赤い陣羽織のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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赤い陣羽織

[アカイジンバオリ]
1958年上映時間:95分
平均点:7.00 / 10(Review 1人) (点数分布表示)
公開開始日(1958-09-23)
ドラマコメディ時代劇戯曲(舞台劇)の映画化
新規登録(2012-08-12)【アングロファイル】さん
タイトル情報更新(2018-04-12)【イニシャルK】さん
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監督山本薩夫
キャスト中村勘三郎(十七代目)(男優)荒木源太左衛門(代官)
香川京子(女優)荒木信乃(源太左衛門の妻)
伊藤雄之助(男優)甚兵衛(水車の番人)
有馬稲子(女優)せん(甚兵衛の女房)
三島雅夫(男優)宇右衛門(庄屋)
井上昭文(男優)藤太(代官の用人)
花澤徳衛(男優)勘六(庄屋の下男)
多々良純(男優)胤臣(神官)
柳川慶子(女優)ふみ(鍛冶屋黒助の娘)
矢野宣(男優)助作(百姓)
岩崎加根子(女優)(特別出演)
市原悦子(女優)(特別出演)
武智豊子(女優)(特別出演)
脚本高岩肇
音楽大木正夫
製作伊藤武郎
配給松竹
美術久保一雄
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1.《ネタバレ》 製作はなんと歌舞伎座。原作はもちろん木下順二の戯曲ですが、歌舞伎座でもよく上演されるようで、十七代目勘三郎は歌舞伎座での初演者らしい。映画化されたいきさつはよくわかりませんが、好評だったのでしょう。
コメディというか「滑稽劇」ですが、今見ると苦しいところもあります。とはいえ、一応楽しく見られました。権力者への風刺劇として、山本薩夫の監督起用は適任でしょう。ドラマの盛り上げ方もうまい。
しかし本作の見どころは、なんといっても香川京子と有馬稲子の両女優。香川京子は「できる奥方」を凛とした美しさで演じています。それに対して有馬稲子の方は、誰からも言い寄られるあだっぽい女房役で、これまた美しい。この2人の亭主が、そろって気が弱くあたふたしてばかりなのも、おかしいところ。戦後「女と靴下は強くなった」と言われたそうですが、この作品などそれを象徴しているのかもしれません。出演者はみな楽しそうで、特に多々良純あたりはかなり乗ってました。見ている方も楽しくなります。
アングロファイルさん [地上波(邦画)] 7点(2012-10-21 11:25:17)
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【点数情報】

Review人数 1人
平均点数 7.00点
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100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
600.00%
71100.00%
800.00%
900.00%
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