1.《ネタバレ》 全く期待していなかった分、かなり棚ボタ的な感じでした。主要な登場人物は4人だけ、舞台も殆どは寂れたガソリンスタンドだけという限定された設定でベストを尽くしていたと思います。要所要所でホラーとサスペンスの見せ場を用意し、「ガソリンスタンドに辿り着くまで」、「ガソリンスタンドの店の中」、「冷蔵室」と場面が変わるごとに人間的な掘り下げもしっかり行っている。特に中盤の腕切断シーンと終盤の低体温症で車までたどり着くシーンは時間制限があるだけに実にスリリングでした。メイキングを見る限り少ない製作費の中で頑張っているのもいい感じ。最近はゾンビものもCGに頼ることが多くなっていますので殆ど特殊メイクだけというのには驚きます。