キスできる餃子のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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キスできる餃子

[キスデキルギョウザ]
2018年上映時間:100分
平均点:5.33 / 10(Review 3人) (点数分布表示)
公開開始日(2018-06-22)
ドラマコメディ
新規登録(2018-07-07)【にゃお♪】さん
タイトル情報更新(2019-02-11)【3737】さん
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監督秦建日子
キャスト足立梨花(女優)藤田陽子
佐野ひなこ(女優)倉橋麻里
大石吾朗(男優)鈴木
勇翔(男優)
浅野和之(男優)藤田信介
麻生祐未(女優)沖麗子
脚本秦建日子
プロデューサー泉英次(エグゼクティブプロデューサー)
配給ブロードメディア・スタジオ
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1.《ネタバレ》 餃子といえば常識的には宇都宮と浜松だろうが、これは宇都宮の方の映画である。個人的には別にどちらを応援する義理もないが、これを見ると地元でも相当PRに力を入れているらしいとは思う。ただネット上では「浜松餃子まつり2018」といったイベントの記事も見られたので、両者なお競り合っているということらしい。

映画としては同じ監督の「クハナ!」(2016)に続くご当地映画の第2作とのことで、前作のような爆笑続きでもないが、題名で端的に表現されたようなラブコメ調の人生ストーリーと餃子PRを兼ねたものになっている。
物語としては、要は人間の活力の源泉をどこに求めるかという話だったらしい。主人公の父親の、技術よりもっと深いところまで刺さる鋭い指摘には感銘を受けた。ラブストーリーとしての結末は不明瞭なようでもあるが、要は活力の源泉としてのイケメンを実生活から分離した点が今回の革新の中核だったと解される。ほか餃子に関しては、まずは積年の課題だった「デートできる餃子」を達成した後に、主人公の本質をより強力に表現した「攻めの餃子」が登場し、さらにその先に題名の餃子があったと思えばいいのかも知れない(少し整理が難しい)。
また一方では、製作上の都合によるのだろうから絶対悪いとも言わないが、宣伝臭がかなり強い映画である。「特別協賛」の会社が前面に出て来て代表取締役社長も顔を出すほか(政治家よりマシだが)、餃子に限らず各種事物のPRをやたらに詰め込んだ印象があり、「ルルルンのとちおとめ」とは一体何だという感じだった(フェイスパックの商品名らしい)。映像上のPR以外にも協賛企業がタイアップ商品を出すとか、JRの誘客事業である2018栃木DCにからめたイベント列車「キスできる餃子号」を走らせるなど各方面での動きがあったようである。ちなみにホリプロの宣伝も兼ねた形になっていたらしい(地元出身の佐藤美希という人が本人役で出ていた)。

最後に個人的見解として、この映画の最大の価値は何といっても足立梨花さんである。少し前は女子高生役だったが今回はいきなり男に懲りたシングルマザーで、男をぶん殴って蹴りも入れる硬派なところと、円満で優しい笑顔を両極にした女優の魅力が全開状態だった。これまで見た範囲では「傷だらけの悪魔」(2017)とこれがあだっちぃー映画の双璧である(両方とも主演だから当然だが)。そのほか子役も笑顔に愛嬌があって和んだ。
かっぱ堰さん [DVD(邦画)] 7点(2018-12-10 19:57:59)
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【点数情報】

Review人数 3人
平均点数 5.33点
000.00%
100.00%
200.00%
3133.33%
400.00%
500.00%
6133.33%
7133.33%
800.00%
900.00%
1000.00%

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