1.《ネタバレ》 オリジナルを見たのが随分まえなので、細部は覚えていないのですが、こっちのほうが面白い。
まず映像技術の進歩によって、オリジナルよりエキサイティングなホラーアクションとなっています。
もっとおふざけでユルい感じのイメージだったのですが、意外と真面目な作りこみが私好み。
隣人の怪しい奴が、まんまヴァンパイアっていうのは今どきめずらしい。これがリメイクものの良さですね。古き良きものを最新技術で仕上げてくれる。嬉しいじゃないですか。まあ、もう少しだけ『人間?ヴァンパイア?どっち?』っていう疑心暗鬼な楽しみがあっても良かった気はしますけど。
そしてヒロインがかわいい。これはポイントが高い。しかもいい娘。この娘と主人公の青春ものとしても面白い。
早いタイミングでヴァンパイアの正体を明かし、映画の大半をヴァンパイアとの攻防に費やす。この潔さが好き。
ものすごくシンプルで驚くほどヒネリのないストーリー。
十字架も聖水も杭も太陽の光も全部効く。だから戦える。
ヴァンパイアの家から脱出するときのシーンはすごくハラハラできて、ホラー映画としてもちゃんと楽しめます。
気になったのは、主人公がエドの話を信じるきっかけになった動画。ヴァンパイアの姿が映っていないのに、車が停まってドアが開く動画。これを他の人に見せればすぐに信じてもらえるのにそーしない。
で、写真、ムービーには姿が映らないのに、防犯カメラにはしっかり映るヴァンパイア。
まあ、そんな細かいところはどーでもいいか。
それにしても親友二人は復活せず。かわいそうに…