21.《ネタバレ》 男祭り1 観ようと思いながら14年も熟成させてしまった。きっかけはジェイソン好きの中国嫁ですがこのメンツだと小僧やでとの解説を交えながら鑑賞、ミッキーの若い頃の画像を見せたら「何があったん?」と衝撃を受けていたようでしたw 個人的にはもっとありえない失笑されかねない滅茶苦茶なアクションを期待していたものの割とちゃんとしてました、これはこれで良さそう続編もあるようだし楽しみです。 気位の高い俳優さんは出たりしないんだろうけど、こういうのに出る俳優さんには親しみが沸きますね。 【ないとれいん】さん [インターネット(字幕)] 7点(2024-01-22 17:35:34) (良:1票) |
20.《ネタバレ》 -THE EXPENDABLES-“消耗品”。 かつて映画ファンを熱くさせたあのヒーロー達が、当時の世界観のままに年齢を重ねて登場。まるで同窓会の会場で扉が開く瞬間のような、そんな映画。 もうね、ドルフ・ラングレン≒イワン・ドラゴって刷り込まれてる世代には、スタローンとラングレンが再び共演するってだけでワクワク。そんなに出番は無いっちゃ解っていても、シュワルツェネッガーやブルース・ウィリスも登場するってなったら、もうフェスティバルのカーニバル。更にリー・リンチェイにミッキー・ロークと容赦ない豪華ラインナップ。もう2000年代のアクションスター、ジェイソン・ステイサムでさえ小僧に見える。 夏休みのまんが祭りの『マジンガーZ対デビルマン』や『ウルトラマンVS仮面ライダー』、畑は違うけど『U.S.A.for AFRICA』や『猪木VS馬場』みたいなモンで、内容がどんなに塩っぱくても、薄っぺらくても良いんです。もうこの、本編を見る前の期待感から、映画は始まってるんです。 最近のバリッとした2010年のアクション映画だけど、薄~いメッキを剥がしたら、あらら80年代のアクション映画そのまんま。 自虐的なタイトルから連想されるように、全盛期からおよそ20年以上も経って、当時と同じことをしてる馬鹿馬鹿しさ。 話次第では将軍と協力して共に戦う事も出来ただろうに、アタマは使わず己の肉体だけを使い、ただただ敵を倒す単純さ。 この映画を観ると、自分たち(アメリカ)の正義を一方的に押し付ける80年代のアクション映画が、どうして廃れたのかが見えてくる。 そこまで含めての自虐映画だと思う。 スタローンがこの映画を作ってくれたことに満点を付けたいけど、5~7点を目指して作られた映画に10点は失礼なんで(そうか?)、7点にさせて頂きます。 【K&K】さん [地上波(吹替)] 7点(2022-01-09 14:48:07) (良:1票) |
19.老いてなお、現役バリバリに活躍したいというのは男の夢なんでしょうね。こういう奴らに年金払う必要はないよなぁ。むしろ後世のために、文字どおり消耗品として活躍してもらうのが吉。日本の団塊の方々、期待しております。 【眉山】さん [インターネット(字幕)] 7点(2015-05-30 23:35:12) |
18.《ネタバレ》 ヒロインのために島に戻ったのに、、自己満足で終わってしまった感じ。撃ち合いのシーンでは誰が味方なのか判らない状況もありましたが、1分間に125発の銃は迫力がありました。 【山椒の実】さん [地上波(吹替)] 7点(2013-06-16 20:56:26) |
17.《ネタバレ》 かつて流行ったド派手なアクション映画。シルベスタ・スタローンを筆頭にジェット・リー、ジェイソン・ステイサム、ドルフ・ラングレン、チョイ役にアーノルド・シュワルツェネッガーとブルース・ウィルス・・・まあどんな映画か想像できるけど、その想像のまんまです。ある意味面白くありません。ただ役者が揃っているだけに、まさに正統派のド派手なアクションに手抜きはありません。ただ、いかんせんスタローンの年齢が・・・いや、あの年齢にしてはスゴいし頑張ってるし誰もマネなんて出来ません。だから観てると痛々しく感じちゃうのが難点。そのせいか、他の役者さんのアクションシーンにややキレがないように感じます。できれば10年くらい前に作ってほしかったなぁ。 【きゅー太】さん [ブルーレイ(吹替)] 7点(2013-01-06 14:41:46) |
