ラスト・エクソシズムのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ラスト・エクソシズム

[ラストエクソシズム]
THE LAST EXORCISM
2010年上映時間:87分
平均点:5.25 / 10(Review 8人) (点数分布表示)
公開開始日(2011-10-08)
ホラーサスペンスオカルト映画
新規登録(2011-09-14)【8bit】さん
タイトル情報更新(2017-09-17)【3737】さん
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キャストアシュリー・ベル(女優)
ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ(男優)ケイレブ
音楽ネイサン・バー
製作エリック・ニューマン〔製作〕
イーライ・ロス
マーク・エイブラハム
トーマス・A・ブリス
配給クロックワークス
コムストック・グループ
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2.《ネタバレ》 少女が産んだ赤子は本物でしょうか。また天を焦がす火柱は悪魔が存在した証?勿論そんなワケはありません。赤子はツクリモノ。薬品か何かを使って火力を高めたのでしょう。地元の牧師を中心とする狂信者による自作自演。主人公が行ったエクソシズムの“演出”と同じです。ところがコットン牧師はその事に気づいていません。目の前の事象をありのままに受け止め、悪魔の存在を感じ取っています。悪魔憑きを否定していたはずの彼が、いとも簡単に騙される不思議。そこに人間心理の妙があります。騙す側ほど自らが騙されるとは思っていない。否定が肯定に転じる時の反動は大きい。様々な要因が想定されますが、一番大きな理由は“牧師自身が悪魔の存在を望んでいたから”ではないかと。彼はニセのエクソシシト。どんなにその行為の正当性を主張したところで、後ろめたい気持ちは消せません(だから今回の撮影も了承した)。そんなニセモノが、“本物”に変わる千載一遇のチャンスが巡って来たのです。自己承認欲求の前には、常識も、理性も太刀打ちできなかった。小道具の十字架を握り締め狂集団に挑むコットン牧師は、まるでドン・キホーテでした。モキュメンタリーは記録媒体としてのカメラが意識される手法。客観性が担保されることで、如何に主人公が正気を失っていたかが強調されます。これは上手い。ちなみに、ジャンルは全く異なりますが、類似構造の『サボテンブラザーズ』と見比べてみるのも面白いかも知れません。
目隠シストさん [DVD(字幕)] 7点(2012-10-09 17:44:57)
1.《ネタバレ》 なかなか面白かったと思いますよ。確かに、人によっては物足りなさを感じる面もあるかもしれません。というのも、悪魔に取り憑かれた少女が、それほど変化せずアクロバティックなことをやりまくったりするわけでもないので、ヴィジュアル的なショックさは他のエクソシスト映画のほうが上でしょう。でもそれは、本作においてはその変わらなさが重要なのであって、それというのもストーリーが「実は悪魔の仕業じゃなく、父親のせいなんじゃないか?」「少年レーガンのせいなんじゃないか?」というニュアンスで進んでいくので、この作品はホラーというよりサスペンスに近いといったほうがいいかもしれません。個人的にはそれ故にストーリーを楽しめたし、派手さはなくても物足りないと感じることはなかったです。ラストには悪魔の仕業であることがわかるんだろうな~なんて月並みに思っていたので、実はあの親切そうな神父が黒幕であるというまさにサスペンスフルな展開は予想出来ず、そのオチもなかなかだと思いました。ただ、フェイクドキュメンタリーの手法を用いている割には音楽や効果音が付随されていたり、ラストの燃え上がるCGの炎など「リアリティ」と「フェイク」の混合それ自体に違和感や中途半端さを感じる人は多いかもしれませんね。
あろえりーなさん [DVD(字幕)] 7点(2012-04-21 16:29:23)
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【点数情報】

Review人数 8人
平均点数 5.25点
0112.50%
100.00%
200.00%
300.00%
4112.50%
5225.00%
6112.50%
7225.00%
8112.50%
900.00%
1000.00%

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