6.《ネタバレ》 全編うら寂しい感じですが、つげ義春原作をよく生かしつつも、
ユーモアとゴンチチの楽曲でバランスをとり、ラストは家族愛を感じさせる暖かい感じで終わります。
友情出演みたいな感じで結構いろんな人がチョコチョコ顔出してますね。
冬の日差しの感じとか、多摩川の荒涼とした雰囲気など哀愁ただよう映像が心地よく、
世間はまだバブルの薫りの残っていた製作時はなかなか評判になったと記憶しています。
この後も何本も映画をとってますし、やはり映画マニアを自認するだけあってセンスのある監督なんだなと思います。