16.スカッとするからこれはこれでいいじゃない。 こんなんだったら2は劇場で観とこうかなという、テレビ局の戦略にまんまと乗せられます。一番かっこよかったのはクリスマスですよね? |
15.《ネタバレ》 往年の筋肉アクションスターの80年代アクション映画を観まくっていた人なら必ず楽しい映画。まあとにかくストーリーから何から何まで大味な作品なのですが、観ていてスタローンは何だかんだ言ってアクションをちゃんと撮れる監督なんだなあと再確認しました。80年代アクション映画への回帰を図っていても、画面がとにかく忙しないカーチェイスシーンなんかは近年のアクション映画のメソッドを取り入れている。そこに80年代特有の「やり過ぎ感」(例えば敵に銃の全弾ぶち込んだり、火だるまになってる敵に止め刺したり、何でも派手な爆発で解決したり)がミックスされていた気がします。ストーリーはB級映画なんだからこんなもんでイイかな。片手にビール持って観るのが好ましい鑑賞方法でしょう。悪役のエリック・ロバーツは悪くはないのですが、もう少しインパクトのあるキャストが欲しかったです。個人的には彫師のミッキー・ロークを悪役に持ってきて、『追撃者』と同じキャストの対決が見たかったかな。 【民朗】さん [地上波(吹替)] 7点(2012-10-28 00:09:18) |
14.映像技術の発展によって俳優がアクションを演じることが容易になり、トム・クルーズやジェレミー・レナー、リーアム・ニーソンといったイケメンや演技派がアクション映画の最前線に立っているという昨今(並べてみて気付いたのですが、なぜか全員アイリッシュ)、筋肉のみに特化したアクション俳優は急速に活躍の場を失いつつあります。そんな状況で立ち上がったのが『ロッキー』と『ランボー』の最終作を連続して成功させたスタさんであり、もはや世界で彼にしか為しえない1億ドルバジェットの筋肉祭りを開催しています。商業的な計算もあるにはあったと思うのですが、それ以上に強かったのはファンを喜ばせたいという思いであり、同業者に活躍の場を与えて再びこのジャンルを盛り上げたいという願いだったように感じます。実際、女に惚れて判断を誤ったり、敵に捕らえられて仲間に助けられたりといった損な役回りはスタさんが積極的に引き受けており(裏切り者役でメインの戦闘に参加できなかったラングレンも同様)、ベテラン勢が現役勢のために美味しい見せ場をお膳立てしてやるという配慮には、なんだか胸が熱くなりました。。。 内容は良くも悪くも80年代風。中米の小国で特殊部隊が大暴れという何とも『コマンドー』な設定の下、我らがエクスペンダブルズがロクな作戦もなしに「おりゃ!」と暴れて一国の軍隊を殲滅してしまうという、リアリティのかけらもないお話しとなっています。戦場で仁王立ちでもまったく弾の当たらないエクスペンダブルズに対し(どこが消耗品なんだ)、敵は気持ち良い程バタバタと倒れてくれます。直前に『ランボー/最後の戦場』という最先端のアクション映画を撮っているという背景から考えて、本作における偏差値の低さはスタさんが意図したものであり、これは80年代アクションを懐かしむおっさんの為だけに作られています。金曜ロードショーに育てられた私は、もちろんハートを打ち抜かれましたとも。バカって最高! ただし、問題もあります。これだけのメンバーを集めたエクスペンダブルズに対して、敵がジュリア・ロバーツの兄貴では見劣りしすぎ。マチェーテの敵にセガールを持ってきたロドリゲスの判断を見習ってほしいところです。また、ウィリスとシュワルツェネッガーという宣伝の時点で大フィーチャーされていた大物が1シーンしか出てこないのも、なんだか詐欺に遭ったような気がしました。 【ザ・チャンバラ】さん [DVD(吹替)] 7点(2012-10-21 00:19:17) (良:1票) |
13.基本的に話の中身はあってないようなもんやねんけど、B級魂と遊び心満載の潔い映画作りは観とってめっちゃ気分がよく、消耗品であることを自覚した男たちの意地とプライドと命をかけた死闘を存分に堪能させてもらったし、おもいっきりのいいバイオレンス描写も痛快。基本的に失敗することの多いオールスターキャストをそれなりに活かしとっただけでも高評価やしね。 【幻の『モンスター』】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-12-18 17:11:25) |
