱ったほうが良いんじゃないの？
まぁ、尊属殺人は別だけど。愛情に包まれて育った人は、人を殺さないしね。

それにしても、あの死刑囚（＝西島秀俊）、
うっかり同情しそうになる位の表現力だったわね。
悪いけど、刑務官の話はぶっ飛んじゃったわよ。

私は「死刑に反対」する人たちに、もっと戦って欲しいと思うわ。
もしかしたら私も論破されるかもしれないしね。

【ジャスミン】さん [DVD(邦画)] 7点（2012-01-08 20:54:39）

1．《ネタバレ》　当初は回想と執行の軸がイマイチつかみきれなくて、ようやく結婚式のシーンで同僚が料理を食べられないという印象的な場面で「あぁ、これは金曜日の執行の後の土曜日に行なわれた結婚式なのね・・」と理解できた。死刑についての本は何冊か読んでいるので西島さんの演技は本当にすごいですね。色々、読んで勉強したんだろうな・・。執行シーンの緊張感はすごかったけど、神父さんの役者さんが軽かったのが残念。聖書もあんなに抑揚をつけて読むことはないです。小説じゃないんだから・・ってちょっとイライラしたな。でもいい映画だと思う。妹さんのその後も気になったり・・。

【グレース】さん [DVD(邦画)] 7点（2010-06-17 00:28:03）

【点数情報】

Review人数			7人
平均点数			6.43点
0	0	0.00％
1	0	0.00％
2	0	0.00％
3	0	0.00％
4	1	14.29％
5	1	14.29％
6	2	28.57％
7	2	28.57％
8	0	0.00％
9	0	0.00％
10	1	14.29％

【その他点数情報】

No	名前	平均	Review数
1	邦題マッチング評価	6.33点	Review3人
2	ストーリー評価	6.00点	Review3人
3	鑑賞後の後味	6.33点	Review3人
4	音楽評価	6.33点	Review3人
5	感泣評価	5.66点	Review3人