旅のおわり世界のはじまりのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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旅のおわり世界のはじまり

[タビノオワリセカイノハジマリ]
2019年ウズベキスタン上映時間:120分
平均点:5.29 / 10(Review 7人) (点数分布表示)
公開開始日(2019-06-14)
ドラマロードムービー
新規登録(2019-07-20)【ヴレア】さん
タイトル情報更新(2020-08-15)【イニシャルK】さん
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監督黒沢清
キャスト前田敦子(女優)葉子
染谷将太(男優)吉岡
柄本時生(男優)佐々木
加瀬亮(男優)岩尾
脚本黒沢清
音楽林祐介
和田亨(音楽プロデューサー)
撮影芦澤明子
製作キングレコード(「旅の終わり世界のはじまり」製作委員会)
東京テアトル(「旅の終わり世界のはじまり」製作委員会)
朝日新聞社(「旅の終わり世界のはじまり」製作委員会)
博報堂(「旅の終わり世界のはじまり」製作委員会)
制作東京テアトル
配給東京テアトル
美術安宅紀史
編集高橋幸一
録音柴崎憲治(音響効果)
その他東京テアトル(宣伝)
あらすじ
巨大な湖に生息するという怪魚を求めて、葉子(前田敦子)リポーター他バラエティ番組の撮影隊は、遥かウズベキスタンの地を訪れていた。しかし、怪魚は一向に姿を見せず、番組制作は行き詰まる。突貫で様々なネタを取材し、尺稼ぎを図る撮影隊であったが・・・。前田敦子主演で贈るロードムービー。
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2.《ネタバレ》 いいねー海外!安直なようだけど、自分の「値踏み」をするのに海外行くってのは、確かに思ったよりも効果的なのですよね(自分がいつも頼ってるものに頼れない、という意味で)。そこも含めて、若い時分のこういうちょっと面倒な経験・仕事てのは、振り返ってみると自分の貴重な財産になっている、と私自身も実感しています。今作のそのメンドくさい感じの絶妙なコト!ちょっと色々あって自分も気分が乗らない、集中できない、チームの質も低くてその意味でも自分の力を出し切れない、中々に歯痒い状況です。

こういうトコロであくまで他人の所為にせず、自分が出来ることをしっかりやって、次に繋げられるか。その「一皮剥ける」様子を、あっちゃんはどのくらい魅せつけられてましたかね?個人的にはちょっと終盤の展開がご都合主義、かつ大仰なよーにも思いますが、序盤からの気分が乗らない(乗らないけどビジネスに明るく振る舞ってる)様子、終盤に炸裂する残念人間ぶり、からの「逆」落差のある爽やかなラスト、には一応の合格点をあげられる様に感じています。『愛の賛歌』も好かったかと。ナニはともあれ、人間まずは「感謝」。そのポジティブな気持ちを持って、日々を一歩一歩前に前に進んでいくに越したコトは無いよーにも思います。

全編ウズベキスタンロケで現地の人もしこたま出てくるのも物珍しいし興味深いしで、その意味でも観る価値のある映画です。日本人が率直にかなり「雑」な人間造形だったのに対し、ウズベクの人たちは割と結構イイ人たちのように描かれてますね(騙されたと思ってちょっとウズベク行ってみたくなっちゃう、とでもいうよーな)。
Yuki2Invyさん [インターネット(邦画)] 7点(2020-11-12 23:34:22)(良:1票)
1.《ネタバレ》 序盤の撮影中、前田敦子演じる葉子はいつも蛍光色のカラフルな服を着ています。世界の最果てのようなウズベキスタンの荒涼とした湖の風景に、その色がやたらと映えます。もちろん番組の衣装ですが、映画の意図としては、大人が子供に目立つ洋服を着せる感覚じゃないかな。迷い子にならないように。 湖面に浮かぶ舟や遊園地のアトラクションは、地に足がついていない少女心理の象徴。バザールを一人彷徨う危うさなんか、彼女が人生の路頭に迷う姿そのものでしょう。彼女は「少女」でした。 そんな彼女を高み (大人) へと導いた男たち。日本に待つ彼はもちろん、加瀬亮の上司もしかり。山羊 (オス) は、自由と厳しさが待つ "現実" の象徴でしょうか。面白いのは「愛の讃歌」の使い方で、それが誰のためになのか、本命の彼が確信犯的に登場しないあたり、あえて視聴者それぞれの心にある「顔」を大切にしたように思えます。 それにしても、この映画のなんという音楽の違和感だ。懐かしくてレトロな響きであり、どこか不安な旋律、、すごくいいんだけど、これがこのストーリーと全く合っていないんだ (笑) かつてホラー映画の名手であった黒沢清監督も近年は作風が変わりましたが、どうやらこの音楽 (BGM) だけは主義を貫きたいようだ。実はジャンルではなくて、この揺るぎない「音楽」こそが、黒沢清たる本当の個性かもしれない、、最近はそう思えてきた。
タケノコさん [DVD(邦画)] 7点(2020-09-25 14:03:42)
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【点数情報】

Review人数 7人
平均点数 5.29点
000.00%
1114.29%
2114.29%
3114.29%
400.00%
500.00%
600.00%
7228.57%
8114.29%
9114.29%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 2.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 Review0人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人
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