6.《ネタバレ》 パブリックスクールの青春。ブラナーやデイ=ルイスも出演した舞台劇の映画化。 モデルであるイートン校での撮影がかなわずオックスフォードでロケされたのは、名門にマイナスイメージは不要というところか。 派閥に分かれるスクールの生活は英国上層社会の縮図のようだが、自由気儘な策士ガイ(ルパート・エヴェレット)は学内の権力闘争の中で危険分子と見なされるも行動を改めようとはしない豪胆さ、同室のガイに言い寄られてもなびかないクールな共産主義者ジャド(コリン・ファース)の思想は違っても友人として彼を見守る立ち位置が好ましい。 ハーコート(ケイリー・エルウィズ)への思慕を隠そうともしない無防備さゆえに、自身のものと疑わなかったエリートコースから永久に外れたガイが選んだ道は。 老ガイ(メイクアップの出来がよくない)の回想として語られる日々、モデルがある2人を結んで織った物語は英国の裏の歴史でもある。 デカダンなエヴェレットはブルジョワ学生に嵌り、早い時期から老成していたファースは今と変わらぬ声を聞かせる。 【レイン】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-05-18 07:00:01) |
5.《ネタバレ》 聖書から「アナザーカントリー」がつけられているようですが、主人公ガイは敵国のロシアにアナザーカントリーを求めてしまいました。クリケットが楽しすぎるとそれだけはやり残したことのように晩年振り返っている。実話に基づいた映画、パブリック・スクールの厳しいルールと美しい校舎、子供たちの澄んだ歌声が幻想的で美しかった。コリン・ファースは昔からあの渋い声だったんですね。 【HRM36】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-02-26 22:56:06) |
4.トラッドファッションがたまらない映画。エゲレスに憧れました。当時好きだったコリン・ファースを兄に見せたら「何?このオッサン」と言われた(笑)「アパートメントゼロ」の頃ならまだしも…。ついでに作中に流れる「木星」の曲がとても好きでした。すごく合っていた。(こういう名曲を、勝手に日本語の歌詞をつけて売ったらアカンと思うよ。) 【水玉】さん 7点(2004-02-01 19:41:43) (良:1票) |
3.個人的には、ルパートの恋人役?のケーリー・エルウイス?に目がいっていた・・。 【ポンポン】さん 7点(2003-02-26 23:10:04) |
2.学生の頃何度も見ました。(イギリスものに凝ってましたね)美しくていいじゃないですか。 【ビビンバ】さん 7点(2002-11-23 13:51:50) |
1.ガイの気持ちは良く分かる。少し人と違うとはじき出されてしまう・・・世の中ってそんなもんなんだよね、つらいけど。 【まき】さん 7点(2001-05-29 00:04:59) |