4.《ネタバレ》 それぞれみんな色んな事情があって、色んな価値観や好みがあって、時代もどんどん変わっていく。でも親子の愛は変わってはならないもの。そして価値観や好みの違いも一旦受け入れて、うん、何かいいかもってなったら、ちょっとハッピーじゃないですか。
登場人物は主に5人。母と息子と2人の女子とおっさん。男2人はまあ置いといて。メインは女たちです。原題は複数形なので。母は子離れできない重たい女でもあるけど、それを自分で分かってて、普遍的なものと変化していくものを自然に選別できる、知性と柔軟性のある女性。なかなか複雑で素敵な人物です。他2人の女性もそれぞれ自分を持った強い女性なんだけど、みんな互いに優しい。そこが良い。息子は幸せもんだ。