12.遅れ馳せながらの投稿。皆さんの様々なレビューが物語っているとおり、良くもあり悪くもある摑みどころのない作品です。 ただ、間違いなく言えるのは、出演している面々が嫌いじゃない限り、どこを取っても楽しめるという金太郎飴的作品であること。まるで「アクションスターかくし芸大会」みたいな(てか「かくし芸」じゃないけど)、あれよあれよと繰り出される見せ場の連続は、多少なりとも年齢的な衰えを認めざるを得ない往年のヒーローたちだけれども、それを吹き飛ばすに十分なほどの強力さ。間違っても退屈はしないです。 細かいことやテーマ云々を気にせずに、スターたちに声援を送りながら楽しみましょう。 ちなみに次回作はあるのかな?あるのだったら、次はひとつ、ストーリーでも魅せて欲しいなぁ…。 【タコ太(ぺいぺい)】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-10-03 01:43:22) |
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11.「さて問題です。アクションスター達が一同に会したという本作、実はこの中に一人だけ、本人ではなくソックリさんが混じっています。さて誰でしょう」「えー困ったな。一人だけも何も、全員ニセモノにしか見えないよ」ってな感じの映画です。いや、こんな判りやすいニセモノはニセモノとしての意味が無いので、きっと全員ホンモノなのでしょう。多分。いや~それにしてもシュワ(これ以上のコメントは酷なので控えます)。さて本作、内容的には、80年代半ばから90年代初頭あたりの、中身の無いアクション映画をそのまま再現したような中身の無さで、そこにイマドキらしい派手な肉体損壊を絡めるあたりはまさに「進化した80年代アクション」。⇒すでに退化しきったモノが「進化した」ってのは矛盾してますけれど。とにもかくにも、「あの人は今」的なこの映画、とりあえずみんな元気にしているらしいことがこの一本で確認できるだけでも、値打ちモノ。せっかくこれだけのメンツをブッキングしたんだから、スターが並んだカメラショットを連発しても良さそうなもんだけど、そんな事はしない。あくまでフツーに娯楽アクションに徹するあたり、なかなかの気前の良さ(それを誰か、望んでいるのかどうか)。屋外のシーンは日が照ってるカットと照っていないカットがごちゃ混ぜ(もしやワザとごちゃ混ぜにしているのか、とすら思った)で、要するに適当に撮ってる感じですね。娯楽映画です。消費される映画。消費されるスター。そんなヒト達のこれはちょっとした意地かも知れない。こういうヒト達をよく、いろんな意味を込めて(少し同情を込めて)「レジェンド」と呼ぶ訳ですね。 【鱗歌】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-06-18 17:14:58) |
10.《ネタバレ》 なかなか。あなどれねぇ。 セガールが出てきたらどうしようとか思ったが、スタローンがインタビューで 「彼には断られたんだ(笑)」 とか言ってた。 無念極まりない。 【黒猫クック】さん [ビデオ(吹替)] 7点(2011-05-31 21:58:36) |
9.往年のスター大集合しただけで満足できればそれでいい。余計な要素いらないから、派手にやってくれればそれだけで・・ 【ラスウェル】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-04-17 23:58:58) |
8.飛行機の操縦席から下に潜るので何をするのかなと思っていたら先っちょから顔出してガソリン?まいたシーンは爆笑した。映画館で意図せず爆笑したのは結構自分としては珍しい。(笑) 【ちゃっぷまん】さん [映画館(字幕)] 7点(2010-12-13 11:59:33) |
7.《ネタバレ》 いや、楽しい映画でしたよ。感動したい人とかストーリー重視な人は見ちゃだめです。 【ほかろん】さん [映画館(字幕)] 7点(2010-11-23 18:59:16) |
