3.《ネタバレ》 序盤から、これはBBCとかのネイチャー番組でも見てのかなと思うぐらいリアルな映像でただただ驚き。
ライオンたちをはじめとした彼らの繊細な毛質や動きも去ることながら、周囲の自然も全てCGだそうで、
もはや何でも出来ちゃうんだなぁと感心いたしました。
そのリアルすぎる動物たちが、普通にミュージカルをやり始めたにもまた驚きました(笑)。
彼らはリアルすぎるが故に、楽しそうに歌い上げる声と地味すぎる表情の動物たちのギャップには
少々違和感もありましたが、そういうのも込みで新感覚でした。
特典映像を見ると、VR装置を作って、そのVRの中で普通の映像のように構図とかを考えて撮影するという
驚異のスタイルが取られていて、今の映画製作は物凄いことになってるなと感心いたしました。
今までの作り方だと、全てがきっちりとしてしまってリアルさが出ないけど、
このやり方なら「偶然性」も取り込めるのでよりリアルな映像になるのだと語ってました。
ストーリー自体はまさにライオンキングそのもの。最近のディズニーですから妙に改変でも
してるのかと思いましたが、王道スタイルを踏襲したそのままのストーリーでした。