4.《ネタバレ》 ミシェル・ファイファーがきれい!
最初誰かわからず、ラックスのおねえさん(シャーリーズ・セロン)かと・・
髪の長いイメージがあったのでこんなキュートだったなんて。
彼女は呪いをかけられた鷹です。
ルトガー・ハウアーがSFちっくでかっこいい!
時折違和感(あまりにSFちっくで)もありましたが、
宇宙戦艦ヤマトのデスラー総統(ふるっ!)のようなかっこよさ、
ある意味怖いまじめな演技にほれます。
彼も呪いをかけられて狼になりました。
この愛し合うふたりはお互いの時間を人間の姿で共存できないのです。
その切なさはプラトニックでありながらよくあらわせてる。
で、このふたりに仕方なく協力することとなったのが、
脱走した少年役のマシュー・ブロデリックです。
彼の初期の作品はよく見ていて写真集も持っています。
どうも私はタレ目の人が好きなようだ・・
どこにいったんでしょうか??
最初はわけがわからないのですがよく見てみると紙芝居のように、
童話の世界に連れて行ってくれます。
大人の童話とでも言うのでしょうか・・
鶴の恩返しみたいなところもあり面白い脚本です。
映像がファンタジーですが妙にホラーっぽい色を使っています。
音楽が教会のシーンとかになると、グレゴリーチャット(というのかな?)
が流れ、より不思議なホラー感でちょっとおかしい。
以前この教会音楽に興味を持ち寝るときに聞こうと思っていましたが、
落ち着くどころか声の抑揚が怖くて催眠音楽にはなりませんでした。