6.《ネタバレ》 すごい昭和テイストな映画でした・・・(笑)銃乱射、爆発、男の友情、女への情け。もう、なんか最高☆劇場のオープニングクレジット見るまでは知らなかったんですが、まさか監督までスタローンだったなんて!!その時点でどのような映画か6割くらいの予想はつき、その予想は見事に裏切られることはありませんでした(笑)良い意味でね。 しかし消耗品軍団、消耗しねえなあ。人材も体力も無尽蔵じゃねえかよ。誰も死なないし。個人的に鑑賞前から注目していたのはジェット・リーさん。しかしチビチビ言われて昇給ねだるだけのチビ野郎で終わってしまいました(爆)数多の映画で体重差の壁をことごとく跳ね返してきた彼ですが、ついに本作でその伝説も打ち砕かれました。 そしてそして、かの隕石から地球を救うヒーローとカリフォルニア州知事は、、、、、えぇっ!?って感じでした。あまりにも豪華キャスト過ぎるし、まさかなと頭の片隅くらいでは覚悟してたんですが、そのまさかでした。 でも最後の「やつは大統領の座を狙ってる」という現実にリンクしまくりなセリフにはちょっとウケてしまった(笑) そしてアクションシーンで一番盛り上がったのはやはり、「死の飛行」!!機銃掃射くらいじゃパッとしねーなぁとか思ってたら、ガソリンぶちまけて火の海作戦とは!!!派手さにたまげました。てゆーかどこが偵察??ガッツリやりきってんじゃねーか。 監督が彼だとわかった時点で昭和のアクション映画だと思って鑑賞しましたので、細かいストーリー云々には一切クレームいたしません。筋肉男達の自己満足映画で良いと思います。だって観てるほうもなんだかんだ言っても楽しいんだから。 最近こういう男(スタローン?)臭い映画がめっきり減ったように思いますので、これを機にもっともっと消耗品映画が増えていくことを願います☆ 【TANTO】さん [映画館(字幕)] 7点(2010-11-09 00:08:15) (良:1票) |
5.《ネタバレ》 ビバ!80年代!なオールドスクールのアクション映画。スタローンの鶴の一声で集ったアクションスターの面々に熱くならない奴はいないだろう。ブルース兄とシュワちゃんは完全に友情出演、ミッキー・ロークも何しに出てきたんだかよく分からない(が、多分スライと個人的に仲良しなんだろうね)。現在のB級アクション界を邁進するジェイソン・ステイサム、世界最速のカンフーアクター、ジェット・リー、そして『ロッキー4』のドラゴことドルフ・ラングレン!わーお!それぞれにきちんと見せ場を用意しており、自虐ネタで笑いを取ったりと、意外と細かな気配りができるスタローン。銃のリロードも意外なほど速く、「頑張って練習しました!」感が何とも微笑ましい(マッチョな男が小さいハンドガンを撃つ様は何気に格好良い)。『ランボー/最後の戦場』から悲壮感をごっそり抜いて、バカ・アクションに徹した潔い作りに胸が熱くなる。続編にも期待! 【フライボーイ】さん [映画館(字幕)] 7点(2010-10-30 00:12:37) |
4.《ネタバレ》 これだけ主役を張れる面子を揃えたら割りを食う人もいそうだなと思ったんですが杞憂に終わりました。当たり前のように全員キャラが立っていて見せ場がしっかりとあって得意技を繰り出しまくり。カット割りと編集が速いのでよく見てないと見逃すかも知れませんが、それぞれのファンも納得できると思いますね。そんな中でもドルフ・ラングレンは相変わらず狂気を潜ませたキャラが似合いすぎだった。その濃い面子を仕切るスタローンは終盤でペイン(スティーブ・オースチン)に敗北し、「後でやり返すだろうな」と思わせるも、その役目は影が薄目だったトール(ランディ・クートゥアー)に任せるなど、映画の中でも一歩引いた面も見せていて晩年のジャイアント・馬場を見る思いでした。でも「俺にはこれしかない!」とでも言いたげにCG全盛の世に無骨なまでに己の身体を張る肉体アクションは観ていて気持ちが良かったな。後進に道を譲る時期が来た気もしますが、まだトップを張って貰いたいモンですけどね。ぜひ続編をお願いします。 【余談】スタッフ・ロールで日本版限定とし、長渕剛の曲が本来の曲を無くしてまで本編にねじ込まれてますが、歌い出しの「我慢がならねえ~!」ってトコで「お前の歌がかかるのが我慢ならねえよ!」