2.《ネタバレ》 ナチスが実は人体実験でゾンビを作っていた!という設定はB級ホラーの常套手段、これまでにもそういう設定の作品はありましたが、そんな中で一番真面目?に作られているのではないでしょうか?
冒頭の落下傘降下のシーンから、並の戦争映画でもなかなかここまでやらないよな、というようなシーンの連続、ちゅばんまでじっくりと進み、後半からようやくゾンビが登場。
正直、ゾンビの登場までなかなかの時間がかかるので、早くゾンビが見たい!という感覚で見ると全然なのですが、それまでの過程もしっかりと描かれていて退屈はしません。
そして、後半の地下実験施設の不気味な雰囲気、ハーバート・ウェストも真っ青な血清の効果と意外と高いゴア描写、そしてエンディングの雰囲気など、最後まで楽しめる作品でした。