1.《ネタバレ》 力いっぱいの青春が感じられる良作。タレント声優であることは、それほど気にならなかった。
【ネタバレ注意】1988年の実写版は未見だったが、序盤からスマホを活用するなど、過去策をなぞったストーリーでないことは容易に推察された。(※後で視聴したが、ほぼ別物) 中学生とはいえ男女混在で家出とか、不法行為があまり問題視されないまま進んでしまうとか、やや現代モノとしてはどうかと思われる点はあるが、さまざまな“今どきのありがちなテーマ”をうまく盛り込んでストーリーが作られており、多少のツッコミどころも気にならないくらいには引き込まれた。DAY1のあと、どうつなぐんだろうと思ったら、あっさりDAY5まで過ぎていたのはもう少し何とかしてほしかった気もするが。あと、演出とはいえ、最後に熱気球をとばすついでの灯篭を飛ばし過ぎ。
【オマケのネタバレ】最後に実写版のヒロイン(CV:宮沢りえ)が、その役として登場するのは粋な計らいでよい。ただ、スマホのカバー写真は「映画のキービジュアル」であって、過去のその場面で記念写真なんか撮ってなかったよね、と突っ込んでおく。