と思った人も多いでしょうな。長渕はとんぼくらいまでは役者としても歌手としても好きだったし、この歌の曲調も思いっきりどこかで聞いた事があるようなアメリカンなロックンロールで悪くはない。だが、わざわざ入れるセンスが理解できない。一般層を引き込みたいのはわかるけど、ここ数年のこの手の手法は一番の理解者である映画ファンを蔑ろにしてると思います。まぁ版権の関係でDVDやBDには収録されないと思うけどね。やってしまったモンは仕方が無いので、DVD化する場合は吹替えにスタローン=佐々木功、ジェイソン=山路和弘、ジェット=池田秀一、ウィリス=野沢那智、シュワ=玄田哲章くらいは見返りとしてキッチリやって下さい。 【ロカホリ】さん [映画館(字幕)] 7点(2010-10-18 21:51:51) |
3.《ネタバレ》 海外の映画館で鑑賞したのですが、英語が分からなくても内容を100パーセント理解出来るくらい優しい映画でした。スタローンからのメッセージ、「全て筋肉で感じろ」という言葉がダイレクトに伝わってくる傑作です。 スタ、シュワ、ウィリスの3人が揃い踏みのシーンは身震いモノで、シュワの去り際にスタがかける「アイツは○○○にでもなろうとしてるんじゃないか」というセリフで会場大爆笑。このシーンだけでも500円分くらいの価値は有ります。 とにかく80年~90年代の筋肉アクション映画にハマった人には絶対見て欲しい映画です。 出演を渋ったヴァンダム、セガールが後悔している事間違いナシの今作、 今年度ラジー賞最有力候補です(真剣に褒め言葉)。 【カイル・枕クラン】さん [映画館(字幕なし「原語」)] 7点(2010-10-18 11:18:01) (良:1票)(笑:2票) |
2.《ネタバレ》 まさにスタローン流男塾。『男は女を守らなければいけない』『女を殴るような奴は死ぬほど痛い目にあってもヨシ!』『男は仲間の為に命を投げ出す覚悟も必要だ』特に女性に関しては紳士といっていいようなスタイル!それを体現する役者陣がスタローンやバリバリの肉体派アクションスターが揃ってるから、存在だけで何か説得されてしまいそう・・はい、基本はとても楽しかったです。アクションの見せ方は往年の80年代で見られた肉体アクションを誇張した感じで、最近のCGを駆使したアクションと比べるとシンプルに見えますが役者の力で重量感ある生身のアクションが堪能出来ました。ストーリーも至ってシンプルでランボー的。間に部隊の仲間達の私生活や人間性の脆さも見えて魅力的に描かれているとは思いますが・・・何だろうなあ、過大に期待してたせいなのかトータルで見ると散漫な印象が拭えなかったです。まず前半でスタローンとステイサム二人が島の偵察の為に保護団体のメンバーとして潜入(それ以前に明らかに異常な雰囲気の二人が自然保護団体に見えないだろ・・ギャグか?)して、現地の案内人の女と合流しますが、ここはただ行って軍隊に見付かって逃げるだけで偵察にもなっておらず何がしたかったんだ?と感じになります。そこでアメリカに戻った後の展開は緊張感も展開も途切れてしまいテンションがグッと下がった印象で迫力のアクションがありながら冗長な感じがしてクライマックスにまで足を引っ張ってると感じました。再潜入からの終盤のアクションも何か単調でしたし・・うーん個人的には島に行ったら、島の中で最後まで展開させるか案内人の女とは別に仲間が捕らえられたかと緊張感が途切れず地続きに見せられたのでは?と思いました。物語の重要な要な筈の敵であった将軍と案内人の娘との間の葛藤も弱く感じて、取って付けたような印象でした。ドルフ・ラングレンのキャラの扱いもドルフ・ラングレン用の見せ場だけ用意されたような感じで取って付け感が・・色々惜しいです。でも前半のステイサムが飛行艇の先頭で決死のアクションをするシーンは文字通り燃えましたし、女を酷い目に合わす奴は徹底的に痛めつけられる所は痛快、男どものボンクラ仲間感はニヤニヤしますし、何と言っても名を馳せたアクション・スターがザッと集まっただけでテンションが上がるのは確かですので、やっぱり楽しくなるのが悔しいところ・・・。 【まりん】さん [映画館(字幕)] 7点(2010-10-17 14:14:49) (良:2票) |