犬猿のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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犬猿

[ケンエン]
2018年上映時間:103分
平均点:7.17 / 10(Review 6人) (点数分布表示)
公開開始日(2018-02-10)
ドラマコメディ
新規登録(2018-03-14)【Q兵衛】さん
タイトル情報更新(2018-10-05)【3737】さん
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監督吉田恵輔
キャスト窪田正孝(男優)金山和成
新井浩文(男優)金山卓司
江上敬子(女優)幾野由利亜
筧美和子(女優)幾野真子
阿部亮平[1980年生](男優)
健太郎(男優)
角替和枝(女優)
三島ゆたか(男優)
脚本吉田恵輔
撮影志田貴之
製作東京テアトル
配給東京テアトル
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1.《ネタバレ》 まず、四人の兄弟姉妹に対して、四人の役者たちが全く違和感なくハマっていて、とてもよいキャスティングだったと思えます。(これ重要) ちなみに私は兄と弟がいるけど、私の経験からして、ハッキリと言いたいことを言い合える、ってのは仲の良さの裏返しみたいなもんだ。本当に犬猿の仲なら、ほとんど口を聞かず目も合わせずお互いに干渉することすらないし。でも、こんなふうに吠え合って引っ搔き合うような関係、だからこそ「犬猿」なんでしょうけど。 問題児ばかりの本作ですが、登場人物たちの素行や性格については、割と温情的な描き方をしています。しかし、夢や希望を持つことには徹底的に現実的。どう見たって、この兄では、起業や商売は無理だろうし、この妹では、女優は難しいでしょう。そしてこの姉さんでは、彼とは不釣り合いな気がします。つまり、「分相応に生きろ、そして人に迷惑をかけるな」という、根は実にシンプルなテーマのお話。だから、(自分に近い) 誰かに感情移入するのもアリですが、唯一ご自分をよくわかっている弟さん、彼の目線で客観的に人間観察をしても面白い映画かもしれません。 個人的には、吉田大八監督「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」を思い出す映画でしたが、ご自身のオリジナル脚本で良質な映画を撮り続ける吉田恵輔監督にこれからも注目したいと思います。
タケノコさん [インターネット(邦画)] 7点(2021-06-12 20:38:33)
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【点数情報】

Review人数 6人
平均点数 7.17点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
5116.67%
6116.67%
7116.67%
8233.33%
9116.67%
1000.00%

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